2015年6月13日(土)
予想されていたとはいえ、昨日からバタバタ続きで、ちょっと一息ついたのが14時前。あまり時間は無いが、先日実に中途半端な結果に終わった大阪モノレールのBINGOスタンプラリーの続きに挑むことにする。
今日は、モノレールの彩都線の終点、彩都西からスタート。国際文化公園都市との触れ込みで北摂の丘陵地帯を切り拓いて大規模な開発が進められている。ちょっと時勢を読み間違えた過大な都市計画だったとも思うが、彩都西ゾーンには住宅や研究施設が埋まりつつある。
モノレール沿いの道をどんどん南下するのだが、山を切り拓いてできたばかりの地域だけに、周囲に面白そうなものも無さそうな、退屈なウォーキングとなりそうだ。
幹線道路に沿ったところでも、開発未着手の区画は随分見られる。西ゾーンは未だ良いが、東ゾーンの開発には目途が立たないとも聞く。もっとも、モノレールも通っているため、同じように北摂の山林に開発されたもののガラガラ状態の箕面森町よりは、相当マシな町になっている。
モノレールは、茨木市と箕面市の市境付近を走っている。歩いていると、両市のマンホールの絵柄が頻繁に変わる。
あまりに退屈な道が続くので、2つ目の駅、豊川の手前にあるコンモリとした森を背にした春日神社を訪問する。この地を訪れた清和上皇が名付けた「月の清水」の跡があるとの碑があるが、本殿まで参拝したが、その名残はどこにも見れなかった。
しかし付近を流れる川は、とても清らかな流れに見える。地名も清水、西国街道にごく近いところだ。
いつの間にか、大阪モノレールにも「鉄道むすめ」が登場していた。豊川まどか、という名前の姓は明らかに、この豊川駅からとったものだろう。まどか、とは、おそらく門真の逆読みだ。
彩都西駅に続いて、豊川駅も、スタンプは改札事務所に置かれていた。「スタンプ押させてください」と言わなければ押せない。やけにガードが固くなっていて改札通過をせずにスタンプを押す訳にはいかない。仕方なく、阪大病院駅までの一駅はモノレールに乗車。阪大病院を横目に、再び歩き始める。
万博公園外周道路に入る。外周道路は車道の脇に、自転車道と歩道が広々と設置されている。記憶が曖昧だが、元の車道を狭めて造られたものだと思う。もっともジョギングする人の多くは、より
平坦な自転車道を走っている人が多い。
歩道上にモノレールの軌道が設置されているが、交差する道路がほとんど無いため、モノレール軌道はかなり低い位置になっている。
走行するモノレールを、うまい具合に真下から撮影できた。
公園東口駅に向かう途中で迂回して、未だ行ったことのない万博記念競技場に立ち寄る。ガンバ大阪のホームスタジアムだが、今日は高校生の陸上競技が開催されていた。しかし改めて見ると、Jリーグの試合を開催するにしては、かなり手狭で老朽化していることが判る。
公園東口駅。モノレール軌道の向こうに太陽の塔が覗いている。
公園東口で再びモノレール乗車。駅から新しいサッカースタジアムの建設が着々と進んでいるのが見える。
太陽の塔。何度来ても、やはり写真に撮りたくなる。
万博記念公園駅から、西に伸びるモノレール。門真に向かう軌道と、彩都に向かう軌道がここで合流している。それぞれ10分おきに走行しているモノレールの行き先に合わせるように、数mほどのレールが動く。このレールの操作を誤ると大事故になること必至だ。
様々なラッピングを施されて、ひとつとして同じデザインの車両が見られないように感じる。京都観光をPRする車体もあったが、阪急電車と同じ色になっている。阪急がスポンサーなのか、たまたまなのか?
万博公園駅の隣の山田駅までで今日は時間切れ。阪急の北千里線と交差している。彩都に向かう途中の千里中央駅で、スタンプはゲットしたので、残るは、大阪空港駅から小路駅までの4駅となった。
全線を歩いて踏破するつもりが、アテが外れてモノレールばかり乗る羽目になっているが、ここまで来たならコンプリートしよう。