六甲山系スタンプウォーク(宝塚〜塩尾寺)

 2022年7月30日


計29ヶ所のスタンプポイントを巡るYAMASTAの六甲山スタンプラリーも残るは4ヶ所。今日は宝塚から塩尾寺を目指す。そのまま六甲全山縦走路を歩き、六甲山神社、六甲山山頂まで行けば全スタンプコンプリートとなる。



もっとも今日も猛暑日。宝塚の気温予想は36度となっている。宝塚駅を出発した途端にヤバいほどに気温が高いことに気付く。とても六甲山まで歩き切るような日とは思えない。



取り合えず、宝塚駅からほど近い宝来橋のスタンプはゲット。既に歩く気が半ば失せているけれど、次のスタンプポイントになっている塩尾寺(えんぺいじ)までは頑張って歩いていこう。



住宅街のなかの坂道を登っていくけれど、いつもより随分と勾配がキツく感じられる。息苦しさに耐えかねてマスクを外したけれど、息苦しさはほとんど緩和されない…。



立ち止まることを繰り返しながら塩尾寺を目指すが、全然距離が縮まらない。歩きやすい舗装路なんだけれど、足腰は重いし、とにかく暑い。がぶ飲みするように水分を補給するが、飲んだ途端に汗になっていくように感じる。



やっとのことで塩尾寺。木陰のベンチに座りこんだらもう動く気さえ起らない。標高350mほどだから下界より2度ほどは気温が低いはずだけど、なかなか汗がひかない。



塩尾寺のスタンプは無事ゲット。ベンチに長々と座り込んで、何人ものハイカーが六甲山方面へと向かうのを見送る。出発時に4本担いできたペットボトル飲料だけれど、塩尾寺までに2本も飲んでしまった。六甲山を目指すなら少なくとも6本は必要だ。



塩尾寺から本格的に山道が始まる。ゴツゴツした急坂を目の当たりにするまでもなく六甲山方面に歩いていくことなどとうに諦めている。しかし宝塚に戻る気にもなれない。



塩尾寺での長い休憩を終え、宝塚に戻る。写真では木陰が続く気持ちよさそうな道に見えるけれど、実際には暑くて堪らない。木陰を抜けるとさらに暑さは殺人的とさえ思わせるほどになる。



雲も多いし、写真を見る限りさほど暑い日には見えないのが残念だ。ゆっくりと宝塚に下っていく。



歩行距離はたったの5㎞、獲得標高は333m。数字的には淋しいものだけれど、十二分に疲れた。中途半端な山歩きだけれど、標高軌跡はいかにも頂上を制した登山のように見える。