三宮~高速神戸~板宿(阪神アンパンマンスタンプラリー)

2016年8月20日(土)  ①


7月10日に西宮・尼崎・西九条、そして梅田の4駅分のスタンプをゲットした後、放ったらかしていた阪神アンパンマンスタンプラリー。今日は残る神戸三宮と高速神戸のスタンプを取りに出かけることとする。他の駅同様、子供たちがスタンプ台の前を占拠していたが、少し離れて粘り強く待ち、クリームパンダのスタンプを獲得する。



折しも夏の甲子園は、今日が準決勝。阪神電鉄の主要駅には、記念スタンプが設置されている。これまでアチコチの駅で見過ごしてきたが、おそらく明後日には撤去されそうなので、貰っておくことにする。



まだ高速神戸駅が残っているが、記念品を貰うのに必要な3個はクリアしているので、アンパンマンミュージアムのあるハーバーランドに向かうことにする。酷暑を避けて、元町まで地下道を行く。さほど冷房は効いていないが、外を歩くことを思えば随分マシなはずなんだけど、いつもここは人の気配が無い。不思議だ・・・。



元町の大丸で地下道は途切れ、ここからは地上を進むしかない。暑さに加えて湿度も相当高いようで、ムッとする。気のせいか、中華街も湯気が立ちこめているようにさえ見える。ウォーキングに力も気も入らない。



ハーバーランドの神戸アンパンマンこどもミュージアムに到着。何度も前までは来たことがあるが、入場はしたことがない。興味が無い訳ではないが、入場料は大人も子供も1500円もするのだ。ところが今日知ったのだが、有料なのはミュージアムだけで、1Fのショッピングモールは無料だ。



子供たちの夢の国のような、アンパンマンモール。様々な店が並んでいる。なかでも「ジャムおじさんのパン工場」はアニメから飛び出してきたような店で、子供ならずとも、パンを買いたくなってしまう。



ドキンちゃんのスイーツカフェ。とても可愛い。



ヘアサロンまである。アンパンマンやばいきんまんの背中に乗って、アンパンマンのアニメを見ながらスタイリングをしてもらえるようだ。



インフォメーションセンターで、スタンプを押印したリーフレットを見せると、スタンプラリーとタイアップしている映画「それいけ!アンパンマン おもんちゃの星のナンダとルンダ」のクリアホルダーを貰えた。



とても興味深いアンパンマンモールだったが、汗だくのおじさん一人でリュック背負ってウロウロしていると、変質者扱いされそうなので、早々に立ち去り、順序が逆になったが、最後のスタンプを貰いに、高速神戸駅を目指す。ハーバーランドから、高速神戸駅までは再び地下道を歩く。



高速神戸駅でアンパンマンのスタンプをゲット。とても良質のスタンプで、6つ揃ってとても嬉しい。もっとも、アンパンマンミュージアムの有料ゾーンに入ると、もう一つスタンプを貰えるらしい。



アンパンマンスタンプラリーはこれにてお終いだが、さらに山陽電車の板宿駅を目指して歩くことにする。高速神戸駅から新開地駅までは、再び地下道を進む。人通りも少ない地下道の脇には古書店が並んでいる。空調もほとんど効いていないところだけに、古書店に良い環境とは思えないのだが・・・。



さらに進むと、卓球場が現れる。何十人もの若者や子供たちが卓球を楽しんでいる。リオ五輪での日本選手の活躍で、かつては地味なスポーツの代表だった卓球の人気は、さらに上がることは間違いないだろう。



新開地駅の周辺まで来ると、ようやく飲食店が並ぶ賑やかな地下街となる。



新開地駅から板宿駅までは、もはや地下道もない。仕方なく、かつての西国街道と言われる大開通を西へ西へと向かう。



神戸高速と阪神との関係はとても分かりにくい。大開あたりは、駅も線路も神戸高速鉄道の所有だったように思うのだが、今は阪神電鉄の神戸高速線という表示になっている。阪急・阪神の子会社とはいえ、最近になって神戸高速鉄道株式会社というの名前が表出されなくなった。



長田神社への最寄駅となっている高速長田駅というように、駅名の多くには「高速」が付いている。まあ、バスや路面電車と比べれば高速ではあろうが、地下鉄などとスピードが変わる訳でもなく、「高速」という表記に違和感を感じる人も増えてくるだろう。



大開通に突如現れた阪神高速の「地上出口」に少々驚いてしまう。どうやらこの下を阪神高速31号、神戸山手線が通っているようだ。



西代駅からは、駅の出入口の表記は、「山陽電鉄」と変わる。大部分の電車は、阪神・神戸高速・山陽と、駅員の交代もなくシームレスに走っているので、電車に乗っている分には、各社の境界を意識することはない。もっとも、それぞれに初乗り運賃が加算されてしまうので要注意だ。



これまで気付かなかったが、山陽電鉄の本社が西代にある。てっきり姫路か明石あたりとあるものと思っていた。



板宿駅に到着。山陽電車と神戸地下鉄が交差する要所なんだけど、これまでは通り過ぎるばかりで立ち寄ったことはなかった。



板宿駅構内には、山陽電車の車両を模したコンビニ(ローソン)がある。普通の売店があるより、遥かに華やかで、ちょっと入りたくなってしまう。



わざわざ板宿駅まで歩いてきたのは、山陽電車の新型車両6000系のデビューを記念して開催されているクイズ&スタンプラリーのスタンプポイントになっているため。もっともスタンプ設置駅が、他に高砂、飾磨、そしてクイズ設置駅は、垂水、姫路、網干と広く分散しているため、ウォーキングで制覇するのは容易ではなさそうだ。



本日の歩行距離は約12km。歩行軌跡を見ると、ハーバーランドで、かなりウロウロしていることが良く判る。



実は、アンパンマンスタンプラリーに併せて、ハーバーランドで開催されていた「こうべ波止場まつり」も覗いて、そちらのスタンプラリーにも取り組んだ。その様子は、この次のブログで紹介する。(②に続く)