商家に伝わるひな人形めぐり(五箇荘)

2016年3月21日(祝) ②


「JRで行く滋賀のまち歩き」で能登川駅から五箇荘までやってくると、「ひな人形めぐり」のイベントが開催中。スタンプラリー方式になっていると聞くと、スタンプラリーストの血が騒いてしまう。



スタンプラリーは、近江商人の街並みが保存されている五箇荘の金堂地区の8ヶ所の商家を巡るものだ。これまで泉佐野とか室津とか、雛人形関連のスタンプラリーには何度か参加したが、正直なところ、雛人形にそれほど興味がある訳ではない。



外村繁邸からスタート。大きな座敷に、豪華な雛飾りが何セットも飾られている。



その隣にある外村宇兵衛邸。



消化栓ボックスの上などにも小さな雛人形が飾られていて、町中がとても華やかだ。



中江順五郎邸。立派なお屋敷だ。



こちらでは昔の雛人形ではなく、最近のものが飾られていた。この地の名産の麻布を使った色鮮やかな人形たち。



この地の名産のデコ人形も飾られている。



まちなみ保存交流館では、なんと雛人形が、花になっている。なんとも斬新だ。



屏風になっている雛飾り。これは場所を取らずに済む。



顔出しパネルまで用意されている。貸衣装でお雛様やお内裏様に扮装できる趣向も見られた。



金堂地区には、清らかな水路が張り巡らされている。



観光案内所もスタンプポイントになっている。なんと近江商人のキャッチフレーズ「三方よし」が、
案内所の名前として採用されている。



古い竈でお湯を沸かしていた、八年庵。



観峰館。一体何かと思えば、書道の博物館のようなところだった。ここもスタンプポイントになっていたが、あまりに商家とは関係ないのでパス。



最期は藤井彦四郎邸。2000坪をゆうに超すと言われる大邸宅だ。



昔の帳場も再現されている。番頭さん?が座る帳場と、客の間に据えられた衝立は、結界と呼ばれるらしい。この衝立の向こうに、客といえども入ってはならないということだろう。


6つで賞品に応募できるので、観峰館を除く7つのスタンプをゲット。「豪華な賞品」と書かれているだけで内容は不明。当たりそうにも無いが、一応応募はしておく。



なんと5月には武者人形めぐりが開催されるとのこと。雛人形めぐりは、各地で開催されていて、今や珍しくもなんとも無いが、五月の節句の武者人形めぐりというのは初耳だ。