2015年9月13日(日) ②
地下鉄どうぶつスタンプラリーと並行して、南港ポートタウン線では、南港風鈴スタンプラリーも開催中。夏の風物詩、風鈴を各駅に飾るという南港風鈴祭の一環のようだ。
各駅には、異なる風鈴が全国各地から取り寄せられている。住之江公園駅には越前焼の風鈴が吊り下げられている。
続いての平林駅は江戸風鈴。丸っこいガラス玉の中で涼し気な音色を奏でている。
南港口駅は津軽のびいどろ風鈴。透明ガラスの風鈴だ。
南港東駅は、信楽焼の風鈴。ガラス製もいいが、陶器製の落ち着いた音色もイイ感じだ。
フェリーターミナル駅は、河内風鈴。河内って、具体的にはどこの町で作られているのだろうか・・・。
ポートタウン東駅は、福島県の喜多方風鈴。蒔絵が施されている。
各駅のスタンプには、展示されている風鈴の絵が描かれている。とても可愛いスタンプだ。風鈴の名前には省略はないが、デザインの関係か、駅名は大幅にカットされている。ポートタウン東は、「ぽうひが」。お役所仕事らしからぬ大胆さに驚くが、とても良くできたデザインだ。
ポートタウン西駅は、南部風鈴。南部名産の鉄製だ。
中ふ頭駅は、有田焼の風鈴。それにしても、風鈴祭って、自然の風が吹きこむ、高架路線の南港ポートタウンならではのイベントだ。決して派手な催しではないが、オリジナリティが感じられて、とても好感が持てる。
トレードセンター前駅は、別府竹風鈴。竹細工と風鈴の音色が調和して、耳と目の両方で涼しさを感じさせてくれる。ATCに隣接した埠頭からは、別府行フェリーが出るところだけに、トレードセンター駅前には、まさにうってつけの風鈴だ。
オオトリのコスモスクエア駅は、静岡県の竹千筋風鈴。それとは別に、幼稚園児がお絵かきをした多数の風鈴も飾られていた。
全10駅のスタンプをコンプリート。とても可愛いスタンプデザインだけに、ちょっと嬉しい。スタンプインクも、赤、青、緑、黒、と4色を上手く使い分けている。ついつい、さらにオレンジ色とか水色とかを用いたくなるようだが、そうした色では印影がぼやけてしまうのだ。
コンプリートの御褒美は、南港ポートタウン線の車両をデザインした缶バッジと、地下鉄車両のペーパークラフト、そして写真シール。このペーパークラフトは地下鉄イベント恒例の記念品。貰うのは、3回目になるはずだ。