阪神x近鉄つながって5周年スタンプラリー(三宮~魚崎)

2014年4月19日(土)


先週、近鉄奈良駅から生駒駅まで歩いた「阪神×近鉄つながって5周年」のスタンプラリーの続きとして、阪神神戸三宮駅にやってきた。阪神三宮駅にもデカデカと5周年を祝うポスターが掲示されている。



天気は悪くないが、時間がない。三宮駅に到着したのは、午後2時40分。三宮でスタンプをゲットし、次のスタンプポイントとなる魚崎駅に向かう。その先の尼崎駅まで行くとなると20km超のウォーキングになってしまう。この時間からでは到底無理だ・・・。



三宮から旧西国街道を行く。旧街道らしい雰囲気は全く感じられない雑然とした道がしばらく続く。4年ほど前、ここをスタートして、4日かけて京都の東寺までの街道歩きをしたことを思い出す。



「ロダンの狸」の銅像がある。葺合地区の商店街では、それぞれ地域の民話に因んだキャラクターをマスコットにしているらしい。大安亭市場のマスコットになっている淡路島出身のこの狸は、芝居の修行を重ねて、生田川の傍の芝居小屋で活躍したそうだ。ロダンとは彫刻家とは関係なく、「魯之男子」という中国の故事熟語が由来らしい。



生田川を渡る。新神戸の向こうに摩耶山がよく見える。



三宮、春日野道と地下を走る阪神電車だが、岩屋駅からは地上に現れる。



線路のすぐ脇で、猫が日向ぼっこしている。すぐ傍を電車が通過するのだが、全く動じる気配もなく寝そべっている。



西灘駅を過ぎ、大石駅に向かう。細い路地のコーナーに追突防止のコンクリートブロックが置かれている。ドラえもんのペイントが施されている。なんと逆サイドはキティちゃん。どちらもネコとはいえ、大胆な合体だ。



大石駅の横を流れる川。今までずっと「大石川」だと信じて疑わなかったのだが、「都賀川」というらしい。



酒蔵巡りでよく来るところだが、今日は酒蔵は無視して、大石駅から新在家駅へ阪神の線路沿いの道を進む。このあたりは、比較的新しい高架が続いている。



新在家駅に近づくに従い、高架下のスペースが店舗や事務所に利用されている。



新在家は、工業・住宅・商業が混在するエリア。しかも、大規模工場、大規模マンション、大型店舗が建ち並んでいる。駅前にあるカレーショップの案内に付けられたルーの入れ物は、灰皿になっていた。あまりに灰皿にうってつけの場所・高さ・形だ。



石屋川駅。阪神に多数ある橋上駅のひとつだ。


御影は花崗岩の産地として有名だが、その名もズバリ、御影石町というのがあるとは知らなかった。



桜の季節が終わったのも束の間、鯉のぼりの季節がやってきた。端午の節句までは未だ半月あるが、何本もの鯉のぼりが見られた。



御影駅に近づくにつれて、高架のレトロ感が増してくる。



御影駅の高架下にある「沢の井」。美しい湧き水だ。神功皇后がここで化粧された際に、そのお姿が水面に鮮やかに映し出されたそうで、それが「御影」の地名の由来になっているらしい。



御影駅。神戸は日本のバレンタインデーの発祥の地だそうで、駅前にはお洒落なバレンタイン広場がある。駅舎の正面は黒光りする石造り。きっと御影石なんだろう。



次の住吉駅は、丸みのある昭和レトロ風の駅舎。



三宮駅から8駅目。本日の目的地、魚崎駅に到着。住吉川沿いにポートライナーが走っている。中途半端なウォーキングになったが、今日はこれまで。



本日の獲物は、三宮と魚崎の2駅分のスタンプ。魚崎駅のインクが掠れていたのが、ちょっと残念だ。



まとめ


歩行距離    7.8km
所要時間    113分 (1時間53分)
歩数       12300歩