2015年3月22日(日)
昨日に続いて神戸へ。北野異人館街を舞台にした少女コミック「あるいとう」に因んだスタンプラリーが開催されている。「あるいとう」とは、神戸弁の「歩いてる」ってことなんだとも、この日知ったほどで、少女コミックには知識も興味もないのだが、異人館街が随所に描かれたスケッチは美しく、とても好感が持てる。
スタンプポイントは、北野異人館街エリアに11ヶ所あるのだが、どうしたことか、ポツンと離れて中華街にも一つある。実は、ここのスタンプは昨日の八社巡りのついでに、獲得済みなのだ。中華街の公衆トイレの男女双方の入口にスタンプ台が設置されていた。
昨日社務所に人が不在で、御朱印を戴けなかった一宮神社をまずは訪問する。
今日は社務所にも人がおられて、無事八社巡り最後の御朱印を頂戴する。
さあ、あるいとうスタンプラリー全制覇に向けて、北野坂から歩き始める。嬉しいことに、各施設のスタンプは無料エリアに設置されている。もっとも、お店の場合、何となく何も買わないのも居心地が悪い。さすがに真珠屋さんMOMOでは買い物できないが、六甲牧場のお店ではソフトクリームを購入。明るい陽射しの中、ソフトクリームを頬張りながら北野坂を歩く。
ダルビッシュミュージアムもスタンプポイントのひとつ。もっとも、どうして札幌や仙台ならともかく、どうしてダルビッシュミュージアムが神戸にあるのかは判らないままだった。
古い洋館を再活用したスターバックス。とてもお洒落で、周囲の景観によく合っている。店の前で写真を撮る人も多数。
北野坂のベンチもお洒落。お洒落タウン神戸のなかでも、一際よく整備された地域だ。海外にもかなり知られるようになっているようで、特に中国からの観光客が多いことには驚かされた。
トアロードにある「北野工房のまち」。かつては小学校だった建物だ。教室や講堂が様々な工房やショップに生まれ変わっている。
可愛いカエルの木製クリップを購入。
トアロードを北上。やはり一際目を惹くのは、神戸北野ホテルだ。もっとも、何となく敷居が高く、これまで入ったことは無い・・・。
異人館通は、最近電線の地中化が行われたようだ。もっとも電線は無いものの、電柱は残っている。電柱が撤去されるのも時間の問題だと思われるが、電線の無い電柱が並んでいる風景もなかなか面白いものだ。
異人館通で赤い着ぐるみを発見。カメラを向けると愛想を振りまいてくれた。たつの市のイメージキャラクター赤とんぼくんらしい。三木露風の生誕地である龍野では、マンホールから名所案内板に至るまで赤とんぼの可愛いデザインが用いられているが、赤とんぼの着ぐるみ、というのは、なかなかに難しそうだ。人間が入る以上、あのスリムな流線型は再現しようがない。
異人館を代表する風見鶏の館。入場券売り場の手前にスタンプは置かれている。
細い路地。この路地も、「あるいとう」に登場しているらしく、訪問する人が多いらしい。
異人館街は美しい街だが、厄介なのは坂道。オランダ館や山手八番館に向かうためには息があがりそうになりながら急坂を上っていかなければならない。
うろこの家。ここも人気の異人館だが、ここも外から写真を撮るだけで通過。
山手八番館から見た神戸のビル群。なかなかに良い景色だが、細い坂道の上に住むことは大変そうだ。詳しくは判らないが、気のせいかもしれないが、人気を感じさせない空き家も多そうに感じる。
ゴールの北野美術館。
無事スタンプが12個集まった。各スタンプポイントでの賞品などをモチーフいした、いかにも少女チックな絵柄なんだけど、オジサンの目からもとても可愛くて、全て集めたことが嬉しく感じられる。