明石江井ヶ島~東二見(3社沿線クイズ&スタンプラリー⑨)

2017年1月3日(水)


昨日、伏見と芦屋を歩いてかなり疲れ気味、ということで、近鉄・阪神・山陽3社沿線クイズ&スタンプラリーのなかでも短めの、明石市の江井ヶ島から東二見に向かうコースに出掛ける。



山陽電車の江井ヶ島駅に降り立つ。このイベントでも長年取り上げられることのなかったところだ。昨年の応募時に、取り上げてほしいエリアという設問に対して、このエリアをリクエストしたのだが、ひょっとして応えてくれたのかもしれない。



駅前には、「東経135度子午線のまち」の標識が立っている。確かに明石市自体がそうなんだけど、ここは、子午線から数キロは西になる。調べてみると統計134度55分だ。ひょっとして明石市内のアチコチに立っている標識なんだろうか。



ひどく古びた「江井ヶ島原人の道」という標識も見られる。「江井ヶ島原人」でググってみてもヒットしない。おそらく明石原人のことかと思うが、その明石原人も何かと議論があって最近では教科書にも登場しないらしい。



江井ヶ島海岸。その先に淡路島や明石海峡大橋が見える。最近椰子の樹を植えた砂浜をよく見かける。そこまでハワイ風を真似る必要もないと思うのだが、温暖化が進んで椰子も平気で育つようになったのかもしれない。



天気予報では雨の心配など無いはずだったのに、雨が降り出した。たまらず、通りがかりの住吉神社に避難する。この辺りは住吉神社が多い。



写真で伝わらないのが無念だが、雨は降り止まないどころか、雪か小粒の雹まで降ってきた。本殿の軒下をお借りして、雨が小降りになるのを待つ。



小雨になった隙に、少し歩いて明石江井島酒館へ。蛸飯や蛸の天ぷらを食べる。期待以上に美味しかった。昼食後も雨&雪は降り止まないので、干し蛸が吊るされた土産物コーナーで美味しそうなものを物色する。



さらには、海を眺めることができる喫茶コーナーでコーヒータイム。出発して既に2
時間近く経過したが、未だ2kmしか進んでいない・・・。



雨も止んだので再出発。なんと防波堤の隅には雪が薄っすらと残っていた。



山陽電車の創立110周年記念イベントで、昨年の夏に山陽全線を歩きとおした際にも歩いた海岸なのに、夏と冬ではまるで景色が違うように感じる。



海岸に見慣れない物体が放置されている。おそらく、漁場の境界などを示すために用いられているブイのようだ。これが海中で垂直に浮かぶのは、とても不思議だ。



魚住の住吉神社にやってきた。さきほど雨宿りしたところとは別の住吉神社だ。本殿も鳥居も海に面して建っている。地域の中核的な神社のようで、初詣をする人たちが列をなしている。



住吉神社の裏にある藤棚。昨夏の山陽全線ウォーキングの際には、暑さでヘトヘトになって、この藤棚の下で随分長い休憩をしたことを思い出す。



再び雨が降ってきた。しかし空を見上げると、雨など降るはずもないような青空が広がっている。一体どうなっているんだぁ。



魚住の酒蔵。そもそも、今回のコースのタイトルは「潮風香る漁師町 3つの酒蔵を巡る」なんだけど、雨のせいもあって、素通りするばかりに終わった。



通称ぼたん寺と呼ばれる薬師院。春には牡丹が咲き誇るそうだ。代わりといっては何だけど、隣接する神社で赤い花が咲き乱れている。これは山茶花かぁ? どうも山茶花と椿の違いが良く判らない・・・。



雨もようやくすっかり上がって日も照り、海が光り輝いてきたところで、本日のウォーキングは終了。



本日の歩行軌跡。記録上8km歩いているようだが、江井ヶ島港付近での雨宿りでレストラン内などをウロウロしたところを除くと、実質的な歩行距離はわずか5km強でしかない。