天王寺七坂スタンプラリー

2012年6月10日(日)



野球の大一番に負けてしまい、昼過ぎに傷心の帰宅。
気を取り直して、先日の新聞で紹介されたばかりの、夕陽丘の七坂を巡るスタンプラリーに出掛けた。正式には、「天王寺七坂ご利益いっぱい歴史も満載スタンプラリー」と呼ぶようだ。





七坂巡りの手始めとして、下寺町交差点から、生国魂神社に向かう真言坂を上る。




生国魂神社の境内では、紫陽花が綺麗に咲いていた。お参りもそこそこに、ここでスタンプラリーの台紙(100円)を購入。上って来たばかりの真言坂のスタンプを押す。




生国魂神社から、南に進み、源聖寺坂を下って、再び松屋町筋に戻る。坂の下の源聖寺で二番目のスタンプを押印。



七坂には含まれていないが、源聖寺坂と口縄坂の間にある学園坂も、気持ちのいい坂道だ。





口縄坂を上って、さんご寺でスタンプゲット。どういう訳か、口縄坂の写真が残っていない。確かにシャッターは押したはずなんだけど・・・。最近たまにこんなことがある。

続いての愛染坂のスタンプは、四天王寺の施薬院として聖徳太子が開いた愛染堂。




愛染堂を出て、愛染坂を下る。



今度は清水坂を通って、再び上町台地を上る。





京都の清水寺を模して作られたと聞いたことがあるが、大阪の清水寺にも「舞台」がある。
今はマンションが林立しているが、以前はこのあたりから、大阪湾に沈む美しい夕陽を眺めることができたという。

帰宅後に知ったのだけど、心斎橋で起こった通り魔殺人事件のため、上空を多くのヘリコプターが空を飛んでいた。




大阪市内唯一の滝と言われる「玉出の滝」。四天王寺の池からの水が流れ出ていると聞く。
滝の下の石窟には、不動明王が祀られている。



先日訪れた、真田幸村戦死の地と伝わる安居神社の北側にある天神坂。




国道25号線になっている逢坂。この道ばかりは情緒も何も無い・・・。
右奥が最後のスタンプポイントになっている一心寺。



約1時間で、全7つのスタンプをクリア。

有料のスタンプ台紙だけに、かなりお洒落なものになっている。ただ、台紙の文字とスタンプの色が同じなので、せっかく凝った図案になっているスタンプが映えないところが残念。






大判のスタンプなので、狙いを外さないよう、スタンプ押印用のプラスチックの型枠が各寺に設置されていた。

まだ始まって間もないはずだが、既にスタンプのキャップが外れていたりして、中にはスタンプ内のインクが少し水っぽくなっているものもあった。それにスタンプ台紙に吸水性があまり無いので、余分なインクを吸い取るティッシュの類は必携だ。




帰りに新世界に立ち寄った。観光客が多く、串カツ屋は相変わらず大行列。結局、中華の有名チェーン店に入って海老チリと餃子を食べて帰った。