2013年9月28日(土)
「布施えびすバル」の関連イベントとして、スタンプラリーがあるとの情報を入手。先日、布施~今里~北浜まで歩いたばかりだが、今回のスタンプポイントは、小路、永和など、先日訪れていない場所が多い。バルにはさっぱり興味が無いが、チョコッと出掛けることにする。
地下鉄千日前線の小路駅に降り立つ。さっそく、スタンプポイントに行くと、何と、スタンプラリーは、バルのチケットを買った人だけとのこと。無類の食いしん坊ではあるが、5軒もの店をハシゴするという仕組みには馴染めない。布施付近のブラブラ歩きに急遽予定を変更する。
取りあえず、布施戎神社に向かう。途中、幼稚園に、ジェット機型の遊具を発見。なかなか格好いい。子供たちが喜びそうだ。
小路から布施にかけての通りには、沢山のバケツが水を張って置かれている。地域ぐるみの防火に熱心に取り組んでいる地域のようだ。
布施戎神社に到着。意外に小さな神社だ。考えていたのは、西宮、今宮、堀川に匹敵するような規模の神社だったのだが・・・。
しかし、ここの恵比寿様は立派だ。日本で一番大きな恵比寿像らしい。振り上げた釣竿は取り外しができるものだが、釣り上げた大鯛とともに、恵比寿像の躍動感を高めている。
布施駅前には、「えべっさんの街」と布施戎神社を大プッシュしていただけに、神社が小さいことにはびっくりした。もっとも神社の値打ちは大きさだけではないけどね・・・。
布施駅前のスタンプポイント。残念ながら、遠くから観察しているだけだ。スタンプ台紙は、バルチケットの裏表紙になっているようだ。
布施駅前にあったアンパンマン自販機。大手飲料メーカーのものなので、他にもあるのかもしれないが、初めて遭遇した。「僕アンパンマン・・・」と、喋り続けていた。
布施駅は、近鉄の奈良線と大阪線が分岐する駅。奈良線に沿って、河内永和~河内小阪方面に向かって歩いていく。
途中、大阪松陰女子大学の横を歩いていると、中に田辺聖子文学館があることに気付く。守衛所で特別入構の許可証を貰って、校内に入る。休日とはいえ、女子大に入り込むのは少し緊張してしまう。
近年では、元オセロの松島尚美が有名だが、やはり卒業生代表は田辺聖子ということで異論は無かろう。もともと大阪福島にある写真店のお嬢様だったらしい。ここまで通うのは大変だったろうなぁ。大阪空襲の際は、鶴橋から福島まで焦土と化した大阪市内を歩いて帰ったそうだ。
小阪の商店街にやってきた。商店街のなかに、小阪スカイドームという、丸屋根部分があることで有名だ。
小阪でのお目当ては「小阪城」。大坂城に対抗して、五層連立天守を有している。約15年ぶりに訪れたが、優雅な姿に変化は無い。
実は、この小阪城は、散髪屋の屋上に立てられている。散髪屋の御主人が、手作りで天守ばかりか、室内もお城風に仕上げているようで、テレビでも何度も取り上げられている。ここまでやると大したものだ。東大阪の穴場的スポットなのだ。
八戸ノ里駅の近くにある司馬遼太郎記念館。過去、2度訪れたことがある。当時の書斎が保管されているし、膨大な蔵書が大書架に収納されていたり、本を買うと特別なブックカバーを付けてくれたり、大好きな作家だけに、とても感動したことを覚えているんだけど、今日は入館料500円をケチって、外から見学するに留めた。
近鉄八戸ノ里駅前には、大規模な立体駐輪場がバス・タクシー乗り場を取り囲むように設置されている。
北上して、地下鉄中央線・近鉄けいはんな線の長田駅方面に向かう。昼食は餃子の王将。なんと、店内は完全禁煙で、喫煙コーナーが別途設けられていた。う~ん、王将よ、お前もか・・・。
中央大通に通じる国道308号線は、徒歩帰宅者支援ルートと書かれた路面標識が貼られている。この道を歩いていれば、食料や飲料などの支援が受けられるということだろうか。まあ、災害で中央線が不通になれば、当然鉄道に沿ったこの道を歩く人が多いだろう。
交差点には、東西南北を示す標識が掲げられている。これも徒歩帰宅者支援ルートだからかなぁ?
長瀬川の水辺はとてもよく整備されている。以前、柏原の大和川からの分岐点から放出まで、長瀬川沿いを歩いたことがあるが、全区間を通して、とても気持ち良い道が続いていたことを思い出す。近いうちにまた歩いてみたい。
高井田を越えて、深江橋に近いところに、小阪城と並ぶ東大阪の珍スポットがある。ホワイトハウスだ。地元の建材メーカーがショールームとして建設したそうで、竣工式には米国総領事(だったかなぁ)もやってきたという、小阪城とは異なり、半ば公認されたコピー建築だ。
そういえば、東大阪には、石切という全国区レベルの珍スポットもある。中途半端なウォーキングになったが、明日は一大イベントが控えているだけに、今日はこれにてお終い。
まとめ
歩行距離 約9km
所要時間 3時間ちょっと
歩数 15100歩 (しっかり5000歩)