堺ザビエコくんスタンプラリー2015

 2015年8月30日(日)


堺というところは、様々なスタンプラリーを定例的に行っているのはいいのだが、数多いキャラクターはおよそ可愛げのないものが多く、またスタンプポイントもワンパターン化している。特に、このザビエコくんスタンプラリーでは、以前と全く同じクイズを出題するといった手抜きも見られ、実際のところ、どこまで智慧を絞っているのか、熱意を持っていのか、疑わしく感じることも多いのだが、そのあたりをチェックする意味でも、今年も参加するのだ。



とはいえ、このところ土日は結構忙しい。今日も早朝から岬町の大阪ゴルフクラブで雨のなかをプレイ。天候さえよければ、大阪湾を望むシーサイドコースを楽しめたものだろうが、天候のせいもあって、歩行記録では9kmのうち、半分以上はカートに乗っていたと思うが、スコアはイマイチで、精神的にも体力的にも疲れた体に鞭打って、堺の大仙公園に立ち寄る。



仁徳天皇陵に隣接する駐車場に車を停め、大仙公園の観光案内所から、まだ小雨がぱらつくなか、スタンプラリーをスタートする。



観光案内所で台紙をゲット。そしてここが、最初のスタンプポイントにもなっている。



大仙公園にある仁徳天皇像。人相は、何を参考にして造られたのだろうか。最近、訳知り顔で、仁徳天皇の耳からモズが飛び出したので、この地を百舌鳥と呼ぶようになった、なんて話をしたばかりだが、実際の伝説では、モズが飛び出したのは鹿の耳からだった。最近、モノを覚えられないし、覚えたつもりでも頭の中で簡単に変わってしまう。



第二スタンプポイントは、堺市のスタンプラリーでは、まず間違いなくスタンプポイントになる堺市博物館。毎年何回この博物館に足を運んでいることだろう・・・。



九州の産業遺産などに先を越されてしまったが、相変わらず、百舌鳥古市古墳群を世界遺産にしようと、精力的に運動しているようだ。英語のポスターも見られる。



堺市博物館でスタンプをゲットし、仁徳天皇陵前を通って、堺市役所の展望フロアに向かう。ゆるキャラづくりでは、不器用さを常々露呈している堺市だが、かつてと比べれば、観光スポットの整備は進んでいる。仁徳天皇陵の礼拝所なんて、以前はほとんど人気も無かったのだが、今では常に観光客の姿が見られるし、各観光スポットのボランティア説明員さんの数も急増した。



仁徳天皇陵の濠には、水鳥も多い。当然、魚も結構いるようで、水鳥が素早く嘴を水中に突き刺して、魚を捕獲するところが観察できる。



今は大阪府立大学に移管されてしまった大阪府立女子大学。かつてのキャンパスは住宅地として再開発されると聞くが、校舎などは次々と撤去されているようだ。



敷地内には、鬱蒼とした古木も見られるが、どうなるのだろうか。良い形で転用されればいいのだが・・・。



博物館から30分ほどブラブラ歩きながら、堺市役所21Fの展望フロアにやってきた。堺のスタンプラリーでは、必ずスタンプポイントになるところだ。堺市には、他にいろいろと見どころもあるのだが、結局同じところばかり訪問してしまう。



相変わらずの小雨模様で、あべのハルカスも霞のなかに、辛うじて確認できるだけだ。



堺東駅前の商店街。かつては市内随一の賑わいだったが、展望フロアから見下ろすと、今や、低層の建物が建ち並んだ時代に取り残されたエリアのように感じられる。



ゴールとなる堺東の観光案内所の前には、多数のレンタサイクル。こんなに需要があるのか、と驚くほどの台数だ。



堺市では、一丁目、二丁目ではなく、一丁、二丁、という住所表記を使っている。その由来は江戸時代にまで遡るそうで、当時、丁は町と同格だったらしい。



スタンプラリーは、あっさりコンプリート。相変わらず可愛げのない古墳キャラクターのスタンプが引き続き使用されているが、さすがにクイズは新作になっていた。



スタンプコンプリートの記念品は、付箋とかメモ帳とかのなかから一つをチョイスできる仕組み。ボールペンを選んだが、以前も同じようなボールペンを貰ったように記憶している。



堺東から、大仙公園の駐車場まで再び歩いて戻るつもりだったが、折しも雨足が少し強まってきたので、帰路は軟弱なことにバスに乗ってしまった・・・。


地下鉄長堀鶴見緑地線全線踏破(どうぶつスタンプラリー)

2015年8月23日(日)


