泉北ぐるりんスタンプラリー 22(1)国分峠

2012年12月2日(日)

第22回 泉北ぐるりんウォーキングスタンプラリー

国分峠コース


年に2回、泉北高速鉄道が開催しているスタンプラリーに取り掛かかる。今回が第22回というから、もう11年も続いている老舗スタンプラリーだ。今回、期間が従来の2ヶ月半から約1ヶ月に大幅短縮された。その狙いは不明だが、これまでのように、「行くところが無い時は、泉北ぐるりん」という訳にはいかなくなった。1ヶ月間しかなのだから、ウカウカしていると終了してしまう。



今回設定された4コースの皮きりとして、距離最長(15.1km)の国分峠コースを選択。昨日は所用のため歩いていないので、今日はしっかりめに歩くことにしよう。



光明池駅をスタート。大型店舗が立ち並ぶ駅前モールに架かる、ぴらかんさ橋を渡る。泉北ニュータウンの橋の多くには樹木の名前が付けられている。先日奈良の吉野口駅付近で撮った赤い実はナンテンではなく、ピラカンサではないか?との指摘を受けたが、あらためて図鑑を見ても、見分けが付かない。それにしても、アチコチに下らない落書きが見られる。まったく腹立たしい。



駅から30分ほど歩いて、光明池に到着。灌漑用の溜め池なのだから、雨乞いのカエル像が置かれているのも納得できる。奇妙なのは、カエル像の前にあるサラダオイルのボトル。カエル像を磨くものか、お供えなのか。あるいは、ガマ油のように自ら流した脂汗を貯めているのか・・・。



空はどんより曇っている。池の周囲の木々は秋の色彩だけど、冬のような肌寒さを感じる。



えぇっ!こんな像あったっけなぁ?池の畔に光明皇后像。台座によると今春作られたばかりのものだ。この地で生まれた光明皇后に因んで命名された池だから、像ができたのが遅過ぎたとも言える。光明皇后伝説が多く残るところにも関わらず、モニュメントは少ないところだ。



三林町の旧い屋敷。土地の豪農の屋敷だろうか。



右に左に、曲がる箇所が多いコースだ。目的地に真っ直ぐ向かうのではなく、見どころや、歩きやすい道を選びながら、ジグザグに進む感じだ。曲がるべき角に、店などの目印が無いところでは、「和泉市60番のカーブミラーを右折」と地図では案内されている。



スタートして1時間半、スタンプポイントの国分寺に到着。南北朝時代や戦国時代に被災したせいか、現在は小じんまりしたお寺になっている。お堂の縁側にスタンプ台が設置されている。



国分寺から徒歩10分ほどで、光明皇后誕生所の碑に到着する。どうして藤原不比等の正室の娘が、奈良の外で生まれたのか、よく判らないのだが、民家の角にあって目立たない碑だ。初めてこの地を訪れた際には随分迷ったことを思い出すが、今日はすんなり来ることができた。国分峠コースを歩くのも、3~4回目になるんだから、当然といえば当然だ。



このあたりは蜜柑畑が多い。曇り空ではあるが、深い緑の中にあっても存在感抜群の蜜柑のオレンジ色は太陽の恵みを感じさせるエネルギッシュな色だ。



蜜柑よりも、単価の高い柑橘類にチャレンジしているところも多い。これはたぶん柚子だ。


こちらはレモン。



和泉リサイクル環境センター。産業廃棄物の最終処分地だったところを、花畑にしたところだ。往復2kmほどの道を行って、また戻らなければならない。以前はスタンプポイントだったので、躊躇なく向かったが、今回からはスタンプポイントから外れてしまったので、少し考え込んでしまう。結局、あまり興味の無い所だが、あくまでマップに忠実に、行って、また戻った。



環境センターを出る頃から、小雨が降り出した。もう見どころも無いので、黙々と歩く。が、途中で致命的なミスを犯してしまった。左折すべきところを、あろうことか右折してしまったのだ。2時間ほど前に見た風景を再度発見して、やっと道の間違いに気付く。

どこをどう歩いたのか、よく判らないが、見覚えのある、屋上でゴリラが暴れているパチンコ屋を発見。帰宅して調べると、去年の秋にも、泉北ぐるりんで、このコースを歩いていて、今日誤って右折した角を、直進していたのだ。一体何回歩けば、道を諳んじることができるのだろうか。



環境センターに変わって、今回からスタンプポイントになった弘法寺。ニット帽を被ったお地蔵さんが出迎えてくれた。ボケ封じのご利益があるお寺だそうだ。今のうちから、毎回道に迷うようでは先が思いやられる。しっかりとお参りした。



弘法寺から10分ほどで、ゴールの和泉中央駅に到着。1年前と同じコースを設定しているのは、解せないけれど、それでも迷ったんだから、文句も言えない。
あと3コース、期限までの休日は7日。天気とか所用とかを考えると、油断はできない。


まとめ


歩行距離   15.1km (道に迷って、さらに+1~2km??)
所用時間   227分 (3時間47分)
歩数      22200歩 
(歩数計が電池切れのため、「しっかり」は計測できず。結構休みなくしっかり歩いたのに・・・)