2015年7月21日(火)
昨年、ガンダムスタンプラリーで大阪市内を歩き回っていた際に偶然発見・参加した、南船場の坐摩神社で開催されている大阪せともの祭。今年も、会社帰りにチョコッと覗いて見た。
オフィス街のど真ん中にある坐摩神社は、「ざま」と呼ばれることが多いが、正しくは「いかすり」神社。由緒は神功皇后にまで遡るという古社。摂津一之宮今はこじんまりとした境内だが、どうやら大阪城築城の際に移転したものらしい。珍しい三ツ鳥居だ。
末社というべきなのか、摂社というべきなのか、よく判らないが、境内に陶器神社がある。神殿の横にある灯籠は有田焼だ。要らなくなった茶碗を供養する箱なんかも設置されている。
せともの祭が開催されている境内や社務所を回遊させるため、スタンプラリーが開催されている。その気になれば所要時間は5分もかからないものだが、これがあるから、つい足を運んでしまう。
境内には所狭しと、様々な陶器が並んだテントが張られている。
皿や茶碗はもちろん、瀬戸物のアクセサリーや、装飾用のタイル、招き猫など、様々なものが陳列されている。社務所では、陶器アートも展示されている。
アートの極みともいえるのが、境内に2体ある大きな人形。女性が纏っている衣装はすべてお皿なのだ。どこかで見たことがあるような気がして、昨年の写真をチェックしてみると、同じものが昨年も展示されていた。まあ、毎年新作を作るのも大変だろう。
大阪せともの祭に併せて、坐摩神社の夏祭も開催中らしい。境内で行われているイベントが、せともの祭の一環なのか、坐摩神社夏祭のプログラムなのか、区別がつかないが、まあ賑やかなのはいいことだ。
お楽しみスタンプラリーは、あっという間に完成。昨年同様、せ・と・も・の、の4つのスタンプを押すと言うシンプルなものだ。
スタンプラリーとしては、かなり質素なものだが、賞品のレベルは相当高い。昨年に引き続き末等の白玉だったが、陶器類ばかりが賞品になっているなか、異彩を放っていたドーナツ状に包装されたハンドタオルをチョイスする。昨年は鳥の箸置きを貰ったが、2つ持っていけ、とサービスしてくれたのだが、今年も2つ持っていけとのことで、薄茶とこげ茶の2つのタオルを頂戴した。
時間と賞品価値の比較だけを考えるなら、これほど割のいいスタンプラリーも珍しい・・・。