2016年8月13日(土) ①
この季節、子供たちの夏休みに合わせたスタンプラリーが数多く開催されている。もっとも、その大半は、電車や車での移動を想定したものなんだけど、比較的ウォーキングの動機付けになりそうなものとして、近鉄が主催しているモバイルスタンプラリーをピックアップする。
もっともスタンプポイントは名古屋から大阪・京都に至る長大な近鉄全線に20ヶ所が散りばめられていて、到底全ポイント制覇などできようはずがない。景品を貰える最低スタンプ数が5つなので、東大阪市の東花園駅、大阪市内の、鶴橋駅、上本町駅、難波駅、阿部野橋駅の5駅を巡ることとする。ラグビーのメッカ、東花園駅からスタートだ。
駅舎の正面に、大きく立体的なラグビーボールがデザインされているばかりでなく、駅前にはトライくんというラグビー少年の像があったりする。
東大阪市の標準的なマンホールは梅の花がデザインされたものだが、このあたりでは、ラグビーが描かれたマンホールが用いられている。
で、駅に貼りだされたQRコードを読み取り、ゲットしたモバイルスタンプも、やはりラグビーボールをモチーフにしたものだった。
一昨日と同様、強烈な日差しを避けるため、近鉄の高架の日影を歩くつもりだったが、ほとんど影が無い状態。いたずらに体力が消耗されていく。
高架沿いの道を諦めて、住宅街を通る道を歩いてみるが、同様に日影が無い。どこをどのように歩いても、日射から逃れる術の無い状態が延々と続く。
近畿道の下をくぐる近鉄電車。疲ればかりが溜まって、さっぱり距離が伸びない・・・。
八戸ノ里駅前。あまりに暑いので、予定を変更して、司馬遼太郎記念館にでも行こうかとの思いが頭を過る。
で、結局、河内小阪駅で敢え無くギブアップ。近鉄に乗って、次のスタンプポイントの鶴橋駅に向かうことにする。こんなことでは、ウォーキングスタンプラリースト失格なんだけど、熱中症になる訳にはいかない。冷房の効いた電車のなかで、冷たい水を飲んで、生き返ったような気になる。
鶴橋で下車し、予想通り焼肉をモチーフにしたスタンプを獲得した後、焼肉の匂いが充満する路地を通り抜けていると、再び変な汗が噴き出してくる。
最後は千日前通りを一直線に歩き抜けて難波へ。上本町駅では真田幸村、難波駅ではたこ焼きのスタンプをゲット。
体力を消費しきって、すっかりゴール気分だけど、途中電車に乗ってしまったし、それに、まだ阿部野橋駅が残っている。難波で大休憩を取り体力と気力を少々回復をした後、恵美須町・あべの付近で開催中の別のスタンプラリーを片付けながら、阿部野橋駅へ。ハルカスをデザインしたスタンプをゲットする。
酷暑のなか、5つのスタンプを獲得したが、20個もあるスタンプ欄のごく一部が埋まっただけ。予定通り歩ききった訳でもなく、達成感は極めて低い。
5つスタンプを集めたので、景品がもらえると思いきや、そのためには生駒山上遊園の夏祭りに行かなければならないらしい。景品目当てで歩いている訳ではないが、ちょっと寂しい。