3社沿線クイズ&スタンプラリー⑤ 千日前~西九条

2015年1月3日(土) ①


長いと思っていた年末年始の休暇も残すところあと2日。午前中に軽い用事をチャチャッと済ませて、近鉄・阪神・山陽3社沿線クイズ&スタンプラリーに出掛けることにする。今日のコースは、難波・千日前から、阪神なんば線に沿って西九条までという、歩き慣れた道。



イマイチ新鮮味が無いうえに、年末年始で賑わう繁華街を歩かなければならないので、あまり気が乗らないが、なんばウォークから出発。



地下街を出て、とんでもない人出の戎橋商店街を横目に千日前通をまずは、向かう西九条とは逆方向になる東に向かう。



千日前商店街を北上。新年を祝う威勢のいい太鼓囃子や、振舞酒が見られた。



法善寺。水掛け不動には長い行列ができていた。



新年早々とはいえ、さすがに関西を代表する繁華街だけあって、多くの飲食店は通常通りの営業をしている。もっとも最も長い行列ができていたのは、法善寺の老舗ではなく、最近大人気でアチコチに出店している串カツ屋だ。



道頓堀は予想通り大混雑。しかも耳に入ってくるのは日本語より、海外の言葉の方が多い。不規則に動き回る観光客に囲まれて歩きにくいこと、このうえないが、大阪に海外からの来訪者が増えることは嬉しいことだ。



道頓堀も、御堂筋を西に渡ると、急に静かになる。道頓堀ホテルの正面入口に有名な石像がある。不気味との声もあるが、未だ大阪に今ほど観光客が多くなかった頃から、海外を意識して製作されたものと聞く。4体は、アジア系、欧米系、アフリカ系、イスラム系だったかな?



以前は家具の町という印象が強かった立花通だが、ブティックや飲食店などが並ぶお洒落なエリアに生まれ変わりつつある。




立花通って、随分昔からオレンジストリートの看板が上がっている。立花⇒橘⇒オレンジ、ということなんだろう。未だ家具屋さんも見られるが、マンションに建て替えられているところも多いようだ。立花通というより、堀江といえば、今やかなりの人気スポットになっているようだ。



木津川を渡ったところにある天満宮の行宮。以前は、ここまで天神祭の船渡御が来ていたと聞く。



狭い路地の向こうに京セラ大阪ドームの大屋根が見える。



阪神九条駅。丸っこいビルは、何かのタンクを思わせる形なんだけど、何をモチーフにしているのだろうか。



キラキラ九条商店街。そういえば、昨年、尼崎から難波まで歩いた際に逆向きに歩いた道だ。その際もキラキラという名前と真逆の閑散とした雰囲気に驚いたが、今日はさらに人っ子一人見られない。平日はきっと賑わっているのだろうが。



九条駅を出た阪神なんば線が、このあたりで地上に現れる。



逆に歩行者は地下を通って安治川を渡らなければならない。安治川人道トンネルだ。



もう何度も歩いている人道トンネルだが、考えてみれば、今まではエレベーターを使ってばかりだったので、初めて階段を使って下りていく。



地下道までおよそ100段。階段で下りるとエレベーターで下りてくる人たちとタイミングがずれるので、地下道は一人で歩くことになる。



トンネルを出て、高架を走る阪神なんば線と再会。



あまり疲ることもなく、新しい発見もないまま、あっさりとゴール駅の西九条駅に到着。ところが、駅員さんがいない。「駅員不在の際はインタホンで尼崎駅に繋がる」とあるが、それではゴールスタンプを貰えないじゃぁないか。と、少々焦る。まさか正月だから駅員をへらしているのかぁ?



と、しばらく焦るが、考えてみると、西九条駅には、大阪なんば線が完成する前からの古い改札があったはず。よくマップを見ると、ゴールは「西改札口」とある。



無事、西改札口でスタンプをゲット。
まだ時間もあるし、体力も残っているので、もう1コースやっつけるべく、阪神に乗って、高速神戸駅に向かう。(「3社沿線クイズ&スタンプラリー⑦ 湊川~長田」に続く)


まとめ


歩行距離     5.7km
所要時間     82分
歩数        8800歩