クイズde梅ウォーク (神戸岡本)

2013年2月23日(土)



午前中の用事を済ませた後、神戸市の岡本商店街と阪急電鉄が共催する「クイズde梅ウォーク&梅の味覚フェア2013」に出掛けた。無論、目当ては梅ウォーク。所用時間は約1時間半とあるので、チョコっと片付けて、夕方には帰宅できそうだ。



阪急の特急停車駅の駅前にしては、さほど広くもない道に車が入ってくるのは少々鬱陶しいが、路面は石畳で覆われ、カフェやベーカリーが軒を連ねる洒落た街だ。



通常は市内共通の下水マンホールだが、景観づくりに力を入れている地域では、オリジナルのマンホールを採用しているところを、たまに見かける。岡本のものは、オリジナルにしては、凝った意匠ではないんだけれど、誰がコスト負担しているんだろうか。



岡本の梅林公園までは、ピンク色の幟が、案内してくれる。常設の道案内標識も充実している。きっと相当大規模な梅林なんだろう・・・。



と、期待していたが、予想に反して、住宅街に囲まれた小ぶりの梅林公園。「梅は岡本、桜は吉野、蜜柑紀ノ国、栗丹波」と歌われた名所で、かつて秀吉も訪れ、明治時代には、梅の開花期は臨時停車場までできたというのに、戦災と宅地開発で梅林の大半が失われたようだ。



しかも、未だ多くの梅は 蕾の状態。今年は例年より寒かったからなぁ・・・。明日は「梅まつり」だというが、ちょっと寂しいことになりそうだ。



第1クイズポイントの岡本梅林公園から、第2ポイントの保久良梅林に向けて、軽い山登りだ。それでも、舗装された道を、上っていくと、結構息がきれる。



途中からは、そこそこのハイキング道になるが、逆にこんな道の方が楽しくて、疲れない。



岡本梅林公園から20分足らずで、保久良梅林に到着。やはり梅の蕾はまだ固く、山の主役は山茶花だ。「鳥無き島の蝙蝠」ならぬ、「梅無き山の山茶花」といったところだ。



第3クイズポイントの保久良神社。このあたりで標高200mくらいのようだ。



保久良神社の大鳥居を通して、神戸東灘の街や海が見渡せる。残念ながら、この日は、小雨が時折ぱらつくような天気のため、見晴らしはさほど良くない。



 山中のアチコチに、イノシシ注意の貼り紙。このあたりでの飲食はご法度だそうだ。最近も弁当を食べていた子供がお尻を噛まれたらしい。



帰路は、阪急岡本駅を越えて、JR摂津本山駅に向かう。それほど古いとも見えない標識に、「国鉄本山」の文字が見える。JRになって四半世紀以上、「国鉄」の標記は逆に新鮮に映る。



「クイズde梅ウォーク」と同時開催していた、「石畳スタンプラリー」も達成。岡本駅周辺で買い物をすれば、スタンプを押して貰える。「梅の味覚フェア」とは凡そ関係のない、パンとタバコと文庫本を買った。


まとめ


歩行距離   4kmくらい??
所用時間   90分  (観梅、買い物を含む)
歩数      6700歩 (しっかり 3900歩)