仁徳天皇陵古墳クイズ&スタンプラリー

2012年8月5日(日)


堺観光コンベンション協会が開催している仁徳陵スタンプラリーに出掛けた。時間も無いし、昨日の疲れもあるので、今日は気楽な街歩きだ。被葬者については諸説あるようだし、応神天皇陵の方が体積は大きいとの意見もあるようだが、少なくとも長さにおいては日本最大の前方後円墳だ。

スタンプポイントは僅かに3つ。堺博物館と、堺市役所と、市役所のすぐ傍にある観光案内所だ。これでは1時間ほどで終わってしまうので、あちこち合計8キロくらいになるようコースを設定した。



JR百舌駅を出発して、まずは大仙公園内の堺市博物館へ。堺市でのスタンプラリーの際、ここが度々スタンプポイントになるんだけど、週末は有料なんだよねぇ・・・。でも、展示はなかなか面白いので、ケチ臭いことは言わず、協賛金と思って半年に1回くらいの割合で入館している。


仁徳天皇陵の拝所。昔は観光資源とも考えられずに放ったらかされていたけど、この10年ほどで随分キレイに整備されてきた。案内ボランティアの姿も見るようになった。


外周には歩道が整備されていて、仁徳陵の大きさが歩いて実感できるようになっている。でも前方後円墳の形は実感できないんだよねぇ・・・。二重・三重の堀が巡らされている陵墓の一番外周を歩くんだから。それに外周すべてに鉄柵があって、水辺も楽しめない。不敬な考え方かもしれないけど、内側の堀と二つ目の堀の間を歩けるようにするっていうのは、どうだろう・・・。


南海高野線を跨ぐ榎小橋。ここから見る線路のS字カーブが昔から好きだ。


我が母校。古いけど、すごくお洒落だと思っていた校舎も、随分前に建て替えられた。昔の面影を残すものは数少ないけど、懐かしい。


母校の傍にある反正天皇陵。高校時代には、こんな立派な緑地や柵はなく、淋しい場所だった。前方後円墳の形をまず実感するには、仁徳陵より反正陵くらいのサイズが適当だと思う。


以前から気になっている、堺の"てくてろーど"。タイルが名所旧跡近くの道路面に埋め込まれていているのだけど、サイコロの目が何を意味するのかが不明なのだ。



堺市役所。21階建ての最上階が展望台になっていて、週末も開放されている。



展望台からみた仁徳陵。やはり前方後円墳の形は実感できない。



市役所近くにある観光案内所でスタンプラリーはお終いだが、もう少し足を延ばして歩く。
大寺さんの愛称で親しまれる開口(あぐち)神社。堺の街中では最も由緒あるお寺じゃないかな。



阪堺線の宿院駅。この何十年、ほとんど変わっていないような気がする。昭和の雰囲気満点だ。


南海本線を越えて、久しぶりに大浜公園の中にある蘇鉄山登山に挑む。道標が渋い。


登山口から標高685cmの頂上まで、手元の時計で約30秒。日本一低い一等三角点がある。


南海堺駅の近くにある神明神社で、登山認定証を貰う。登った、といって50円払えば貰えるので、これまでは見送っていたんだけど、ついに貰っちゃった。(いや、買っちゃった、というべきか?)



南海堺駅南の土居川?に煉瓦積みの橋梁跡があることに気付く。南海本線が高架になる前の橋梁の基礎ではないかと思う。(自信はないが・・・)



南海の堺駅と堺東駅を結ぶシャトルバス。南蛮人のイラストが可愛い。




スタンプは、古墳をモチーフにしたキャラクター。古墳の形そのまんまで、あまり可愛くない・・・。


記念に貰った絵葉書。MKG44とは、「百舌古墳群44」のことだそうだ。言うまでもなくAKB48のパロディだろうが、う~ん・・・って感じだねぇ。



絵葉書の他に、数種のクリアファイルやマグネットなどから、記念品をひとつを選べる。一筆箋と封筒のセットを貰った。軽いスタンプラリーにしては、なかなかの太っ腹だ。デザインも洒落ている。


おまけ


JR新今宮駅に、ICOCA人形が来ていた。キン肉マンイベントとも連携した記念撮影会のようだ。



まとめ


歩行距離  8kmくらい
所用時間  150分 (2時間30分)  堺市博物館での見学時間30分を除く
歩数     14300歩 (しっかり 9200歩)