2013年1月4日(金)
堺での所用の帰りに、大仙公園の都市緑化センターに立ち寄った。目当ては「ポピアン」。
先日の800以上が参加して開催された「ゆるキャラコンテスト」で、54万票を集めて今治市のバリィさんが優勝する一方で、わずか4票という驚異的な得票数で、ぶっちぎりの最下位となったことで、俄然世間の注目を集めているのが、この都市緑化センターのキャラクターなのだ。
都市緑化センターは、市民に緑や花に関する知識を高めてもらうための施設で、園内には、庭園や温室などの施設や、ガーデニングに関する相談受付やイベントなども開催しているところである。ゆっくり見て回れば小一時間くらいはかかりそうだ。
都市緑化センターのロビーのテレビでは、先日昼の朝日放送のワイドショーで取り上げられた「ポピアン最下位からの逆襲」というコーナーが、エンドレスで上映されていた。1~2分程度と思っていたが、10分ほどもある、結構力の入ったものだった。
残念ながら、この日、ポピアンは不在。施設のところどころには、ポピアンのイラストなどが描かれている。イラストでは、黄色い体、緑の手足、青い目、3本の雌蕊?、1本のまつ毛、なども、さほど不気味には感じない。
もっとも、この人形になると、不人気なのが判るような気もする。
放送で共演した、くまもんとの2ショット写真が、施設内に飾られていた。着ぐるみになると、イラストや人形とは異なる雰囲気がある。統一感の無い色遣いであったり、可愛げの無い体つきであったり、胸のポピアンと書かれた名札であったり、あまりにも洗練されていないが、そこが逆にウリなのかもしれない。
期間限定で発売されていた絵葉書を購入した。ゆるキャラコンテストで最下位になって俄然注目を集めるようになってから制作されたと思われる、唯一のグッズである。年末27日付のツイッターに、「ポピアンの絵葉書が初めて売れたポピ!」とあったが、29日~3日まで休館であったはずなのに、売場には2セットしか残っていなかった。