東本願寺スタンプラリー

2014年7月27日(日)


京都に出掛けたついでに、スタンプラリーを1~2やっつけるつもりだったのだが、昨日の炎天下のゴルフで疲労困憊のうえ、午前中は土砂降りという悪条件が重なり、長距離を歩く気にならない。そこで、スタンプラリーが常時開催されていると聞いていた東本願寺に立ち寄る。



もっとも、京都駅に程近い烏丸六条にある東本願寺は、浄土真宗大谷派の総本山。堀川にある西本願寺と対をなす、堀をめぐらされた外周を歩くだけでも1キロ半ほどはある巨大寺院だ。



どうやら子供向けのスタンプラリーのようだが、そんなことはお構いなく、総合案内所でスタンプラリーの台紙を貰う。最初のスタンプポイントは御影堂だ。木造建築としては世界最大と言われている念仏道場だそうだ。親鸞聖人像がある大広間で多くの信者さんが念仏を唱えておられた。



 その後、浄土真宗が教える食前の「いただきます」が持つ意味を解り易く解説している視聴覚ホールと、残念ながら改修中の阿弥陀堂で、スタンプをゲット。



広い境内ではあるが、 スタンプポイントは比較的近いところに3ヶ所設置されていた。もっとも、建物や展示を1時間ほど掛けてゆっくりと見て回った。



スタンプをコンプリートすると、記念品が貰える。いい歳して恥ずかしいものだが、せっかくなので、台紙を持って総合案内所へ。ガチャガチャを回してゲットしたのは、「あかほんくん」という、浄土真宗の代表的な聖典をモチーフにしたワッペンシール。プロフィールまで紹介されているのだけど、どうして青森県出身なのだろうか・・・。



東本願寺には、寺院にあって当然と思われる御守の類が売られていない。そんなもので安心せずに、現実に立ち向かえということと聞く。同様に朱印のサービスも無い。その代わりだろうか、訪問記念のスタンプと台紙があり、英語版も用意されていた。確かに、京都駅から近く、入山料を徴収しないこともあるのだろうが、とても海外の人の姿が目立つ。



休憩所の自販機には、「東本願寺のお茶」と「東本願寺の水」。お茶のペットボトルには、あかほんくんの姿も見られる。


大阪せともの祭スタンプラリー

2014年7月21日(祝) ③


大阪地下鉄のガンダムスタンプラリーで天王寺から扇町までのウォーキングのついでに、大阪本町の陶器神社で開催中の「大阪せともの祭」のスタンプラリーに立ち寄る。



陶器神社は、坐摩神社の境内社のひとつ。近隣の陶器問屋の守護神だそうだ。境内には繊維神社というのもあるようだ。坐摩神社はオフィスビルに囲まれたコジンマリとした神社だが、神功皇后が三韓征伐から帰国した際に創建されたという由緒ある神社。摂津一宮を称しているが、住吉大社も摂津一之宮のはず。一国に2つ一宮があるのは不合理と思えるが・・・。



あまり広くない境内だが、瀬戸物の展示・即売が賑やかに開催されている。スタンプラリーは、このせともの祭の会場をくまなく周回させるために開催されているようだ。



瀬戸物の即売ばかりではなく、陶器の皿などを組み合わせて作られた人形なども展示されている。



社務所があるビルの中も、国内各地から集められた多数の瀬戸物が展示・販売されている。招き猫だけでも、相当な種類がある。



毎日放送の元アナウンサー、角淳一の陶器人形なんてのもある。



境内のスタンプポイントを回り、せ・と・も・の、の4つのスタンプをゲットして、抽選会場へ。出た~。せっかく集めたスタンプのうえに、赤マジックで線を引くという暴挙。所詮文字だけの、大したスタンプではないのだが、もう少し集めたスタンプに敬意を払ってもらいたいものだ。



「ハズレ無し」と銘打った抽選。当たりは赤玉だが、ガラガラから飛び出たのは黄玉。それでも机に並べられた様々な陶器グッズから好きなものを一つチョイスできる。水鳥の箸置きを貰うことにしたが、「ひとつでは使いにくかろう、ツガイで持っていけ」と気前の良いことを言ってくれた。



箸置きを2つ貰って、スタンプの上に赤ペンでチェックされてムカついた気分も、すっかり直ってしまい、ガンダムスタンプラリーの次のスタンプポイントの肥後橋駅に機嫌良く向かう。現金なものだ。

千日前線スタンプラリー(大阪市営地下鉄)

