2025年12月20日
「神戸の山に出かけようスタンプラリー」も既に14のスタンプをゲットし、残るは6つ。どう考えても十善寺にあるカミカ茶寮がポツンと離れていて厄介なのだ。昨年も最後まで残ったカミカ茶寮を所用のついでに取ってしまうべく御影の北にある十善寺にやってきた。
茶寮前にあるスタンプをゲット。これでお終い。って、これでいいのかぁ?ポンコツとはいえ、ハイカーとして情けないことだ。
カミカ茶寮の傍には、一王山という山があるようだ。十善寺の山号ともなっている。今では住宅地化したなかにポツンと残された低山だけに、登山地図にもYAMAPにも表記が無いけれど、ちょっくら登ってみようか。
お店の方に聞いてみると、店頭に置かれた黒板に描かれた怪獣のような図が、一王山の道なんだそうで、ミニお遍路になっているらしい。何の目印もない地図だけど、一本道のようだし、タウンシューズでも楽々一周できちゃうだろう。
十善寺というのは臨済宗のお寺とのことだけど、弘法大師とも縁があるそうで、ミニお遍路が裏山ともいえる一王山に設けらている。
ここが住宅街の真ん中であることを忘れさせてくれるような静かな山だけど、道はまずまず整備されている。
歩き始めて数分で、ベンチのある高台までやってきた。表記はないけれど、間違いなくここが一王山の山頂のようだ。後で調べてみると、標高は134m。とはいえ十善寺の境内が110mほどだったので、24mほど登ってきただけだ。
呑気に山頂までやってきたのはいいけれど、どこでどうしたことか、いつの間にか何だか寂しい道を歩いていることに気付く。YAMAPにも無い道なので、どこを歩いているのかさえ分からない。
道端にはお堂もなく、もはやお遍路道を外れていることは間違いない。ピンクテープがあるので、そちらの方へと向かっていくけど、どんどん怪しくなってくる。下に住宅が見えたので、枯葉でズルズル滑る斜面をズリ下りていくけど、フェンスがあって脱出できない。
下ってきた斜面を登り返すには厳しすぎる坂だ。でも迷ったら登れの鉄則どおり、枯葉に埋もれた斜面を、登れそうな勾配のところを探しながら、時に四つん這いになって登っていく。
なんとか元のお遍路道に辿り着いたとはいうものの、いやはや殆ど遭難状態。そこそこ山歩きは経験も積んできたつもりだし、こんな超低山だというのに、YAMAPが無いとすぐ迷子になってしまうことに愕然とする。
無事下山できたことを感謝して、十善寺本堂をあらためて参拝。スタンプだけ押して退散のつもりが、大変な経験をさせてもらった。山を舐めてはいけない。
距離にすれば1㎞弱。GPSの誤差もあるので、このくらいのミクロな歩行軌跡はあまり参考にもならないけれど、黒板の図と重ね合わせても、どこでどう間違ったのかが判らない。
