モノレールBINGO(空港~少路~池田)

2015年6月20日(土)


山積した懸案を片付けるため、朝から出勤。が、14時くらいには多少一段落したので、気分転換で、歩きに出掛けることにする。忙しい時ほど、歩きたくなる。机に向かい続けている体の調子を整えるだけでなく、一人歩きながら、課題にいかに対処すべきかを考える。汗をかきつつ歩いていると、ふと良い考えも浮かんでくるものだ。ウォーキングは座禅にも近いものを感じる。




先日僅かに取り残した、大阪モノレールBINGOを片付けることにする。飛行機に乗る訳でもないのに、空港バスに乗って、大阪伊丹空港にやってきた。空港ビルに連絡橋で連結されているモノレール駅に向かう。



どうせ、改札内にあるのだろう、と諦めていたスタンプだが、大阪空港駅では改札外に設置されていた。有難くスタンプを押印させていただき、そのまま次の駅、蛍池まで歩くことにする。



空港周辺って、昔から巨大看板広告が多い。ビルの壁面などを活用しての看板ビジネスって、美味しいなぁ、と感じていたこともあるが、どうしたことか空港周辺の看板スペースには、空きが目立つ。不況なのか、景観の問題なのか、あるいはインターネット等の普及により巨大看板広告そのものにニーズが無くなってきているのか・・・。



大阪空港から蛍池までの間、モノレールはグルッと半円を描くように敷設されている。阪急と接続するには、こうするしかなかったのだろう。大阪空港への鉄道アクセスは、このモノレールができるまで無かった。廃港・存続のいずれにしても、大阪市内から直結する鉄道アクセスが無いと、空港としても再開発地区としても半端なものにしか成り得ないはずだったはずで、もっと早く鉄道整備に取り組むべきだったように感じる。



蛍池駅のスタンプは、やはり構内。ということで、ウォーキングスタンプラリーストとしては忸怩たる思いはあるが、ここでモノレールに乗車する。



柴原駅。モノレールの駅の構内に、レンタサイクルが設置されている。高架上の駅改札内から自転車を運び出すのも大変そうで、何となく違和感があるが、利用者の声を反映してのことだろう。大阪モノレールって、各駅構内に彫刻・美術品を展示したり、広々とした休憩スペースを設けたり、本を置いたり、色々と斬新なことに取り組んでいる会社だ。



おお、鉄道むすめ、豊川まどかがラッピングされている。次の鉄道むすめスタンプラリーでは、大阪モノレールもきっとスタンプポイントになるのではなかろうか。



中央環状線に沿った柴原のあたりって、モノレール開通前後から開発されたところとの印象が強いんだけど、古い集落も見られる。キンチョールの広告が付いた古い地番表示板がある。



柴原と少路の間を南北に貫く府道豊中・亀岡線が、ロマンチック街道と名付けられている。洒落たケーキ屋さんなどもあり、綺麗な道にしようという地域の方々の心意気も判らなくもないが、もう少し良いネーミングは無かったものだろうか。どうしても、ドイツの中世都市を結ぶ観光街道のパクリにしか聞こえない。そもそもロマンチック街道とは、ローマ巡礼の道ではなかっただろうか。この道の先にあるのは勝尾寺くらいのものだ。



少路でモノレールBINGOの最後のスタンプをゲットしたが、さすがに歩き足りない。池田まであるくため、再び柴原に戻る。阪大の前に、豊中市のマンホールのモニュメントがある。マンホールのデザインの由来は、阪大の工事の際に発掘されたワニの化石。豊中市内でもあまり見かけないワニマンホールだが、さすがに阪大付近のマンホールはワニだらけだった。



柴原駅前近くの阪大の正門から、構内を抜けて阪急石橋駅に出ることにする。何度も訪ねている大学なんだけど、丘陵地を切り拓いていることもあり、地形が複雑で、シンボリックな建造物もあまり無いので、未だに各施設の繋がりが掴み切れていない。



土曜日ということで、学生の数は多くない。それにしても大学って綺麗になったものだ。自分自身が大学生だった40年近く前は、立て看板やら落書きやらで溢れかえっていたものだが・・・。何となく寂しくも感じる。



石橋駅方面に向かうには、整備された道とは別に、山林を抜ける遊歩道のようなものもある。どうやら、この辺りが待兼山らしい。掘り返せば、まだ1匹や2匹のワニの化石が出てくるかもしれない。



石橋までやってきると、そこは既に池田市。チキンラーメン発祥の地とはいえ、居酒屋にも「チキンラーメンがあります」の看板があるのには驚く。



阪急電車宝塚線に沿った国道176号を池田駅に向けて北上。箕面川を渡る。



池田駅の手前にある公園のなかに、「摂河乃広野」という石碑を発見。14年前に起こった大阪教育大学附属池田小学校での無差別殺傷事件の後しばらくの間、この地に小学校の仮校舎があったらしい。



