山陽電車「さくらとおでかけスタンプラリー」(西代~須磨)

2018年8月15日(水)


山陽電車が「さくらとおでかけスタンプラリー」を開催中。どうやら「カードキャプターさくら」という漫画とのコラボ企画のようだが、漫画の方はさっぱり判らない・・・。まあ、それはともかく、暇な夏休みを少しでも健康的に過ごすため、スタンプポイントを歩くことにしよう。



まずは最初のスタンプポイント、西代駅にやってきた。今日から始まったスタンプラリーというのに、改札内にゴールが設置され、2人の係員さんがゴールする人たちを出迎えるべく待機している。初日から誰も来るまいと思っていたら、次から次へとスタンプコンプリートした人がやってきた。



西代駅のスタンプは、改札外。西代駅で下車して、板宿駅と垂水駅でスタンプをゲットしようというのが今日のウォーキング計画だ。



西代駅からわずか1駅、板宿駅にはあっという間に到着。通常は適度に距離を置いて設置されるスタンプポイントが、このスタンプラリーでは歪なように思う。西代・板宿・垂水と神戸市内が3つ、姫路・飾磨と姫路市内が2つ。途中の明石市や高砂市などにはスタンプポイントは設定されていないのだ。



なんとスタンプは改札内にあるやないか~い。鉄道系スタンプラリーで改札内にスタンプを置くと、下車しないため、売り上げが伸びない、というのは最近通用しないケースが増えてきた。電車に乗らずに歩き回ってスタンプを集めるのを防止するためだろうか。このブログがそこまで知れ渡っているとは思えないのだが・・・。



致し方なく、隣の東須磨駅までは電車移動・・・。



最近ちょっと話題になっている山陽電車の広告。「山陽電車の車内は暑すぎる!どうにかならないの?」と自虐的なタイトルとともに、ちょっと苦しい言い訳が書かれている。



東須磨駅のすぐ西に山陽電車の車庫がある。山陽だけでなく、オレンジ色の阪神電車の車両も格納されていた。



歩き飽きた感のある海沿いの道を避けて、月見山からは少し内陸の道を歩いて垂水まで行くことにする。アップダウンは厳しそうだが、新しい発見があるかもしれない。



てことで、グーグルマップに誘導されながら、月見山・須磨の山手の住宅街を進むのだが、道が複雑で狭いことに驚く。スマホの音声に従って、小さな右左折を繰り返しながら進んでいるうちに、どこに向かっているのか訳が判らなくなってきた。



ようやく住宅街を抜けて須磨寺参道に出てきた。勝手知ったる場所まで来て、ちょっと一安心だ。



須磨寺参道から西に進んだところで、見覚えのある石段が出てきた。これって、以前須磨浦山上遊園に向けて歩いた山道ではないか。そういえば、その時も西代から垂水まで海沿いの道を避けて山道に挑戦したのだった。



1年前と全く同じ発想で同じ道を歩いていることに、我ながら呆れてしまうが、前回と全くことなるのは、この暑さだ。こんな気温で、須磨アルプスとまで言われる山道を進めるものなのだろうか。



しばらく山を登っていくと、急に雨が降り出した。幸い東屋風の休憩所があったので、ここで長らく休憩を取る。



スマホで雨雲レーダーを調べてみると、西から一気に天気が崩れているのが判る。朝見た予報とはかなりずれているようだが、このまま進めるような状況ではない。



さらに再確認すると、グーグルマップが推奨するルートからいつの間にやら違う道を辿っているようだ。もっと楽な道を案内してくれていたようだ。いずれにしても、この天気では早々に下山しなければならない。



山から下りたところで「川起点」の石標を見つける。アチコチにありそうなものだが、初めて見たような気がする。



雨がひどくならないうちに、とにかく駅に辿りつかねばならない。急坂をどんどん下って海側に向けて急ぐ。



が、ついに、雨は本降りになってきた。山陽電車の下のトンネルで、さてどうしたものかと暫く考え込む。



考え込んだところで、どうすることもできず、雨が弱まったところを見計らって、須磨駅に駆け込む。



雨のせいもあって、わずか5kmほどでウォーキングは断念。天気予報を楽観的に見ていたことも大いなる反省点だが、それよりも1年前のことをすっかり忘れていたことに愕然としてしまう。ボケは相当進んできているようだ。