すいたんスタンプラリー(吹田)

2013年10月20日(日)


登山やハイキングにも絶好の季節が到来し、各地でスタンプラリーも多数開催されていて、行きたいところが多すぎる。しかも、ほぼ週1回、ゴルフの約束が入っている。朝から雨振りで、ちょっとした所用もあるのだが、これまで行ったことのなかった、「すいたオータムフェスタ」に出掛けることにした。「すいたんスタンプラリー」なるものも併催されている。



オータムフェスタ会場に近いJR吹田駅に到着したのは午後3時。大阪万博のため、吹田は北摂地域で特別な市と感じているのは中高年以上の世代だけかもしれない。JR吹田駅も阪急吹田駅も各駅停車しか停まらず、高槻市や茨木市に比べて少々影が薄いのは否めない。




そんな吹田を盛り上げるべく、①アジアンフェア、②ジャズ・ゴスペルライブ、③神崎川クルーズ、④落語寄席、⑤手作り市、⑥コミセンまつり、という脈絡が感じられない6つのイベントが各会場で繰り広げられている。駅前では艶めかしいアジアンダンスの最中だった。雨も小止みになったせいか、観客も少なくない。



ダンス会場の脇では、アジア料理の屋台が軒を連ねていた。こちらもなかなかの人出だ。ここで、まずスタンプ台紙をゲットし、ひとつめのスタンプをゲット。6つの会場のうち、3つスタンプを押せばよいことになっているが、雨天のため、神崎川クルーズは中止になっていた。



屋台村のなかには、「タイ人によるマッサージ」なるテントもある。いわゆる、タイ式マッサージとは違うのだろうか・・・。テントの横には、タイ名物のトゥクトゥク(三輪タクシー)らしきものも駐められていた。



続いて、学生落語の会場を訪問したが、寄席の最中のためか、なぜか入り口付近に人気がなく、スタンプは諦める。そうこうしているうちに雨がまた降ってきたため、アーケードを行く。旭通商店街は、バリアフリーをウリにしているようで、確かに歩道や店先にも段差が無い。大型店舗と異なり、平面に広がる商店街の強みを活かした取り組みだと感心する。



「コミセンまつり」が開催されているコミュニティセンターにやってくる。子どもたち相手の昔遊びや、地域の同好会の作品展示など、手作り感溢れる、こじんまりしたイベントだった。



吹田歴史文化まちづくりセンターは、江戸末期の庄屋屋敷を再現した建物で、通称「浜屋敷」と呼ばれている。伝統工芸&手作り市が開催されているとのことだったが、チラシに記載の終了時刻まで30分もあるというのに、撤去作業が進められていた。幸いスタンプは貰うことができた。




浜屋敷の横にあるダンジリ小屋も公開されていた。だんじりって、泉州のものだと考えていたが、壁に貼ってあったポスターを見ると、吹田ばかりか、大和高田、和歌山、三田、宝塚などでも、だんじり祭が開催されているようだ。



浜屋敷の横の道には、旧吹田街道のプレートがはめ込まれている。西の能勢街道と、東の亀岡街道を結ぶ役割だったようで、そのせいか、この辺りには旧家も多い。



本眞寺というお寺の本堂では、ジャズのライブが開催されていた。この舞台って、本来仏様がおられる場所ではないのだろうか・・・。仏様はどこに行ったのか、気になる・・・。



3つのスタンプを集めて、スタンプラリーは終了。雨のせいで、台紙が濡れて、インクが滲んでしまった。「すいたん」というのは、吹田くわいをモチーフにしたマスコットキャラクターのようだ。台紙を回収するというので、記念品は遠慮して、台紙そのものを記念に持ち帰った。




JR吹田駅前のビルの壁面に設置されているゴリラ像。サッカーのガンバのユニフォームを着ているのだが、なんだか磔にされているみたいだ。何を基準に選んでいるのか、わからないが、これって、大阪ミュージアム登録物のひとつだそうだ。