2015年6月7日(日)
溜まった用事を片付けきれないのに、あまりにいい天気なので午後から門真に出掛ける。大阪モノレールの開業25周年を記念したモノレールBINGOなるスタンプラリーが開催中だ。全駅がスタンプポイントになっているところは、同じく開催中の大阪市営地下鉄「どうぶつスタンプラリー」と一緒だが、こちらは全線踏破しても歩行距離は30kmにもならない。一日で歩き切るのは難しいが、今日半日で10kmほどでも歩いておけば、残り一日で達成可能のはずだ。
昨年開催されたスタンプラリーでは、大半が改札外だったので、ウォーキングスタンプラリーストには好都合だった。門真駅の改札外から、ぐるっと見渡してもスタンプ台が見当たらないので、駅員さんに尋ねると、改札事務所の中からスタンプを出してくれた。とりあえず門真駅は入場せずにスタンプをゲットできたが、今年は勝手が違いそうだ。
モノレールの駅を全て歩いて回る訳なので、当然のことながら広大な中央環状線道路をテクテクと歩くことになる。歩道には、これでもか、というほどに灰皿が設置されている。どうやら門真を本拠地にするパナソニックが関係しているようだ。パナソニックの事業所を過ぎると、灰皿の数もグンと減ってしまう。
広い歩道は、自転車(写真の左)と歩行者(右)のゾーンに別れている。このようなゾーン分けをしているところは多いが、これほど自転車・歩行者双方が決められたゾーンを守って通行しているところは大阪では少ないのではなかろうか。
大日駅に到着。なんとスタンプは応募箱とともに、自動改札の数十センチ奥に設置されている。手を伸ばせばスタンプ台に手が届くのだが、駅員さんの手前、そのような不作法をする訳にもいかない。
結局、大日では改札内に入場。南摂津駅まで一駅をモノレールで移動する。
南摂津駅も、スタンプはやはり改札の僅か内側に置かれていた。イヤな予感がするが、次の摂津駅まで、今度は歩いて行く。新幹線との交差ポイントに近づくにつれて、モノレールの軌道は徐々に高度を上げていく。
鳥飼の新幹線基地。何とか内部を見学させてもらえないものかと思う。せめて道路からの見通しがもう少し良ければいいのだが、外部からの観察に全く配慮されていない施設配置になっていることが恨めしい。
摂津市役所あたりまでくるとモノレール軌道の高度もグンと下がり、歩道橋スレスレになっている。モノレール高架の下を潜る歩道橋の上には鉄柵が設置されている。モノレールから何か落ちてきて歩行者に害を与えることがないように、ではなく、おそらく、下からモノレールに悪戯しないように、との配慮で設置されているように思う。
摂津駅、沢良宜駅、南茨木駅、宇野辺駅、と、期待どおりのスタンプラリーができず、モノレールに乗ったり、歩いたり・・・。これでは一日乗車券でも買った方がマシだ。
摂津駅から乗ったモノレールは、女性運転手さんだった。
モノレールのスタンプデザインは可愛いが、ウォーキングスタンプラリーには厄介なスタンプ設置場所になっていた。取りあえず、一日のノルマにしている10000歩はクリアしたので、宇野辺駅から再び門真へと退散。
彩都線が分岐している万博記念公園駅の手前の宇野辺まで制覇したので、残りは彩都西駅から大阪空港駅までの一筆書きとなる。ウォーキングコースとしては面白そうんだけど、さてどうしたものか。作戦を練り直さねばならない。多くの駅では、改札内にスタンプ台があるようなので、改札外に出ることなくモノレールに乗りまくって全スタンプ制覇する連中がきっと多数いそうなんだけど、そんな真似はできない・・・。