2018年6月10日(日)
関空・伊丹・神戸の関西3空港が、環境をテーマにしたデジタルスタンプラリーを合同で開催している。様々な議論の末に、3空港の運営が一元化されたことを知ってもらうことも目的になっているのかもしれない。
3空港のどこか1ヶ所でスタンプラリーはコンプリートできる仕掛けになっているが、しばらく立ち寄っていない神戸空港にやってきた。空港ビルの2階部にポートライナーの駅がある。
1階のえんとらんすは、実にシンプル。一見して空港のエントランスには見えない。ちょっとしたシティホテルやショッピングセンターのエントランスより簡素なものだ。
ポートライナーの改札を出ると、すぐにチケットカウンターがあり、さらにその奥に保安検査場、そして搭乗口がある。段差も無く、歩く距離はこれ以上縮めようがないほど、主要な設備がコンパクトに固まっている。
他の空港ではあまり見かけない、ベビールームやドッグホテルも、空港ビル内に設置されている。
さて、スタンプラリーは、空港内の3ヶ所に設置している立て看板にあるQRコードをスマホで読み取るという仕掛け。
各ポイントには、環境テーマに因んだデジタルスタンプが用意されている。ここの立て看板では、空港で水のリサイクルを実施していることについて、説明されている。
QRコードを読み取ればスタンプがゲットできるほど甘くはない。立て看板に記載されている空港での環境活動に関する3択問題に正解しなければスタンプはゲットできない。
正解すると、スタンプに旗が立つ。同じイベント会社によるものかもしれないが、先日参加した御堂筋のアートスタンプラリーなど、旗の絵を使うデジタルスタンプラリーを最近よく見かける。もう少し旗が凝ったデザインだといいんだけどねぇ・・・。
何と言ってもコンパクトな空港なので、10分も掛かることなく空港ビルをひと回りして、3つのスタンプをコンプリートできた。
コンプリートのご褒美は、布製のトートバッグ。3空港どこで参加しても、賞品は同じものになるようだ。
空港ビルの屋上には、多くの人が金網にしがみつくように飛行機の着陸を待っている。
間もなく、スカイマークの航空機が着陸した。神戸空港の面白いところは、別名マリンエアというだけあって、航空機と船の2ショット写真が撮れるところだ。
屋上展望台と駐機中の飛行機との距離も短いため、機体を真上に近い角度から観察できたりもする。
北側には、海、その向こうに三宮の町、さらにその先に六甲山が見える。随分怪しげな天気が続くが、予報に反してほとんど雨は降らず仕舞い・・・。
先日、仙台空港でも見かけた「温泉むすめ」を神戸空港でも発見。スカイマークがバックアップしているイベントのようだ。調べてみると、仙台で見かけたのは「秋保那菜子」、これは「有馬輪花」。地元の温泉をアピールしているようだ。もっとも制服姿のため、温泉っぽさは微塵も感じられない・・・。
温泉むすめって、全国の100ほどの温泉ごとに設定されたキャラクターらしい。そのうちスカイマークがサポートしているのが3つ。既に発見した2人の他に、有馬楓花(輪花の妹?)がいるらしい。う~ん、神戸空港のどこかに居たのかもしれない・・・。