大阪モノレール × ガンバ大阪 スタンプラリー

2014年6月14日(土)


木・金曜の強行スケジュールでの出張疲れで、ぐっすり朝寝。完全休養日のつもりだったが、夕方も近くなってから、大阪モノレールXガンバ大阪スタンプラリーをやっつけるべく、外出する。なんたってワールドカップ開催中だからねぇ・・・。



このスタンプラリー、昨日出張からの帰宅の際に、大阪伊丹空港のモノレール駅で発見したもの。早速ひとつスタンプをゲットしたが、残る万博記念公園駅、公園東口駅、門真市駅の3駅間距離は約12kmと歩くには手頃だが、大阪空港駅のスタンプが改札内にあったことが気がかり。



電車を乗り継ぎ、万博記念公園駅に到着。やけに広い改札内のコンコースの隅っこにスタンプはあった。歩いてスタンプをゲットするには、改札外設置が都合がいいが、そんなヤツはそうそういないだろう。鉄道会社にとっても改札外の方が確実に運賃収入があがるはずなのだが・・・。



万博記念公園駅から彩都線に乗り換える。モノレールは4両編成だが、2両目と3両目の間にしかドアが無いため、やけに細長い車両のように感じられる。不思議なのは中央の2両が弱冷車になっていること。どちらも隣の車両と筒抜けなんだけど温度調整できるのだろうか。



公園東口駅に到着。やはりスタンプは改札内だった。ここで下車して、門真駅まで歩くことにする。駅前には万博記念競技場。現在のガンバ大阪の本拠地だ。現在Jリーグはやっていないはずだが、何かの試合をやっているようだ。



さあ、門真に向かって歩き出す。既に16時55分!こんな時間から歩き出すかぁ・・・。隣の万博公園からは閉園を知らせる「蛍の光」が流れている。万博外周には、車道・歩道の間に広い自転車道が設置されている。もっとも、利用者はジョギングしている人が圧倒的に多いようだ。



万博記念公園を南北に分断している中国自動車道の南側にを越えたところに、4万人収容の新たなサッカースタジアムが建設中だ。来年度中には完成すると聞く。



旧エキスポランドも、様々な変遷を経て、再び生まれ変わろうとしている。ブルドーザーが作業している姿を、太陽の塔が見守っているようだ。



吹田市のマンホールデザインは、太陽の塔をモチーフにしたもの。思い起こせば、大阪万博は何と44年も前のことだ。しかも、わずか半年間の開催だったにも拘わらず、その存在感は未だ衰えを知らない。



名神高速道路の高架を潜り、吹田市から摂津市に入るが、町名は千里丘で変わらない。香里園が枚方市と寝屋川市に跨っているのと同様、元は人家の少ない市境に住宅地が開発されたということだろう。



カーボンニュートラル駅として、4年前に新設された阪急摂津市駅。LED照明や、壁面緑化など、エコな仕掛けが沢山施されているようだ。



摂津市駅から南に向けて、緑豊かな美しい水路が整備されている。高度に下水処理された水が流れているそうだ。ガランド水路というらしいが、ガランドとは何だ?



「ガランドポンプ場跡」というものまで現れた。境川と大正川に挟まれた地域での度重なる浸水を防ぐためのものだったらしい。ポンプ場跡の傍に架かる橋の名称が「伽藍堂橋」。なるほど、ガランドとは伽藍堂のことのようだ。



ここまでモノレールから離れて歩いてきたが、モノレール摂津駅の近くで、再びモノレールや近畿自動車道が走る中央環状線道路にやってきた。



鳥飼の新幹線基地。新幹線が並んだ風景は、いつ見ても心が弾む。もう少し近くで見たいものだが、ガードマンさんと金網に阻まれている。



モノレールの橋脚って、結構高い。30mくらいの柱1本で全てを支えている。しっかりと設計されているとは判っているが、素人目には、結構危なっかしくも見える。



南摂津駅。上り下りの2本のレールが、箱型の橋上駅舎に吸い込まれている。とてもシンプルな造りだ。



淀川を渡るモノレール。徐々に夕闇が迫ってきた。



近畿自動車道と阪神高速守口線を結ぶ守口ジャンクション。なんで今まで無かったのか、とも思うが、順々に開通しており、この夏には完成するらしい。



門真市駅のひとつ手前の大日駅。これまでの3駅と同様、門真市駅のスタンプも改札内にあるに違いないだけに、門真市駅まで歩いていくと、乗る必要のないモノレールの切符を買わなければならない。それならばと、ここでウォーキングを終え、1駅だけモノレールに乗ることにする。



1km強のわずか1駅の乗車だが、運賃は200円。ところが門真市駅に着いてビックリ。なんとスタンプポイントは改札外にある。一体どういう考えなのか。見事にウォーキングスタンプラリーストの期待と予想を裏切ってくれた。



門真市駅で京阪に乗り換え。すっかり夜になった。門真って、モノレールも京阪も「市駅」だ。堺とか高槻とか、後からできた駅が、先に出来た駅に憚って「市駅」を名乗ることが多いと感じていたが、良く見ると京阪って、守口も枚方も八幡も「市駅」だ。唯一の例外は宇治だけのようだ。



集めたスタンプは4つ。各駅の特徴を上手く図案化した良いスタンプだ。



今日は、スマホのRunKeeperという無料アプリをダウンロードして使ってみた。歩いた道がしっかりと記録されている。JR東海道線と阪急京都線を渡るのに、遠回りしていることも良く判る。実際に歩いた距離や時間も計測されて、結構重宝しそうだ。



距離ごとの歩行ペースや標高の変かもしっかり記録されている。1kmあたりの平均ペースは14分となっている。途中の休憩や、終盤の寄り道など、誤魔化しようが無い。

 

まとめ


歩行距離    11.2km
所要時間    155分 (2時間35分)
歩数       16800歩