月曜日の会議に備えての仕事が一段落着いたのは、正午をかなり過ぎた頃。出掛けるには遅すぎるし、暑すぎるとも感じたけれど、昨日も歩いていないせいか、何やら足腰がウズウズしてきた。意を決して、大阪地下鉄のどうぶつスタンプラリーに取り掛かることにする。今日のターゲットは、営業距離15kmの長堀堤緑地線だ。おそらく歩行距離は20km近くになるだろう。



大正アイランドの北端に位置する大正駅をスタートしたのは、炎天下の14時半。こんな時刻にスタートして、17駅も歩けるのかぁ、とも思うが、行けるトコまで行ってみよう。大正区・西区の区界となる尻無川沿いの遊歩道には、遊覧船が停泊し、多くの出店が並んでいた。かつては殺風景なところだったが、岩崎地区の再開発も進み、随分賑やかになってきた。



ドームでは、阪神戦が始まったところのようだ。しかし、ドーム前千代崎駅からは、応援グッズで完全武装した大勢の虎ファンが、足早にドームに向かっている。



木津川の堤防にも、壁画が施され、賑わいづくりに一役買っている。おそらく近隣の学生さんなどによる作品だと思われるが、それぞれの絵に投光器らしきものが設置され、一流芸術家扱いのようになっている。



既に千日前線踏破の際にスタンプ・カードを取得済の西長堀駅近くにある土佐稲荷神社。かつて土佐藩の蔵屋敷があったところらしいが、それよりも、維新後払下げを受けた岩崎弥太郎が事業を始めた、三菱発祥の地として有名だ。



神社本殿のアチコチに見られる社紋は、稲穂の真ん中にスリーダイヤモンド。境内脇に停められていた神社関係者のものと思しき乗用車2台は、いずれも三菱自工のものだった。さすがだ。



西大橋駅でスタンプをゲットしたが、スタンプ取得済の四ツ橋駅、心斎橋駅には用は無い。強い日射しを避けて地下街を通って長堀橋に向かうことにする。この地下街、クリスタ長堀には、開放的な天窓が多く設置されているものの、空調が効いていて、随分快適に歩ける。



長堀橋駅、松屋町駅と、快調にスタンプ&カードをゲットしていく。他路線と比べ駅間距離が短いように思える。松屋町駅構内には、ショーウィンドウ風の人形店の広告がズラリと並んでいる。今更知ったことだが、駅名も町名も「まっちゃまち」ではなく、正式には「まつやまち」らしい。



谷町六丁目駅の手前にある榎木大明神。かつては熊野街道のランドマーク的存在だったという、樹齢650年の大木がある。楠木正成お手植えとも伝わるこの木は、実は、榎ではなく、槐(えんじゅ)なんだそうだ。



これまで長堀鶴見緑地線の各駅を歩き廻って気付いたのだが、いくつもの駅で、トイレが改札外に設置されている。レイアウト上の結果でしかないのかもしれないが、改札外にトイレを設置し、利用客以外にも開放するというのは、立派な地域貢献、社会貢献のように感じる。



かつての大坂城の三の丸に位置する玉造では、来年の大河ドラマに便乗して、商店街の活性化のために真田幸村に一役買ってもらっている。最近、真田十勇士のイルミネーションも設置されたらしい。それにしても、真田幸村って、信州上田、和歌山の九度山、大阪でも阿倍野や玉造など、アチコチで引っ張りダコのようになっている。



玉造で、長堀通に別れを告げ、玉造筋を北上する。森下仁丹の本社ビルの壁面に見慣れた住所表示がある。仁丹提供の住所表示は各所で見かけるが、これが本家本元ということだろうか。大概見かけるものは、古ぼけたものだが、さすがに本社お膝元の住所表示は真新しい。



森ノ宮駅の駅長室。大阪城の最寄駅のひとつだけに、英語案内も充実している。もっとも、森ノ宮駅のマスコットキャラクターと思しき、藤吉どん、はいかがなものか。この地では、秀吉は下っ端の猿面冠者ではなく、世に並び立つ者の無い天下人なんだから。



大阪城公園の中を通って、次なる大阪ビジネスパーク駅に向かう。この緑豊かな公園の下を長堀鶴見緑地線が走っているはずだ。



大川を何艘もの遊覧船が通り過ぎる。夕方17時を過ぎ、随分気温も下がり、歩きやすくなってきたが、ようやく全行程の半分くらいでしかない。



大坂ビジネスパーク駅のスタンプ台で見かけた長堀鶴見緑地線のマスコットキャラクター。ケチばかり付けていると怒られそうだが、つるみちゃんは、何とも特徴に乏しく、ながほりザウルスに至っては、長堀と恐竜の関連性がまるで思いつかない。



