2012年11月10日(土) - ②
近鉄・阪神・山陽の沿線散歩の吉野山コースを終え、吉野駅前で草団子などを食べて小休憩。さあ、次は近鉄吉野線開業100周年記念スタンプラリー「満喫!わくわくビンゴ」だ。
これは吉野線の特急停車駅10駅と、沿線16市町村の観光スポットでスタンプを集め、1~3ビンゴできれば商品を貰えるもの。スタンプ10コあれば3ビンゴが完成するが、当然、スタンプ欄を埋め尽くして10ビンゴを完成させるのだ。さらに当然、歩いてスタンプを集めるのだ。
実は既に先日、金剛三市スタンプラリーで五條市に行った際に、予期せず一つ目のスタンプをゲットしている。沿線16市町村には、土津川村など、到底歩いて行けそうにもない奈良県南部の市町村が8つも含まれているため、残り18ヶ所から16ヶ所を選ぶことになる。自由度は少ない。
沿線散歩の途中にあった、吉野山ビジターズセンターがスタンプポイントになっている。歴史街道やら、携帯スタンプラリーやら、さまざまなスタンプラリーのポイントを兼ねていた。
吉野駅でスタンプを押し、出発したのが、15時をだいぶ過ぎてから。あわよくば壺阪山くらいまで行こうと思っていたのだけれど、到底無理だ。行けるところまで行くしかない。神殿風の吉野神宮駅で合計4つ目のスタンプをゲット。近鉄さんには申し訳ないけれど、全ての駅で、改札外にスタンプがあるのが、ウォーキングスタンプラリーストにとっては嬉しいことだ。
吉野神宮駅から、吉野川を渡るためには線路橋から離れて、上流側に大きく迂回しなければならない。 このあたりは吉野杉などの集積所になっている。ここで集積された木材が吉野川を使って搬出されたのだろう。
吉野川を北に渡る。空は少しずつ暗くなり始めている。
近鉄の鉄橋。単線だ。吉野線は特急停車駅が過半を占めるという、不思議な路線だ。しかも、特急でさえ、すれ違い駅でしばらく待つことを余儀なくされる。それでも時刻表の半分は特急なので、500円払って特急に乗る羽目になることが多い。
大和上市駅で5つ目のスタンプゲット。吉野杉かどうかは判らないが、木材を多用した駅舎だ。
大和上市から、吉野川北岸を西に向かって歩く。河原では満面のススキが揺れている。
吉野川沿いの国道169号線をしばらく離れて、旧街道に入る。伊勢街道の一部のようだが、奈良県を東西に横切る道の多くが伊勢街道と呼ばれているようで、ややこしい。
六田(むだ)駅に到着。吉野駅からの全ての駅が特急停車駅だ。しかし次の越部駅は、ついに特急が止まらない駅だ。7つ目のスタンプは下市のアメニティセンターだ。暗闇が迫っている。
下市町立アメニティセンター「せせらぎ」に到着したのが17時50分。ぎりぎりセーフと思ったが、アウトだった。センターの扉には18時までとあるんだけれど、よく見るとスタンプラリーの台紙には17時までとある。う~ん、スタンプラリーは人生さながら、計画どおりには行かないものだ。
下市口にて7つめのスタンプをゲット。予定を大幅に下回る結果となったが、今日はここまで。
各駅で貰えるスタンプは赤色で、かつて吉野線を走っていた電車。駅ごとにデザインが異なる。観光スポットのスタンプは青色で、その市町村の名所やキャラクターがデザインされている。なかなか集めがいのあるスタンプだ。
今日はトコトン歩くつもりだった。というのも、この春橿原漫遊スタンプラリーで当選した宿泊券を利用して、橿原市内に宿を取っているからだ。しかし明日は雨の予報。2日間での16スタンプ達成はムリそうだ。ホテルで作戦を練り直そう。
まとめ
歩行距離 約11km所用時間 161分 (2時間41分)
歩数 16900歩 (しっかり 13100歩)
この日の合計
歩行距離 約18km所用時間 330分 (5時間30分)
歩数 28000歩 (しっかり 17800歩)