2014年7月21日(祝) ②


5月に大阪地下鉄谷町線のスタンプラリーがあったばかりだが、今度は千日前線の45周年を記念して、スタンプラリーが開催されている。千日前線の任意の3駅の駅長室でスタンプを貰うだけのお手軽なものなので、天王寺から扇町まで歩いたガンダムスタンプラリーに併せて、チャッチャとやっつけてしまおう。



日本橋駅の駅長室で、スタンプ台紙と最初のスタンプをゲット。駅長室って、改札内にあったり改札外にあったり、結構見つけにくいものだ。



谷町線スタンプラリー同様、常設の駅スタンプ使用しているなど、あまり凝ったイベントではないと思っていたが、スタンプ台紙がとてもユニークだった。なんと団扇がスタンプ台紙になっているのだ。表はスタンプラリーの説明、裏がスタンプを押す空欄が印刷されている。



3線が乗り入れているなんば駅。御堂筋線駅と四つ橋線駅の2つの駅長室がある。駅長が2人いるのだろうか。当然、最も混雑する「御堂筋線」が1人、それほどでもない「千日前線・四つ橋線」を合わせて1人、と考え、四つ橋線の駅長室に行ったが、そこに千日前線駅のスタンプは無かった。なんば駅構内をウロウロして、御堂筋線駅で千日前線のスタンプをようやくゲット。



駅構内には、千日前線開業当時の写真などが掲示されていた。好景気に大阪万博開催なども相俟って、大阪の交通インフラが飛躍的に整備された時代だ。



なんば駅には、3路線ごとにスタンプが用意されている。御堂筋線は、今は無き歌舞伎座、千日前線は法善寺の水かけ不動、そして四つ橋線は・・・、よく判らない。地下鉄全駅のスタンプを歩いて集めることも考えたことがあるが、これだけ印影が不鮮明だと集める気にならない。歌舞伎座など、実態と合わないもの増えてきたので、そろそろ新調してはどうだろうか。



千日前線のマスコットの「でっちの千吉」。 あまり目立たないが、千日前線のポスターなどで時々見かける。



最後のスタンプは、ガンダムスタンプラリーのスタンプポイントにもなっている野田阪神駅。



無事3つのスタンプをゲット。千日前線のシンボルカラーのピンクは、とても華やかだが、スタンプインクとしては、少々淡すぎる。



コンプリートの記念品は、缶バッジと千日前線列車のペーパークラフト。



千日前線スタンプラリーの参加条件になっているのが、このエンジョイエコカードの購入。土日祝なら600円で乗り放題なので、3回乗車すれば元が取れる勘定。結構使える。入場券としても使えるので、駅長室を探して改札内外を行き来するにも便利だ。


機動戦士ガンダム展スタンプラリー(大阪市営地下鉄)

2014年7月21日(祝) ①


天保山の大阪文化館で開催されている機動戦士ガンダム展とのタイアップ企画として、大阪市営地下鉄駅めぐりスタンプラリーが開催中だ。ガンダムに関する思い入れは無いが、14時からの限られた時間を使って歩くには丁度いい。天王寺、恵美須町、なんば、肥後橋、扇町、野田阪神、という、選択基準不明のスタンプポイントの6駅を歩いて回ることにする。



各駅には、壁を利用してガンダム関係の大きなパネルが設置されている。スタンプ台にも行列ができていて、予想以上の人気を博している。



環状線の内側の道を、天王寺駅から、堺筋線の恵美須町に向かう。以前、環状線を一周した際に歩いた道だ。環状線に唯一残されていた一ツ屋踏切は跡形も無くなっていた。暑さのせいだろうか、ジャンジャン横丁も何となく人通りが少ない。



覚悟はしていたが、最も蒸し暑い時間帯のウォーキングは辛い。つい地面ばかり見ながら歩きがちだが、ふと通天閣を見上げると、見事な青空だ。



恵美須町駅。天王寺駅はアムロのパネルが飾られていたが、ガンダムの登場人物って、アムロ・レイしか知らないんだよね・・・。こいつらは何者だ・・・?



