久寿川~香櫨園(3社沿線クイズ&スタンプラリー⑤)

2018年2月3日(土) ①


近鉄・阪神・山陽の3社沿線クイズ&スタンプラリー4コースめ。阪神久寿川駅から香櫨園駅(ともに西宮市)の間の、今津郷・西宮郷の酒蔵めぐり。う~ん、何度も歩いている道なので、あまり気乗りはしない・・・。何か新たな発見はあるのだろうか。



何度も歩いているとはいえ、久寿川駅で下車するのは今回が初めて。名神高速の終点(西宮インター)の真下に駅がある。



名神高速が阪神高速神戸線に合流する地点なので、高速道路の高架が縦横に走り、駅前感はまるで感じられない。



久寿川駅から南に少し歩くと、今津郷の酒蔵通りに出会う。



このあたりは、大関村といってもいいくらい、大関酒造の工場や事務所が立ち並んでいる。清酒大関の大きな看板もとてもパンチ力を感じる。



津門川を渡ると、そこからは西宮郷。日本盛の大工場が聳え立っている。



どの酒蔵でも、2月は蔵開きの月。日本盛の蔵開きは2月24日のようだ。阪神の駅にも蔵開きのポスターやチラシを多数見かけるが、一度蔵開きというのを見てみたいものだ。



と、思っていたら、日本盛から10分も歩かないうちに、徳若(万代大澤酒造)の蔵開きに出くわす。新酒の振る舞いに、大勢の人が詰めかけている。



隣の寶娘(大澤本家酒造)でも蔵開き。新酒が出たときには緑の杉玉に変わると聞いていたが、吊られている杉玉は茶色いものだった。




阪神西宮駅に続く、西宮市を南北に貫く目抜き通り。いつの間にやら、歩道が、自転車ゾーンと歩行者ゾーンに明確に分離されていた。



明治2年築の酒蔵を使用したと言われる白鹿の酒蔵館(酒ミュージアム)。酒樽の横にある松はやはり黒松なんだろうか。



国道43号線のすぐ南に宮水発祥の地の碑があるのだけど、入口にはチェーンが張られて、部外者の立ち入りを拒んでいるようだ。もはや現役の井戸とも思えず、今や史蹟となっていると思うのだが、どうして入れてくれないのだろうか。



国道43号線のすぐ南には、沢の鶴の宮水井戸がある。看板で井戸の存在をアピールしているが、見た目には実に素っ気ない設備だ。



国道43号線から西宮港に通じる交差点にある灯籠のようなもの。西宮灯台のミニチュアのようなものだろうか。もっとも西宮灯台は木製のはずだ。



国道43号線の防音壁の裏側に謎めいたパイプがズラリと並んでいる。どうやら、沿線を走る車からの排気ガスを吸い取って、浄化するための装置らしい。



こちらが吸い込み口。実験設備のようだが、こんな設備で排気ガスを吸い取れるのだろうか・・・。



西宮神社に立ち寄る。たまたま陶器市が開催中。どうしたことか、陶器市には写真撮影禁止の標札が立っていた。う~ん、お手頃な価格の陶器が並んでいるように見えたが、美術館並みの意匠保護をしているようだ。



新しい絵馬が見られる。「願い鯛」と駄洒落を利かした丸型の絵馬だ。全国えびす社の総本社だけに、あまり奇をてらうものではなく、王道の絵馬が相応しいと思うのは、古い考えだろうか。



夙川を跨いだ香櫨園駅でゴール。阪神に多く見られる橋上駅のなかでは、図抜けてお洒落で風格のある駅舎だ。



本日の歩行軌跡。パンフレット案内では5.5kmとのことだったが、7km強になっていた。それほど寄り道したつもりは無いのだけれど・・・。



ちっとも歩き足らないので、もう1コースやっつけることにしよう。(②に続く)