2012年12月16日(日)
第22回 泉北ぐるりんウォーキングスタンプラリー
信太山コース
泉北ぐるりんの最終日。和泉中央駅から、JR信太山駅までの11km強の信太山コースだ。泉北高速の駅にスタンプラリー用紙の投函箱があるため、切手代節約のため、信太山駅からの逆コースを行く。14時に淀屋橋で用事があるため、和泉中央12時50分着が目標になる。朝から選挙なんかで手間取ってしまい、出発が遅くなってしまった。急がないと、かなり際どいぞ。
信太山駅から、まず西に向かって、泉大津市との市境にある弥生文化博物館を目指す。弥生時代の大規模な集落が見つかったところだ。券売機の前に置いてあるスタンプだけ押させていただいて、中は見学せず、次に急ぐ。
博物館の傍には、弥生時代の集落を再現した池上曽根史跡公園がある。
信太山駅から史跡公園までの道は、細く入り組んでいるが、道案内表示の設置に加えて、道路舗装の色を変え、訪問者を誘導している。マンホールも特別仕様になっているようだ。
信太山駅に再び戻り、旧熊野街道を北上する。道に面した、かつての高札場が保存されている。
聖神社の大鳥居。聖神社は、さらに15分くらい歩いたところにある。このあたりに熊野街道の九十九王子のひとつの跡があったはずなんだけれど、どこだったか、忘れてしまった・・・。
聖神社の狛犬。古いせいか、あるいは材料が悪いせいかは定かではないけれど、かなり形が崩れてしまっている。ひっそりとした林道にある入口なので、裏門かとも思ったが、熊野街道沿いにある大鳥居の方から入ったのだから、ここが正面のはずだ。
聖神社は7世紀の創建で、和泉の国の三ノ宮にもなっている由緒ある神社だ。昨日訪れた桜井神社とは少々様式は異なるが、これも割拝殿だと思う。
拝殿内の通路の先に、豊臣秀頼の命により、片桐且元が普請したと伝えられる本殿がある。桃山文化の様式とのことだ。
聖神社の拝殿は瓦ぶき。これも鬼瓦と呼ぶんだろうか。ユニークな意匠だと思う。
陸上自衛隊駐屯地の中にある 道を進む。20~30年ほど前、よく車で利用した道だ。車の通行量は少なく、信号も無く、歩行者も殆ど見られないので、とても快適に走ることができる。今もその状況は変わっていないようだが、運転している人の心理が判るだけに、道の端っこを歩く。
鬱蒼とした緑の向こうに何があるか、窺い知ることはできない。さすがに柵に近づくことさえ、躊躇われる。しかし、あろうことか、自衛隊演習場周辺への家電製品などの不法投棄の攻撃?は後を絶たないようだ。
スタンプポイントにもなっている蔭凉寺。自衛隊の演習地に囲まれた禅寺だ。
蔭凉寺の屋根の瓦もユニークだ。奥の瓦は鯱?、手前のものは獅子だろうか?
一般道でも、さすがに、このあたりは自衛隊の車輛が多い。
黒鳥山公園に到着。 泉北ニュータウン方向も、臨海工業地帯方向も、よく見渡すことができる小高い丘にある公園だ。
芦部町で槇尾川を渡る。ゴールの和泉中央駅方面が遠望できる。
和泉中央駅に向かって、住宅街が延々と続く。現在の道や住宅地の高低差から、もともとの丘陵や里山の地形を想像するのも楽しい。
残念ながら、目標にしていた時刻に少し遅れて和泉中央駅に到着。最後のスタンプを押印して改札横の応募箱に投函した。第22回泉北ぐるりんも無事期限内に終了できた。
まとめ
歩行距離 11km所要時間 16600歩 (しっかり11100歩)
歩数 158分 (2時間38分)