折しも、日本テレビ系列各局による24時間テレビの真最中。もはや年中行事とはいえ、全く興味もないのだが、読売テレビの会場を少し覗いてみる。随分と大掛かりなイベントだが、あまり好きになれない。



以前、片町駅跡や片町線廃線跡の探索に苦労したことがあったが、OBPと京橋を繋ぐ陸橋のうえから、片町線の残骸のようなレールがはっきりと見て取れることを今日はじめて知った。



京橋駅をクリアし、蒲生四丁目に向かう。京橋駅から、おそらくは、城東貨物線に繋がってたと思われる廃線跡が、いい感じの遊歩道になっている。



蒲生四丁目にある焼肉たむらの一号店。かつては行列ができていたが、今はすっかり落ち着いているようだ。



今福大橋の袂にある灯籠風の柱。上部に灯を入れることができるようになっているが、そもそも、この灯の燃料は何だったのだろう。



横堤駅の駅長室横にある園芸部員を募集する貼り紙。これって、駅員に向けてのものなのか、あるいは一般市民に呼びかけているものか、どちらだろう。乗降客の目に付きやすいところに貼られているだけに、後者かとも思うが、命令口調のような「協力」の2文字が引っ掛かる。



花博記念公園鶴見緑地の展望タワー。確か、いのちの塔という名前だったように記憶している。すっかり日も暮れてしまった。



鶴見緑地駅。大きな階段を下りたところにあるので、間違いなく地下部にあるのだが、広場に面して一見地上駅のような雰囲気になっている。花博開催当時は、自動車ばかりで移動していたものだから、この駅を訪れるのは、おそらく初めてのことだ。



中央環状線を越えて、ゴールの門真南駅まであと一息。腹がへった・・・。



京橋から鶴見に向かう道には、他ではあまり見かけないEXPO90のマンホールが過半を占めていた。花博を機に、整備された道や下水が多いのだろう。



歩行軌跡。どうした訳か、森ノ宮でGPS信号を拾い損ねて、深江橋あたりまで時速30km以上で、一気に移動したことになってしまっている。記録上は24kmの歩行距離となっているが、森ノ宮・深江橋の往復分を差し引いて、正しくは20kmほどの歩行距離になる。



門真南駅到着は20時前。約5時間半のウォーキングを終了。17駅歩いて、取得済を除く13駅でスタンプ・カードをゲット。これで全108駅のうち87駅を制覇したことになるが、まだ、中央線、堺筋線、南港ポートタウン線、の3路線を踏破しなければならない。




【当選】阪急沿線 花・新緑ビンゴスタンプラリー

2015年8月21日(金)


今年の春に、武庫之荘、仁川、池田、箕面など、阪急沿線を歩き回った「花・新緑ビンゴスタンプラリー」の当選通知が郵送されてきた。賞品は、六甲山ホテルのカレー食事券。阪急系のスタンプラリーに当選したのは、これが初めてのような気がする。



美味そうなカレーなんだけど、六甲山に、わざわざカレーだけを目的に行くのもどうかとも思う。期限は11月末まで。秋に六甲山系を舞台にしたスタンプラリーでもあればいいのだが・・・。

地下鉄四つ橋線全線踏破(どうぶつスタンプラリー)

2015年8月16日(日)


10日間の北米出張から帰国後2日め。体調は良いような、どこか気怠いような・・・。出国時と比べて体重は数百gの増加に留まったものの、やけに眠く、お腹が空くなど、どこか本調子ではないが、そんな体に喝を入れるべく、地下鉄どうぶつスタンプラリーに取り組むことにする。今日は、四つ橋線の完歩を目指して、西梅田駅からスタートする。



例によって、600円の一日乗車券を購入しているので、改札を通って、駅長室でスタンプとカードをゲットすると、再び改札から出て、次の駅まで歩いて行くことの繰り返しだ。一日乗車券を持っていながら、地下鉄で移動しないというのは、なんとも不合理だが、主目的はスタンプではなく、歩くことなんだから仕方ない。ツインタワーとなる、中之島のフェスティバルタワーの2本目の建設が進んでいるのを横目に、四つ橋筋を南にテクテク歩いて行く。



肥後橋駅の駅長室。随分デコレーションしているが、いかにも手作り感満載。駅員さんたちが空いた時間で製作しているのだろうか。



お盆休みの日曜日ということで、びっくりするほど車の数が少ない。



肥後橋・本町の間に、立売堀川跡の石碑がポツンと立っている。大阪の陣の際に伊達軍が掘ったものが由来というが、伊達堀⇒いたち堀、となったところが面白い。その後、材木の立ち売りをした所になったことから、字まで変わってしまったという。実に興味深い。