池田駅に到着。落語みゅーじあむもある落語の町を自称するだけに、上方落語の演目「池田の牛ほめ」の顔出しパネルなんかが設置されている。



わざわざ池田駅まで歩こうと思い立ったのは、阪急沿線、花・新緑ビンゴスタンプラリーのスタンプポイントになっているため。既に第三期に入っている。第一期でも池田駅がスタンプポイントになっていたが、さすがにスタンプは変更されていた。



第一期はコンプリートしたものの、第二期では松尾大社駅には行けず終い。第三期の残りは六甲駅と嵐山駅だが、行く予定も無い。まあ、一応これで2ビンゴ達成。これ以上集めても、2~6ビンゴは、同じ賞品にしか応募できない・・・。



モノレールBINGOは無事コンプリート。もっとも、スタンプの多くが改札内に設置されていたため、かなりモノレールに乗車してしまったのは、想定外だった。



全駅制覇の賞品は、鉄道時計。乗務員仕様の懐中時計って、ちょっと欲しかったりもする。



所要時間2時間余り。歩数は13000歩程度。
ストレスも少しは解消されたところで、仕事に戻ることにする。

モノレールBINGO(彩都~山田)

2015年6月13日(土)


予想されていたとはいえ、昨日からバタバタ続きで、ちょっと一息ついたのが14時前。あまり時間は無いが、先日実に中途半端な結果に終わった大阪モノレールのBINGOスタンプラリーの続きに挑むことにする。



今日は、モノレールの彩都線の終点、彩都西からスタート。国際文化公園都市との触れ込みで北摂の丘陵地帯を切り拓いて大規模な開発が進められている。ちょっと時勢を読み間違えた過大な都市計画だったとも思うが、彩都西ゾーンには住宅や研究施設が埋まりつつある。



モノレール沿いの道をどんどん南下するのだが、山を切り拓いてできたばかりの地域だけに、周囲に面白そうなものも無さそうな、退屈なウォーキングとなりそうだ。



幹線道路に沿ったところでも、開発未着手の区画は随分見られる。西ゾーンは未だ良いが、東ゾーンの開発には目途が立たないとも聞く。もっとも、モノレールも通っているため、同じように北摂の山林に開発されたもののガラガラ状態の箕面森町よりは、相当マシな町になっている。



モノレールは、茨木市と箕面市の市境付近を走っている。歩いていると、両市のマンホールの絵柄が頻繁に変わる。



あまりに退屈な道が続くので、2つ目の駅、豊川の手前にあるコンモリとした森を背にした春日神社を訪問する。この地を訪れた清和上皇が名付けた「月の清水」の跡があるとの碑があるが、本殿まで参拝したが、その名残はどこにも見れなかった。



しかし付近を流れる川は、とても清らかな流れに見える。地名も清水、西国街道にごく近いところだ。



いつの間にか、大阪モノレールにも「鉄道むすめ」が登場していた。豊川まどか、という名前の姓は明らかに、この豊川駅からとったものだろう。まどか、とは、おそらく門真の逆読みだ。



彩都西駅に続いて、豊川駅も、スタンプは改札事務所に置かれていた。「スタンプ押させてください」と言わなければ押せない。やけにガードが固くなっていて改札通過をせずにスタンプを押す訳にはいかない。仕方なく、阪大病院駅までの一駅はモノレールに乗車。阪大病院を横目に、再び歩き始める。



万博公園外周道路に入る。外周道路は車道の脇に、自転車道と歩道が広々と設置されている。記憶が曖昧だが、元の車道を狭めて造られたものだと思う。もっともジョギングする人の多くは、より
平坦な自転車道を走っている人が多い。



歩道上にモノレールの軌道が設置されているが、交差する道路がほとんど無いため、モノレール軌道はかなり低い位置になっている。



走行するモノレールを、うまい具合に真下から撮影できた。



公園東口駅に向かう途中で迂回して、未だ行ったことのない万博記念競技場に立ち寄る。ガンバ大阪のホームスタジアムだが、今日は高校生の陸上競技が開催されていた。しかし改めて見ると、Jリーグの試合を開催するにしては、かなり手狭で老朽化していることが判る。



公園東口駅。モノレール軌道の向こうに太陽の塔が覗いている。



公園東口で再びモノレール乗車。駅から新しいサッカースタジアムの建設が着々と進んでいるのが見える。


太陽の塔。何度来ても、やはり写真に撮りたくなる。



万博記念公園駅から、西に伸びるモノレール。門真に向かう軌道と、彩都に向かう軌道がここで合流している。それぞれ10分おきに走行しているモノレールの行き先に合わせるように、数mほどのレールが動く。このレールの操作を誤ると大事故になること必至だ。



様々なラッピングを施されて、ひとつとして同じデザインの車両が見られないように感じる。京都観光をPRする車体もあったが、阪急電車と同じ色になっている。阪急がスポンサーなのか、たまたまなのか?



