【番外】なばなの里(長島温泉)

2014年2月2日(日)



新しい車の初ドライブとして、長島温泉の「なばなの里」のイルミネーションを見に行く。長島スパーランドへの来場者数が鈍る厳冬期対策としての苦し紛れのイベントと思っていたのだが、意外にも、相当な人気を博しているようで、会場に向かう道は、車やバスで大渋滞していた。



で、 なばなの里のイルミネーションの大目玉が、光のトンネル。長~い行列の最後尾に並ぶが、ほんの少しずつしか前進しない。長い時間をかけて、ようやく光のトンネルまでやってきって、渋滞の意味が判った。無数の電球が設置されたトンネルは、まさに夢のような世界だ。



さっさと通り過ぎるのは勿体ない。左右上下からの幾万の眩い光源に魅入り、何度も後ろも振り返り、写真も撮りまくってしまう。



トンネルを抜けると、さらなる大仕掛けが待ち受けていた。世界遺産登録を記念した、今年の特別イルミネーション「富士山」だ。



光のトンネルをさらに上回る大渋滞。明かりの色や強さを変えながら、春夏秋冬、朝昼夜の富士山が次々と現れるものだから、前に進む歩みは当然のことながら遅々としたものになる。



凄い人混みのなか、我慢強く前進し、ついに最前列に出ることができた。



駿河湾に浮かぶ春の富士山をイメージしたものだろうか。満開の桜が鮮やかだ。



こちらは、三保の松原から見た富士山というところだろうか。



他にも、赤い明かりが満ち溢れた「紅葉のトンネル」があったり、



明かりに照らし出された木々が、水面に幻想的に映った「鏡池」があったり、



湖面を彩る水上イルミネーションなど、まさに光の国のようだ。



会場内のベゴニアガーデンも、なかなかのもの。温室内には、色とりどりのベゴニアの大輪が所狭しと咲き誇っている。



会場内には、使い捨てカメラの自販機。随分久しぶりに見たような気がする。デジカメやスマホが当然のようになって、使い捨てカメラの時代は終わったと思っていたのだが・・・。



なばなの里を訪問するついでに、付近の名所旧跡も訪問する。

以前から興味があった、長島願証寺。織田信長と敵対した一向一揆の門徒が、急流に囲まれた要害に籠り、壮絶な戦いの末、2万人もの門徒が焼き殺されたことで有名なところだ。もっとも、再建された現在の願証寺は、当時とは異なり、小規模なものだ。



境内には「長島一向一揆殉教之碑」があるのだが、詳しい説明板も見られない。歴史の大舞台になった場所にしては少し寂しい気がする。なばなの里には、1日に何千人(休日には1万人以上?)が訪れると聞くが、そのなかで願証寺を訪れるのは、ごく一握りと思われる。



 長島輪中の郷。輪中をテーマに長島町の歴史・文化・産業を紹介する複合施設だ。



輪中の郷の前には、この地の水位や伊勢湾台風時の水位が判るようになっている。度重なる治水工事で、堤防は強固なものになったとはいえ、長島町では、排水はポンプに頼り、町内全戸に防災用の通信機が備えられれているなど、常に水と対峙している。



 現在は、木曽川、長良川、揖斐川が、整然と伊勢湾に流れ込んでいるが、かつては、この3つの河川が河口付近で入り乱れていたらしい。増水時には、川底が高い木曽川の水が、他の水系に流れ込んで、大氾濫を起こしていたそうだ。



木曽三川公園。マスコットキャラクターのナマズを象ったタテ型花壇が出迎えてくれる。



木曽三川公園の傍にある治水神社。江戸宝暦年間に、この地の治水工事を命じられた薩摩藩が膨大な資金を費やして、何十人もの犠牲者を出したという。犠牲者を弔うこの神社には、島津家の家紋とともに、工事責任者であり、多くの犠牲を出したことの責任をとって工事後自害した薩摩藩家老、平田靱負の家紋が掲げられている。



治水工事のために薩摩から徴集された人夫たちの艱難辛苦の姿が、銅像になっている。鹿児島のライオンズクラブが、この地に寄贈したものだそうだ。



お伊勢参りに併せて多くの人が詣でた多度神社。



ウォーキングも疲れるが、長距離ドライブはもっと疲れる・・・。