歩いて学ぶ奈良の歴史(飛鳥編)スタンプラリー

2016年5月15日(日) ①


奈良県地域振興部文化資源活用課が、「歩いて学ぶ奈良の歴史」という企画を始めている。今のところ、飛鳥エリアと奈良市内に、歴史クイズ解説板を設置しただけのようだが、飛鳥では併せてスタンプラリーも開催されている。今後の展開が楽しみだ。



年に1度くらいは、訪問している飛鳥だが、その度に新しい発見がある。今日は何に出会えるか、ワクワクしながら、飛鳥駅に降り立つ。早速駅前の飛鳥総合案内所でスタンプラリーの台紙を入手して出発だ。



最初のスタンプポイントは、天智・持統天皇陵。陵に通じる石畳の階段の入り口に、スタンプ台とクイズボードが設置されていた。



ひどく天気が良く、紫外線がバンバン降り注いでいることが実感できる。今日の亀石は、甲羅干ししているように見える。



聖徳皇太子御誕生所の石碑が建っている。石碑の向こうに見えるのが次のスタンプポイントにもなっている橘寺だ。もっとも、聖徳太子誕生の頃には、ここに橘寺は未だ無かった。



飛鳥では近年イチゴの温室栽培が盛んで、この時期、イチゴ狩りを楽しむこともできるようだ。温室の扉が開いていたので、少し覗いてみたら、イチゴの甘い香りが温室内に充満していた。



車が通る道を避け、飛鳥川に沿った祝戸の散策路を通って、石舞台古墳を目指す。飛鳥の中でも特にお気に入りの道だ。



住宅地の空き地に、何やら古い建物の基礎の跡と思われるものが見られる。何の説明板もないが、飛鳥エリアには、このような遺跡がドッサリ眠っているに違いない。



石舞台古墳の近くまでやってくると、随分うるさい音がする。石舞台前の歴史公園では、チェーンソーアートの大会が繰り広げられている最中だった。



石舞台古墳前でもスタンプゲット。可哀想に、クイズボードの「せんとくん」の左目に青いスタンプが何度も押されて、青痣のようになっている。



明日香観光開発公社の辺りから飛鳥寺に向かう道が随分綺麗に整備されてきた。もっとも万葉風という訳にもいかず、江戸~明治の雰囲気の街並みに整えられつつある。



岡寺の参道。西国三十三番札所のひとつにもなっている名刹だが、7世紀末の建立ということからか、同じ飛鳥地区にありながら、観光案内図やスタンプラリーなどのイベントでは蚊帳の外になっていることが多いように感じる。



明日香板蓋宮跡と伝わる場所。ここもスタンプポイントなのだ。だだっ広い畑のようなところだが、少しずつ建物や案内板が増えてきているように思う。



酒舟石遺跡、飛鳥工房遺跡と、スタンプポイントを着々とクリアしていく。万葉文化館の玄関に立っている「せんとくん」は、飛鳥貴族風のいで立ちで、ちょっとカッコいい。



飛鳥寺限定のキティちゃんグッズが販売されていた。蘇我氏の氏寺として国内最古クラスの本格寺院でもあり、最古の大仏もあるという飛鳥寺が、このようなグッズを売ることに、少々興ざめしてしまうのは、古臭い見方だろうか・・・。



乙巳の変で誅殺された蘇我入鹿の首塚。首塚の横をすり抜けるように耕運機が仕事に向かう。この地にあって、飛鳥の時代から今に至るまでの人々の生業を、入鹿は見守り続けてきたのだろう。



飛鳥寺、入鹿の首塚、飛鳥水落遺跡、甘樫丘、と一気に歩きまわり、計10個のスタンプをコンプリート。午前10時頃に飛鳥駅をスタートしたが、未だ正午前だ。



時間もあるので、甘樫丘を探索する。蘇我氏の邸宅があったと伝わる丘陵地帯だ。



展望台から、飛鳥寺、石舞台古墳方面を臨む。遠くから眺めていると、どこにでもありそうな山間の集落に見える。



橿原神宮方面。遠くに三角形の畝傍山まで見渡すことができる。



飛鳥地区には、随分以前から、常設のスタンプラリーがある。祝戸、石舞台、高松塚、そして
甘樫丘の4つのエリアに各3つのスタンプポイントがある。スタンプ台は、相当老朽化しているが、スタンプ台は新しく、しっかりと押印することができた。



3つの1/3円のスタンプを押すことで、1つの円形の図柄が完成するという仕掛けだ。4地区のスタンプすべてをゲットすると、何か貰えたはずだ。5年ほど前にコンプリートしたことがあるが、何を貰ったのか、忘れてしまった・・・。



甘樫丘を下りて、往路と異なる道を選びながら再び飛鳥駅を目指す。、欽明天皇陵の横を通過する。



スタンプコンプリートのご褒美は、ボールペンかトートバッグの二択。3色ほどあるバッグのなかから、オレンジ色のバッグをチョイスした。



本日の歩行記録。約12km。所要時間は3時間半ほど。

 
 
飛鳥から帰阪の途についたのは、未だ13時台。ちょっと歩き足りない・・・。