2013年11月23日(土)
参戦できないまま、期間終了を迎えようとしている秋のスタンプラリーが山積しているのだが、その中から、紅葉狩りを兼ねて、河内長野で開催されている「ぐるっとまちじゅう博物館」をチョイス。文化財などが特別公開されていいる寺社などがスタンプポイントになっている。
スタンプは4つ集めればいいルールなんだけど、観心寺と延命寺は必須、河合寺か山本家住宅のいずれかひとつ、そしてもうひとつは市内の文化施設7ヶ所からひとつを選ぶことになる。
ということで、河内長野駅に近い、にぎわいプラ座で、一つ目のスタンプをゲット。商店街の空き店舗を再利用した感じで、ちょっとしたイベントに使えるようになっているが、通常は、観光案内所を兼ねた休憩所のような役割になっているようだ。
ぐるっとまちじゅう博物館、略して「ぐる博」と連携しているのだろうか、商店街の両側には、手作りの工芸品やアクセサリーを売る店が並んでいる。
さあ、河内長野駅を東に渡って、次なるスタンプポイント河合寺に向かう。途中通過した長野公園は夜桜で有名なところだが、艶やかに色づいた紅葉もなかなかのもの。赤い色に元気付けられながら、登り道を進む。
「河合寺」というバス停の前から、長い登りの階段が続いているのを見て、ちょっと怯むが、ウォーキングも未だ序盤。ガンガン登っていく。
ガンガン登って行ったのに、なんと、お寺の門扉が閉まっている。良く見ると、河合寺奥ノ院と書かれている。ということは、手前に河合寺の本堂があったのかぁ?そんなもの無かったぞ・・・。
で、あらためてバス通りまで下っていくと、階段からほんの数十メートル先に、お寺の門があった・・・。
ここでは、客殿とその庭園が特別公開されている。せっかく、いろいろと説明してくださるので、立派な掛け軸が飾られた座敷に座らせていただいて、お話を伺うが、小汚いウォーキングスタイルのうえ、結構汗もかいていたので、バツが悪かった・・・。
河合寺から40分ほど歩いて、観心寺に到着。山門の手前にある槇本院の修理現場が特別公開されていた。ヘルメットを被せてもらって、院内の工事現場をぐるっと一周する。
観心寺といえば、やはり楠木正成。幼少期に学んだ学問所や、首塚もある。山門前駐車場にある銅像はいつ見ても凛々しい。
紅葉の名所だけあって、普段は静かな観心寺だが、周辺の道路は混雑し、門前も大賑わいだ。
空の青色、樹木の緑色と黄色、と重なり、交じり合うことで、紅葉の赤色は、一層鮮やかさを増している。
観心寺にある水子地蔵。お地蔵様の脇にいる童子像が、とても西洋的な顔立ちをしている。地蔵に手を合わせる姿も、どこか教会画の天使に似ている。
観心寺を出て、杉林の中を延命寺に向かう。延命寺と観心寺はウォーキングではどうしてもセットになってしまうので、この道は何度も歩いているが、とても気持ちのいいところだ。昨年も同じ季節に高野街道まつりに併せて、延命寺から観心寺に向けて歩いた。
延命寺も紅葉の名所。観心寺と同様、たくさんの人が訪れている。樹齢1000年ほどにもなると言われる「夕照もみじ」と名付けられた天然記念物もある。
庭にも、様々な紅葉が植えられていて、お寺の古いお堂と、とても調和した景色が創造されている。
観心寺でスタンプ4つ目をクリア。帰りは、三日市か美加の台の駅に向かうつもりだったが、たまたま目に飛び込んできた小さな標識に従って、千早口駅を目指す。
あまりアップダウンの無い、林の中の道を進む。好みのタイプの道だ。
美加の台の住宅街をかすめるように南西方向に進む。正面に見えるのは、岩湧山だろうか。大阪府と和歌山県の境に連なるいくつもの山々が折り重なっている。ここから谷の下に下りていく。
千早口の駅近くの集落には、石垣が多く見られる。大きなお屋敷はもちろん、山裾を進む道の土留めにも石垣風のものが多い。
電車の時刻まで、少し間があるので、少し山を登ったところにある薬師寺を訪問。南北朝期の年号が刻まれた石塔もあることから、相当古いお寺のようだ。
スタンプはコンプリートしたものの、例によって、スタンプ台紙がそのままプレゼント応募葉書になっているタイプ。行く先々で、係の方に、この方式では、手元にせっかくの美しい印影が残らないことを訴え、2枚の台紙にスタンプを押させてもらった。
観心寺や延命寺は、昨年も参戦した、金剛三市回遊スタンプラリーのスタンプポイントにもなっている。河内長野市分2つは押印できたが、締切の12月23日までに、橋本市と五條市を訪問する機会を作るのは難しそうだ。
明日はゴルフで4時起床・・・。
まとめ
歩行距離 約8km
所要時間 191分 (3時間11分) ・・・ 合計1時間ほども見学していた
歩数 10200歩 (しっかり3100歩) ・・・ 最近、歩数計が不調だ