明石海峡大橋

2014年11月3日(祝)


以前から憧れていた明石海峡大橋の橋脚のテッペンに行く機会を得た。橋脚の高さは約300mというから、ハルカスの屋上に匹敵する。幸いにも、清々しい秋空が広がる、絶好のブリッジワールド日和だ。



通常見学ルートから作業員入口を経て、橋脚の作業用通路へ。海に突き出た橋脚まで約1kmというが、どこまでも作業通路が続いているようだ。、頭上の鉄板の上が自動車道なので、車が行き交う音がよく聞こえる。グレーチングで覆われた通路は思いのほか広い。



もっとも、グレーチングの真下は青い海面。グレーチングの僅かな段差や容赦なく吹き込む横風にビクビクしながら進む。高所の恐怖からか、昨日の山背古道歩きの疲れなのかは判らないが、時折、左足の太腿の裏側が引き攣るような感じがする。




1kmほど歩いて、東側の橋脚から内部に入り込み、エレベータで98階に昇っていく。エレベータに貼られた検査証は、なんとクレーン協会のもの。確かに、そこらへんのエレベータとは格が違い過ぎるように思う。



ハッチを開けて、いよいよ絶景の世界へ。



いやぁ。凄すぎる。橋脚を支えるワイヤーロープの向こうに舞子の町が一望できる。



 こちらは垂水・須磨方面。さらに東に目をやれば、南港のWTCやハルカスも確認できる。



そして、明石方面。明石城跡や天文科学館の時計台も、くっきりと見える。



淡路島まで、しっかり見渡すことができる。家島も小豆島もよく見える。西に向かう船は、ここで少し針路を左方向に変えて小豆島方面に向かっているようだ。



 真下を覗き込むのには、ちょっと勇気が要る。



記念に頂戴した、明石海峡大橋を支えるケーブルの切れ端。



明石・垂水では、ちょうど明石海峡スタンプラリーを開催中。せっかくの機会なので、この近辺のスタンプをチャチャっと集めることにする。



と思っていたが、美しいパンフレットとは裏腹に、スタンプの老朽化が激しい。用も無いのにペタペタ押す人も多いのか、インクも切れかかっている。



一昨年にスタンプコンプリートした際にも、酷い状態だと思ったが、これではスタンプラリーを続ける気にならない。次回は、台紙のパンフレットの数や質を多少落としてでも、スタンプを更新してもらいたいものだ。