2013年10月5日(土) ③
今年で5回目になる、「高槻ええとこクイズラリー」。今年は、高槻城下町を対象エリアにして開催されている。
阪急高槻駅から、10分ほども歩くと、旧高槻城跡。高槻城といえば、やはりキリシタン大名の高山右近が連想される。旧城下町にあるカトリック教会にも、高山右近の像がある。
クイズポイントになっている野見神社。境内には、5つほどの神社が同居している。この境内にある狐の像の数がクイズになっているのだが、固定されているもの、いないもの、大小様々な狐像がある。どこまでが対象なんだろう・・・。
高槻商工会議所の前に、高山右近がキリスト教普及に努めていた教会堂の跡を示す石碑がある。
城下町の中心にある、しろあと歴史館。常設展示は無料。特別展として「高山右近の生涯」が開催されていたが、時間が無いので、パスせざるを得ない。
案内表示によると、この道は内堀の跡なんだそうだ。と言われても、ピンと来ない・・・。
大手門の跡、って言われても、やはりピンと来ない。歩道と車道の間に設置された板塀が、少しは城下町の風情を感じさせてはくれるのだが・・・。
城下町らしい、古い家屋も一部見られる。
しかし、城内町とか、大手町とか、歴史ある立派な地名なのだけど、多くは、ごく普通の住宅が立ち並ぶ地区となっている。
城跡公園。クイズポイントが発見しずらいので、案内掲示がある。
何といっても、高槻藩藩校の跡を示す石碑は、学校の敷地の中にあって、金網の向こうにチラッと見えるだけ。説明表示も、ごく小さなもので、発見は容易ではない。
この何でもない畦道のような場所が、旧高槻城の遺構の名残なんだそうだ。そう言われれば、そんな風に見えなくもないんだけど・・・。
城跡公園の中の遊具。少しでも、高槻城をイメージさせる雰囲気づくりに苦労しているように思う。遊具には、高山家の家紋の七曜紋が描かれている。
子供たちに交通ルールを教えるためのものだろうか。ひどく背丈の低い信号機が公園内に設置されていた。
公園内にある高山右近像。何だか高山右近ばかりをアピールしているが、高槻城主は、コロコロと変わっている。特に高山家の前に高槻城主だった和田惟政は、もう少し評価されてもいいんじゃないだろうか。高槻でのキリスト教布教は、高山右近より、実は和田惟政の尽力によるところが大きいはずなんだが・・・。
公園の正面入り口にある高槻城跡と書かれたモニュメント。何かの形をモチーフにしたものだと思い、しばらく観察していたが、わからない・・・。
高槻城跡は、明治から戦時中にかけて、旧陸軍の第四工兵連隊の駐屯地になっていたそうだ。城跡公園の入口近くには、工兵連隊駐屯地の営門があり、入口を守る丸い哨舎が、今も残っている。
再び、しろあと歴史館に戻って、クイズラリーに早速応募を済ます。一等賞は、卑弥呼の鏡のレプリカ。う~ん、当選しても、困るような・・・。末等の図書カードで十分だ。
おまけ・・・
阪急高槻駅前にある、石垣状のモニュメント。これまで、高槻城の関連施設かと思っていたが、良く見ると、ラピスの泉、とある。どうやら、高槻城には無関係のようだ。
昨年の芥川宿と比べると、歩行距離はかなり短い。ウォーキングとしては、少々物足りない・・・。3つのイベントを1日で終了したことになるが、あまり達成感は感じない。
まとめ
歩行距離 約2km
所要時間 1時間20分
歩数 7900歩 (しっかり2900歩)