御堂筋線踏破の際に、既にスタンプ取得済の本町駅はパスして、次の四ツ橋駅の駅長室でスタンプを貰う。それにしても、地下鉄の駅長室って何なんだろう?社長室のように、駅長専用の部屋というのではなく、駅員すべてが詰める大部屋だ。他に係員室なるものがある駅も見られるが、大概電気も消えている。着替えのロッカーでもあるのではなかろうか。



どういう経緯かは知らないが、地下鉄の路線名は「四つ橋」で、駅名は「四ツ橋」だ。ちなみに通り名は「四つ橋筋」だ。船着き場や、川沿いのテラス席のあるレストランが整備された道頓堀川を渡る。



続く、難波駅、大国町駅の2駅のスタンプは取得済み。ワシントン、ニューヨーク、バンクーバーと北米3都市でのウォーキングでは、興味深いものが多々目について沢山の写真を撮ったが、道頓堀から大国町まで、知った景色が続くばかりで、撮影意欲が全く沸かない。ちゃんと歩きましたよ、とのアリバイ証明のため、大国町駅の入口の写真でも撮っておこう。



花園町駅近くの鶴見橋商店街。随分と影が薄くなったように思う。四つ橋線は、戦前、御堂筋線の支線として大国町~花園町が開通したのが最初。おそらく当時は随分華やかなところだったに違いない。大国町~西梅田が開通したのは、それから20年以上後のことなのだ。



花園町駅に下りる階段に、 「列車風に注意」、「突風注意」といった看板やポスターが多数貼られている。駅の構造のせいだろうか、確かに列車が到着する際、凄い風が階段を吹きあげてくる。でも、汗をかいた体には、すごく気持ちがいい。



大阪府内を席捲している安売りスーパー玉出。さすがに、発祥の地、西成区では、店舗の密度が一段と濃いように感じる。ボーリング場を併設した大型店舗も見られる。



岸里駅に直結した西成区役所。10年ほど前に改築されて立派なビルになっている。大阪都構想では、中央区や西区などを合区した特別区の区役所を、ここに据える案が提示されていた。地下鉄の駅直結とはいえ、区の中心から外れすぎている感は否めない。



国道26号線を渡る南海汐見橋線の橋脚。 以前汐見橋駅から岸里玉出駅まで、全線を歩行探索したところだが、あらためて、古くとも力強さ溢れる鉄製の橋脚に魅入ってしまう。美しいとさえ感じる。



タコ焼きの元祖、と言われる会津屋。人気店のため、お客さんで溢れかえっていることが多いが、今日は店員さんも退屈そうだ。



玉出駅。駅長室には、数々の動物の紙模型が飾られている。駅長室って、改札とか定期券売り場と違って、人通りの少ないところにあったりすることも多いこともあって、あまりお客さんが訪問するところではないのだろうけど、歓迎の気持ちを精一杯表してくれているようで嬉しい。スタンプを貰いに入っても、駅員さんは例外なくにこやかで礼儀正しい。



国道26号線から南港通、そして新なにわ筋へと入る交差点が北加賀屋。加賀屋という豪商が江戸時代、新田開発したところだ。淀屋橋、北加賀屋以外にも、豪商の名に由来する駅は、他にもあるかもしれない。岡田心斎の心斎橋もそのひとつだろうか。



ゴールの住之江公園駅。競艇場がすぐ横にあるのだが、高いフェンスに阻まれた中を窺い知ることができない。近くの歩道橋も目隠しが施されているのだが、思いっきり手を伸ばして1枚撮影する。



住之江公園駅の駅長室の周囲も賑やかなデコレーションがある。この象の胴体部分は回数券カードを貼り合わせたものだ。



住之江マン。いろいろな駅のマスコットキャラクターを見てきたが、異彩を放っている。108ある地下鉄の駅で「す」で始まるのは住之江公園駅だけだから、被りは無い。ちっとも可愛くはないが、「す」を眼帯にしてしまうところが、なかなかユニークな発想で好感が持てる。



あわよくば、住之江公園駅からのニュートラム南港ポートタウン線も、続けて制覇、と目論んでいたのだが、体調に不安もあるので、ここで止めておく。



どうぶつスタンプラリーは、6駅から成るエリアを全制覇するごとに、カードホルダーが貰える仕組みになっている。ホルダーが貰える駅は、エリアの末端とは限らないので、これまで一つしかゲットしていないが、今日は帰宅途中の本町駅でひとつ貰ってきた。



住之江公園駅で、GPS信号がぶっ飛んだようで、歩行記録に乱れがあるが、おそらく13kmくらい歩いたことになる。



明日から出勤だ。もう1日でいいので、休日が欲しい・・・。