沿線散歩(4)梅田~中崎町~野田


2014年4月6日(日)


近鉄・阪神・山陽3社沿線クイズ&スタンプラリー(沿線散歩2013)も、9コースを終え、残るは梅田を中心に歩く1コースとなった。パンフレットには「最もホットな大阪の中心地を歩こう!」とあるが、賑やかなところは、ぶらぶら歩きになりがちだし、あまり魅力的なコースに感じない。



午前中に用事を済ませて、午後1時に阪神梅田駅を出発。午前中、しばしば降った雨は上がったが、風が強く、少し寒い。



この辺りでは、地下を歩くことが多いので、梅田の大歩道橋を渡るのは随分久しぶりだ。完成した当時は、違和感を感じていたJR大阪駅の大屋根もすっかり見慣れた景色になってきた。



春の晴天に、阪急百貨店が聳えたっている。阪急・大丸・三越伊勢丹と百貨店が犇めきあっているところへ、ついに阪神百貨店も超高層ビルに建替えることになったらしい。他人事とはいえ、そんなにデパートの売場面積が増えて大丈夫なんだろうか。



JR環状線沿いを東に歩いて、中崎町へ。戦火を免れたレトロな街並みが今も残るところで、古民家を改装したお洒落なカフェなどが増えてきた。



それにしても、人の数が多い。歩く人の多くは、「中崎ダンジョン」と書かれた地図のようなものを持っている。どうやら、付近で宝探しのようなイベントが行われているようだ。



茶屋町のMBSの前にも、同じイベントのものと思われるブースがあって、多くの人が集まっている。調べてみると、謎を解きながら町を探索する体験型ロールプレイングゲームのようなものらしい。多くの人が、参加費1000円を払って楽しんでいた。とても面白そうなんだけど、有料というのは少し抵抗がある。



グランフロント大阪にやってきた。春の陽気のせいもあるだろうが、相変わらず人出は多い。ナレッジキャピタルを少し周回してみたが、閑散とするのではと感じていた7Fのナレッジサロンも、6Fのレストランゾーンも、結構賑わっていた。



もっとも、北ヤードはようやく東側の半分の開発が済んだばかり。西半分は未だ更地のままだ。ここに何が出来上がるにせよ、完成までには未だ長い年月が必要だ。



梅田北ヤードの下を潜る地下道。ここは以前と変わっていないが、やはり人通りは多くなったように思う。グランフロント大阪の完成で、北ヤードの西側にあって繁華街からポツンと離れた感のあった新梅田シティも人出が増えているようだ。



もっとも、禁止になっているのに、傍若無人に自転車で通行する人が少なく無いのは、以前と変わらない。いくら立派なビルができあがっても、このようなマナー違反・ルール違反が横行するようでは、都市格の向上は望めない。



梅田スカイビル。竣工後、もう20年以上にもなるが、相変わらず異彩を放ち、今も構造のユニークさでは群を抜くビルだ。



新梅田シティから先は、全く見どころのない道が続く。淀川に近いため風がとても強い。並行している東海道本線と阪神高速池田線の高架の高架下を潜って、野田を目指す。ちょうど旧大淀区を横断するかたちだ。



阪神電鉄の本社ビルが見えてきた。白いビルの向こうが野田阪神だ。



阪神野田駅でスタンプを貰い、今年も沿線散歩スタンプラリーは完歩。以前は極めて当選確率が高かったのだが、この2年ほどは当選を逃している。今年は久しぶりにスルッとKANSAIカードを貰えるだろうか。



まとめ


歩行距離    5.7km
所要時間    127分 (2時間07分)
歩数       13300歩