万博公園駅の隣の山田駅までで今日は時間切れ。阪急の北千里線と交差している。彩都に向かう途中の千里中央駅で、スタンプはゲットしたので、残るは、大阪空港駅から小路駅までの4駅となった。



全線を歩いて踏破するつもりが、アテが外れてモノレールばかり乗る羽目になっているが、ここまで来たならコンプリートしよう。




東京早朝散歩(汐留~豊洲~台場)

2015年6月11日(木)


東京2泊目。昨日は飲んで帰って、風呂に入った後、即熟睡したが、今朝はすっきりした気分で4時半に起床し、5時前に出発。大阪とは日の出の時間に差があるとはいえ、東京の空はやけに明るい。



今日は台場まで、昨日とは違うルートで、遠回りして歩いて行くことにする。浜離宮の前を築地方面に進む。浜離宮は歴史小説にも登場することが多く、興味はあるのだが、未だに訪問したことがない。



朝日に向かって進む。築地市場の青果ゾーンは素通り。やはり目指したいのは鮮魚ゾーンだ。市場での朝食のことを考えると、お腹がますます空いてくる。



仲卸売場の見学は9時以降にしてくれ、との看板がある。近年築地も一大観光地になっているとはいえ、早朝は戦場のようなものなんだろう。



発泡スチロールの箱に入れた競り落とした魚を運ぶ小型運搬車(何か正式名称があるはずだが)が何十台も市場の中を猛スピードで縦横無尽に走り回っている。



魚河岸横丁の店の多くは6時頃に開店するところが多いようだが、既に開店している人気寿司店は、早くも長蛇の列。朝食に奮発して寿司でも、と思っていたのだが、さすがに諦めざるを得ない。



築地市場の中にある吉野家一号店。狂牛病騒動の際にも、この店は牛丼の提供を続けたと聞く。ここで朝飯とも思ったが、結構混雑していたので、スルーする。ところが、場外に出ても、開いている店は無く、結局、勝鬨橋の傍にある、ごく普通の吉野家で朝食とになった。



勝鬨橋。日本には珍しい可動橋だ。橋の真ん中から両側が跳ね上がる仕掛けになっているらしい。もっとも、機械の老朽化もあって、最近では跳開することは無くなったと聞いている。



橋の真ん中手前に、信号機が付いている。跳開時には赤信号が点き、歩行者をストップさせていたのだろう。



これが、橋の真ん中。どのようにこの橋が開くのか、じっくり観察しても理屈が良く判らない。一度実際に跳開するのを見てみたいものだ。



勝鬨橋から隅田川上流を臨む。かなり日は上がってきたが、まだ6時。



勝鬨橋から月島に向かう。隅田川河口部にあって、水路が入り組んでいるところだ。とても立派な小型船舶用の係留施設が整備されている。



月島といえば、もんじゃ焼き。細く入り組んだ路地のアチコチにもんじゃ焼きの店が見える。おそらく100店舗くらいはありそうだ。



細い路地を貫く月島西仲通りは、とても美しく整備された通りになっている。アーケードにはズラリと暖簾がかかっているなど、和のテイストを全面に押し出している。



月島から晴海を通って豊洲に向かう。港湾施設や臨海部の工場のために敷設されたと思われる引き込み線の鉄橋が残っている。残っているのは橋だけで、陸上部にはレールの名残さえ見つけることはできなかった。



豊洲エリアの水路沿いの道を進む。この辺りの水路沿いの多くには、遊歩道が美しく整備されていて、ウォーキングやジョギングにはもってこいの道が続いている。



遊歩道には、吊橋やクレーンなどのモニュメントが設置され、ショッピングゾーンやレストランもあるお洒落なウォータフロントエリアになっている。



鉄道の車輪や、錨、錘などが、ベンチ代わりになって配置されている。今は佃島と一体化した石川島には造船所などがあったが、その流れを汲むIHIの本社は、この近所にある。きっと、かつてこの辺りにあった重機産業の遺産なんだろう。



いい気になって、シーサイドの遊歩道を歩いていると、行き止まりになってしまう。まさか水門を渡る訳にもいかず、引き返すが、余裕のある時は、寄り道や迷い道が楽しいものだ。



豊洲に建設中の、新中央卸市場。築地からの移設に反対する意見は未だ強いと聞くが、建設はどんどん進んでいるようだ。



有明コロシアム。日本におけるテニスコートの頂点とも言えるのだろう。この大きな建物のなかに、わずか一つだけのコートがあるようだ。



有明コロシアム付近の標識。ウィンブルドンまで9588km。



有明の森というのも納得の緑の深さだ。歩くのがとても気持ちいい。



有明から橋を渡って、お台場にやってきた。昨日渡ったレインボーブリッジを、今度はノースルートで渡りたいとも思ったが、仕事の時間が迫っている。もっとも未だ8時過ぎ。レインボーブリッジは未だ閉まっている。お台場海浜公園駅から、ゆりかもめで汐留に戻る。



朝5時前に出て、8時過ぎまでの、3時間15分ほどで、約12kmを歩いたことなる。



やはり見知らぬ町を歩くのは楽しい。早朝からすっかり汗をかいたが、ホテルに戻りシャワーを浴びて仕事に出掛ることにする。