伊丹緑地~昆陽池公園

2014年5月11日(日)


昨日のゴルフのせいで足腰の張りは残るが、午後から、伊丹緑地と昆陽池公園へ、機種変更したスマホを持って出かける。調子が良ければ、荒牧バラ園から中山寺まで歩くことにする。阪急伊丹駅で、新しいスマホの記念すべき一枚目を撮影。どうも操作が良く判らない・・・。



阪急伊丹駅から歩いて10分ほどで、猪名野神社に到着。ここが伊丹緑道の起点。惣構の有岡城の北側の砦があったところだ。当時の土塁とも思われるものが残っている。



境内には相撲場があって、ボーイスカウトらしき少年たちの相撲大会が開催されていた。



猪名野神社から北に向けて緑道が始まる。



起伏のある住宅街の間を縫うように、緑地が整備されている。最近になって植樹されたものではなく、宅地化される自然林を一部残したもののようだ。古木や巨木が多く、強い日射しも、鬱蒼とした木々に遮られて、美しい木漏れ日を楽しめる。



戦後、吉田茂の懐刀として、マッカーサーに対しても怯むことなく堂々と渡り合ったことなどで知られる白洲次郎の旧宅の跡がある。案内板によると相当広大な敷地を有していたようだ。



5月中旬としては、かなり暑い日だが、木陰が続き、猪名川方面からの気持ちの良い風が通り抜ける、とても快適な遊歩道になっている。



緑ヶ丘公園から瑞ヶ池にかけての道には、せせらぎに沿った親水ゾーンになっている。



木の根と思われる瘤のような突起が水面から顔を出している。ラクウショウ(落羽松)という木が呼吸のために幹の回りに出した呼吸根(気根)と呼ばれるものらしい。



昆陽池公園に到着。物産バザーが行われていた。伊丹市営バスの車両も登場して、子どもたちが運転席に乗ってはしゃいでいた。



野鳥公園としても名高い昆陽池公園で、鴨とか鵜とか、沢山の種類の鳥たちが棲息しているようだが、スマホのズーム機能の操作が良く判らず、上手く撮影できない。



白鳥も沢山いる。橋の上から白鳥を撮る。足や羽根の動きが可愛らしい。上から白鳥を見るというのは、あまり経験のないことだ。



土の上でくつろぐ白鳥というのも、あまり見たことがないように思う。説明板を見て気付いたのだけど、白鳥ってカモ科なんだねぇ・・・。



ここにもラクウショウ。地上なので、幹の回りの呼吸根の様子がよく判る。



伊丹空港からの離陸直後に旋回する飛行機の窓から見える昆陽池。昆陽池には、日本列島を象った島があるのだけど、地上からは、どこが本州なのか、九州なのか、さっぱり判別がつかない・・・。池の向こうに昆虫館のドーム温室が見える。



以前感動した橿原の昆虫館と同様、無数の蝶が放し飼いにされている温室があるとのことで、訪問を楽しみにしていた伊丹昆陽池昆虫館。昆陽池で鳥の観察などをしているうちに時間が経ち、閉館時間間際になってしまっていたので、今日は入館を断念。またの機会にしよう。



昆陽池公園の出口で発見した、空き缶回収ボックス。投入口はひとつだが、途中、缶の重量によって、スチール缶とアルミ缶に分類する、簡単な仕掛けが講じられているようだ。もっとも、イマイチ上手く作動しないようで、スチール缶のボックスに、相当数のアルミ缶が混じっていた・・・。



時間と体力があれば荒牧バラ園なども訪問する予定だったけど、風も強くなってきた。伊丹市営バスに乗って、昆陽池から撤収する。