シアトル散策(1)

2019年11月8日(金)


米国出張でシアトルにやってきた。これまでフライトの乗り継ぎで空港には立ち寄ったことがあるものの、実質的には初めての訪問になる。午後の仕事を終えて、夕食までの空き時間を利用して少し市内を散策することにしよう。



エリオット湾に面した細長い市街地のうち、今日は南側を歩き回ることにする。センチュリーリンクフィールドが現れた。シーホークス(NFL)やサウンダース(サッカー)が本拠地としているスタジアムだ。



シーズンオフのせいか、自由にスタジアムに入り込むことができた。7万人ほど収容できるらしい。



センチュリーリンクフィールドの南隣がT-Mobileパーク、MLBのシアトルマリナーズのホームグラウンドだ。かつてのセーフコフィールドという名前の方が馴染みがあるけど、昨年T-Mobileがなんと25年間ものネーミングライトを取得したという。



エントランスの前には、ケン・グリフィー・ジュニアの銅像が立っている。マルチネス、Aロッド、そしてイチロー、と数々の大選手を輩出してきたマリナーズだけど、グリフィーは格別の扱いのようだ。



無論、イチローの姿もスタジアムのアチコチで見ることができる。



チームストアに並んだユニフォームのレプリカ。どうしたことか現役選手のものより、過去の名選手のものの方が沢山並んでいる。ここでは24番のケン・グリフィー・ジュニアと51番のイチローが売り上げを争っているように感じる。



スタジアムの脇には、日本語の注意書きが見られる。おそらくイチロー目当てで多くの日本人が押し掛けたからだろう。



スタジアムを見て回っていると、昨年西武ライオンズから移籍した菊池雄星のパネルも発見することができたけど、まだまだその他大勢の扱いだ。



スポーツゾーンを離れて、シアトルの長距離列車用の駅舎を見に行くことにする。このあたり、日本語の標識が見られる。S.Jackson St.という英語の通り名の下に、「南ジャクソン通り」と書かれている。中国語の標識も見られる。大変有難いような、そこまでしてくれなくてもいいような…。



シアトルからロサンゼルスなどへの長距離列車が出るキング・ストリート駅。アメリカのどの都市でもそうなんだけど、もはや駅は町の中心でもなく、長距離列車など乗ったこともないという人が大半。それでも初めて訪問する町では中央駅を見たいのだ。



駅の待合室。駅舎もそうだけど、待合室もまた、ヨーロッパの古い映画に登場するような美しさと風格を備えている。それにしても、列車の発着の狭間なんだろうか。誰もいない…。



駅には小ぶりなものだけど、空港にあるような預入荷物を返却するためのターンテーブルが見られる。



キング・ストリート駅と道をひとつ挟んだところにあるのがユニオン駅。こちらも歴史的な建物だ。実は玄関には”UNION STATION”とあるのだけれど、ここはもはや駅ではない。ここから発着していた路線は全てキング・ストリート駅に移管されている。



かつての駅舎は伽藍洞のようになっている。公園のようにベンチがいくつか置かれているだけ、という不思議な空間だ。



ユニオン駅の裏手が中華街になっている。それにしても、中華街ってどうして判でついたように同じような門が建っているのだろうか。



神戸テラスという日本風の公園がある。神戸とシアトルが姉妹都市になっていることに関連しているのだろう。いずれも海に面した細長い港町。実にお似合いの姉妹都市だと思う。



神戸と同様に、海に向かう道はどれも坂道だ。坂の上からは海が真正面に見下ろすことができる。



本日の歩行軌跡。約7km。明日はオフなので、市街地の北側を巡ることにしたい。



ところで、シアトル市内でUBERの画面を開いてみると、他の都市とは様子が異なる。空車がどこにいるかを示すと同時に、自転車の印がアチコチにある。なんじゃコリャ?



訝しく思って、実際に自転車のマークのあるところに行ってみると、UBERのレンタサイクルが路上に置かれている。どうやらUBERアプリから、自転車の予約もできるようになっているようだ。この種のITは圧倒的に西海岸が進んでいる。