日本橋の電気街を北上する。電子部品、照明、家電、パソコン、ゲーム、ビデオ、アニメ、コスプレなど、時代とともに店が取り扱う商品も大きく変遷してきたが、客層も変わった。中国語などの外国語ばかりが耳に入ってくる。道には大型バスも駐車されている。関空に向かう観光客がここでお土産を買っていくのだろうか・・・。



日本橋からは地下街を歩く。涼しいのは良いが、汗だくで人混みを掻き分けて歩くのは、ちょっと気恥ずかしい。なんば駅で、新聞などでも大きく紹介されていたガンダムの特大パネルを見つけるのに、少々手こずる。



パネルの前で延々と自撮りしている人がいて、なかなか気に入る写真が撮れないのか、撮影スポットが空くまで長々と待たされる。「撮りましょうか?」という言葉が出かかったが、余計なお世話なんだろうか。自撮りしている人の心理は良く判らない・・・。



四ツ橋線なんば駅のパネル。何だか悪人っぽい風貌だが、人を見かけで判断してはいけないね。



再び地上に戻って、四ツ橋筋を北上する。長堀通の中央分離帯に四ツ橋跡がある。跡といっても、四つの橋のミニチュアと、石碑があるだけなんだが。



かつて平野町にあった街燈。大阪城の正面に位置する平野町筋だけに、千成瓢箪をモチーフにした街燈だったそうだ。



肥後橋駅のパネル。残るは、野田阪神と扇町の2駅だが、まったく方向が違う。2駅とも歩いていけるかどうか・・・。体力的にキツクなってきた。



取りあえず扇町駅に向かう。堂島には、かつて米市場があったことを示す記念碑が建てられている。稲穂を持った子供のブロンズ像が建てられているが、商都というより、農村の雰囲気ばかりを感じてしまう。



西天満にある、有名靴店。おそらく20年以上は、店じまい・売り尽くしをアピールしているが、閉店したとは聞かない。



扇町にやってきた。青空に関西テレビビルが映える。



扇町駅のパネル。ここから野田阪神までは、おそらく4kmくらいある。今日は疲れた・・・。実に不本意なことではあるが、地下鉄で行くことにしよう・・・。



最近、大阪地下鉄の多くの駅で、トイレが大改善されている。扇町駅のトイレも、絵の額まで飾られていて、これまでの臭い・汚いが当たり前だった駅トイレのイメージが一新されている。値下げも良いが、老朽化した設備を改善することも、重要な顧客サービスとして高く評価したい。



地下鉄を乗り継いで、最後のスタンプポイント、野田阪神駅までやってきた。



扇町から野田阪神までは地下鉄に乗ってしまったものの、無事6駅分のスタンプをゲット。ガンダム展が開催されている天保山の大阪文化館に行けば、記念品の缶バッジが貰えるが、止めとこう。昨年の「ゲゲゲの鬼太郎」スタンプラリーのゴールも大阪文化館だったが、チケットを買う長蛇の列に並ばないと記念品が貰えなかったことを思い出す。



おまけ


夏休みに入ったこともあり、各地でスタンプラリーが多数スタートしていて、今日歩いていても多数のポスター類を目にした。ガンダムスタンプラリーに併せて、可能な限りこれらのスタンプラリーもやっつけるつもりだったが、お子様向けのものが多く、参加が躊躇われれる。

あべのハルカスで開催されていた「あべのべあを探せ!!スタンプラリー」。あべのベアグッズを着けている人を見つけたら、「スタンプください」と元気よく声を掛けてね・・・って、56歳のオジサンにはとても恥ずかしくて参加できないスタンプラリーだ。



天王寺動物園がスタンプポイントになっている京阪神動物園めぐりスタンプラリー。動物園そのものに興味が無い訳ではないが、オジサンには辛い。



スパワールドでは、妖怪ウォッチスタンプラリー。内容不明だが、これも子供向けなんだろうなぁ。暑いなか、風呂に入るのは魅力的だが、ここで入浴すると、その先歩けなくなる。



阪急・阪神・能勢電が共催している、なるほど体験学習夏休みスタンプラリー。昨年も同様の催しがあったが、全て無料施設だった。今年のスタンプポイントはほとんどが有料施設なので、無理して参加するようなものには思えない。



恒例のセブンイレブンのポケモンスタンプラリーも始まっている。ということは、ライバル店ローソンのスタンプラリーも始まっているのだろう。



で、結局、ガンダムスタンプラリーに併せて参加したのは、「千日前線スタンプラリー」と「大阪せともの祭スタンプラリー」だけ。これらについては、別途の投稿にする。

ウォーキングの軌跡はGPSで計測しているのだろう。よく見ると、電波が届かないのか、地下を歩いたところは、歩行記録が残らず、歩行ルートが少し端折られているようだ。



まとめ


歩行距離   約11km
所要時間   198分 (3時間18分)
歩数      19000歩