京田辺スタンプラリー

2019年4月6日(土)


京田辺市の「ひとやすみフェスティバル」の一環として開催されているスタンプラリーに出掛ける。以前は同時期に「花見Weekスタンプラリー」として開催されていたものが少々装いを改め、スタンプポイントも2つ増えて10ヶ所となっている。



JR大住駅に降り立つ。以前のコースに比べて北にポツンと2つのスタンプポイントが追加されたため、15kmくらいだった歩行距離が延びて、20kmくらいは覚悟しなければならない。



15分くらい歩いて北部住民センターに到着。最初のスタンプをゲットする。ここが200本の桜が川を覆っているという「虎空蔵谷川の桜」を見るためのスタンプポイントであることをすっかり忘れて、次に向かってしまう。惜しいことをしてしまった・・・。



大住車塚古墳。5世紀初期の前方後方墳。長さは66mとそこそこのサイズだ。隣に同じ形・サイズの大住南塚古墳が、双子のように2基並んでいる。古墳の前にある桜は満開だ。



2つめの新設スタンプポイントは、大住の旧集落のなかにある澤井家住宅。 入母屋造に茅葺を組み合わせた屋根が特徴的な旧家だ。築280年ほどにもなり重要文化財にも指定されている、



大住地区のスタンプポイントを終え、京田辺の中央部へと進む。畑に大きな大根が見える。春に収穫される青首大根のようだが花が咲いている。大根の花ってあまり見かけない。花が付くと大根に「す」が入って商品価値は無くなると聞いたことがある。



JR学研都市線の高架下を潜って南に進む。住宅が増え、東西線完成による福知山線との連結もされて、関西JRの基幹路線のひとつとなったけど、松井山手より先は未だに単線。駅舎や列車は立派でも橋脚などは古びたローカル線の様相だ。



酬恩院一休寺にやってきた。一休宗純ゆかりの寺として有名だ。一休の墓所は、後小松天皇のご落胤「宗純王」として、菊の紋の入った厳かな扉の奥にあって近づくことができない。宮内庁の管理なのだ。



天皇の息子、即ち皇子という畏れ多い高貴な人なんだけど、京田辺市ではそんなことはお構いなく小坊主の一休も老僧の一休も、アチコチの標識に使いまくっている。あらゆる標識には一休が描かれていると言っても過言ではない・・・。



ダラダラとした上り坂を登りきったところにある花見山公園。桜や池も美しく、体育施設もここに集中している。



同志社大学の敷地を抜けて、大御堂とも観音寺とも呼ばれる普賢寺にやってきた。この季節、桜も素晴らしいんだけど、それにも増してここの菜の花が見事なのだ。菜の花畑の向こうで肩身が狭そうに桜がひっそりと咲いている。



桜を前面に、菜の花をバックに撮影してみるが、やはり菜の花の黄色が桜の淡いピンク色を圧倒してしまう・・・。



菜の花は自由に摘んで帰っても良いようで、多くの人が袋一杯の菜の花を抱えている。お浸しにするのだろうか。



「普賢寺ふれあいの駅」と名付けられた地元の農産物を売るお店で、稲わらや籾殻が販売されている。家畜のための敷床にするのか、畑の堆肥にするのか、あるいは何かの民芸品の材料にするのだろうか。一抱えほどの稲わらが350円。う~ん、高いのか安いのか、さっぱり見当もつかない・・・。



普賢寺から三山木駅に向かって歩いていると、「ベツカム」と書かれたアパートが現れた。ベッカムヘアーのお兄さん?の似顔絵のようなものが貼りつけられているから、ベツカムではなく「ベッカム」なのだろう。よほどのサッカー好きが大家さんだと思われる。




京田辺を歩いていると、多くの「発祥の地」の碑に出会う。今日歩いた限りでも、「宮中神楽」、「隼人舞」。「能楽」の発祥の地を見てきたが、ここにも「日本最初外国蚕飼育旧跡」と書かれた碑がある。外国とは朝鮮半島のことだろうか。何の説明もない石碑が多すぎる・・・。



観光散策やウォーキングに力を入れている市のようで、路面に様々な散策路の案内表示が多く見られる。




サイクリングロードの案内表示も見られる。「やましろ茶いくるライン」というふざけたような名前だが、役所のHPを調べてみると、「お茶」 に関わる歴史・文化を周知し、山城地域の観光振興、 地域活性化を図ることを狙いに設置されたものらしい。



三山木駅ちかくの寿宝寺で7つ目のスタンプをゲットして、後は近鉄新田辺駅周辺の3つのスタンプを残すばかり。寿宝寺からできるだけ近道をしようと田園地帯を突っ切ろうとしたのだけど、歩けそうな畦道もない。長らく畑のなかをウロウロした挙句、結局もとの自動車道に戻る羽目になる。



「玉露のまち京田辺」というキャッチフレーズを掲げた看板が所々に見られるが、いよいよ玉露栽培の正念場を迎えているようだ。茶摘みの時期と言われる八十八夜まであと3週間ほど。黒い布で覆うことで光を制限しながら新芽を育てることにより、渋みの少ない芳醇な旨みが増すと聞く。



「防賀川の桜」にやってきたが、なんとスタンプが鍵を掛けたボックスに収納されてしまっている。あらためてパンフレットを見ると押印時間は16時までとなっている・・・。ゴール制限の「17時」しか目に入っていなかった。16時を僅か5分ほど過ぎただけなのに、見事な時間管理に恐れ入る。(決して非難しているのではない)




スタンプは押せなかったけど、桜は見事。両岸の桜が川を覆うように枝を伸ばしている。



10分も歩けば次の馬坂川の桜にやってくる。ここも素晴らしいとしか言いようがない。駅チカにこのような桜を楽しめる場所があるなんて実に羨ましい。ここでもやはりスタンプボックスは既に施錠されていた。



スタンプはコンプリートできなかったけど、京田辺市内の楽しいウォーキングと美しく咲き乱れる桜と菜の花を満喫できたので、満足感高く近鉄新田辺駅に向かう。海から遠く離れた場所なのに、木津川が近いため、氾濫時にはかなりの浸水が予想される場所であることに驚く。



ゴールの新田辺駅の観光案内所で8つめのスタンプを押す。スタンプ5個達成の記念品を貰うため、案内所の女性に台紙を提出したところ、どうしてすぐ近くにある2ヶ所のスタンプがないのか不思議がられるが、事情を説明するとコンプリートと認定してくださった。



コンプリートのご褒美でガラガラ抽選をしたところ、「京のひと休み茶がゆ」2袋に当選した。これは結構な「アタリ」のはずだ。記念品の缶バッジも貰って、さらに大満足だ。



本日の歩行軌跡。予想どおり20kmほどのウォーキングになった。最近の平地ウォーキング距離としてはMAX値に近い。



長距離ではあったけど、晴天のもと美しい花々に心癒されながらのウォーキングだったことに加え、案内所での優しい対応もあって、疲れを感じることなく帰路につく。