古都祝奈良スタンプラリー(完結編)

2016年10月2日(日) ②


王子町での「雪丸の里巡りスタンプラリー」を終え、そのままJR奈良線で奈良駅にやってきた。先日、台風の影響で展示が修理中のためスタンプ押印ができなかった1ヶ所を目指して、テクテクと「ならまち」を目指す。



せっかくなので、今まで通ったことのない、細い路地を縫うように、ならまちを目指す。仁丹の古い町名表示がレトロ感を醸し出している。



奈良に限ったことではないが、ゲストハウスなるものが最近増えてきた。おもに外国人バックパッカーなどを対象にした簡易宿泊所のようなものなんだろうか。文化の違いとはいえ、路上に寝そべるようなことは謹んでもらいたいものだ。



黒塀が続く。墨の老舗、古梅園だ。「墨」って「染み」が訛ってできた言葉なんだそうだ。



古風な建物に、和風とは真逆の品物が売られていたりする。ここでは南インドの超激辛料理が提供される店らしい。まあ、奈良って、古くは国際交流都市だったわけだから、これでいいのかもしれない。



もちいどの商店街。あらためて通ると、結構狭い。「もちいどの」って漢字では「餅飯殿」って書くんだけど、どのような由来があるのだろうか。



最近の奈良のウリは、かき氷なんだそうだ。確かに盆地で夏の酷暑は有名だけど、最近は各店が競うように、様々なフワフワのかき氷を提供しているらしい。奈良を「氷の聖地」とまで書かれているものを見たことがあるが、いくらなんでも大袈裟過ぎるだろう。



ならまちの元興寺の傍の路地にできあがったアート。先日は台風で修理が必要になったとのことで撤去されていた。とても可愛いテント風の家なんだけど、確かに風には弱そうだ。



中に入ることもできる。日射しが上手い具合に入り込むように布を継ぎ合わせていることが判る。前回取り損ねていた最後のスタンプをここでゲット。



同じくならまちにある今西家書院は、何かイベントが行われているようで、終日貸し切りのため入場できなくなっていた。一日で全スタンプを制覇するというのは、なかなか難しいようだ。



猿沢池を通って近鉄奈良駅に向かう。猿沢池に映り込む興福寺の五重塔。奈良の代表的な撮影スポットだ。



三条通にある中谷堂。この店の高速餅つきは、もはや奈良の名物といっても過言ではなかろう。久々に絶妙のコンビネーションによる高速餅つきを拝見させてもらった。



昔は奈良のお土産といえば、ビニールの鹿と決まっていた。子供のころはよく貰ったように記憶している。最近見ないと思っていたが、今も土産物屋では売られているようだ。



近鉄奈良駅前の古都祝奈良の特別デスクにやってきた。



スタンプも勢ぞろい。



スタンプ8個で、四角い缶バッジ。15個全数コンプリートで、黒いトートバッグを貰う。アンケートに答えて、さらにクリアファイルも貰った。