2012年5月13日(日)
第21回 泉北ぐるりんウォーキングスタンプラリー
蜻蛉池公園コース
泉北高速鉄道が、毎年2回開催している恒例のスタンプラリーに、今春も参加する。2008年の第13回から、滑落事故で入院した年を除いて参加し続けているものだ。
泉北高速が発行している20のハイキングコースから、健脚向けの山歩きコースを除いた14コースのなかから設定された4コースを回れば、クリアとなる。(以前は5コースだったんだけどね)
当然のことながら、3年もすれば同じコースがまた出てくる訳で、いい加減飽きてきているのだけど、2ヶ月半のうち、いつでも好きな時に勝手に歩き回ればいい、という投げやりな仕組みは、私の好みにピッタリなのだ。
今日は、今回設定されている4コースのうちで最も距離の長い蜻蛉池コースを、まずはクリアすることにした。泉北高速の終着駅となる和泉中央駅から、JRの久米田駅までの15.8kmだ。
鉄道会社が発行するハイキングマップは、総じて自社駅発、自社駅着となっている。ひどいものは他社線の駅さえ記載していないものまである。その点泉北高速は大らかで良い。
(1)和泉中央~岸和田・和泉IC
和泉中央駅は終着駅。ここからさらに岸和田方面に伸びていくためと思われる空地が伸びているんだけど、どうなんだろうねぇ。
最終目的地は和泉中央の西にある久米田なんだけど、まずは阪和自動車道に沿って南に向かって歩いて行く。
このあたりは、全然楽しくない。重機置場や産廃集積場などが多い道だ。不法投棄禁止の看板ばかりある。
写真を撮りたくなる景色もないので、マンホールの蓋を撮影。市町村毎にマンホールの蓋のデザインを変えているのは、ちょっと無駄なようにも感じるが、地域の個性が見ることができて楽しい。岸和田市の下水マンホールはお城のデザインだ。
(2)積川神社
コースに3つあるスタンプポイントのひとつだ。
このあたりまで来て、ようやくハイキングコースらしい楽しい道になってきた。
どうも良く判らないのだが、このあたりの水路や池の水位は高いところが多いように感じる。写真の右の水路の水位は隣接する道路よりかなり上だ。
この道をまっすぐ行くべきところを、左に曲がってしまった。
緑の中を流れる牛滝川。
何百mか歩いた後、幸い道の間違いに気付いて、元の道に戻った。水路に沿って、白壁の落ち着いた佇まいの小路が続く。この道を歩かせたくて、マップの作製者は、和泉中央駅から風情の無い
道を延々と歩かせたのだろう。
(3)蜻蛉池公園
いくつかの溜め池とその周囲の緑地を活かして作られた広大な府立公園だ。天気の良い休日なので、遊具施設や球技に熱中する子供たちで一杯だった。
展望台からの風景。
蜻蛉池公園から地道を北上する。
このあたりは桃の産地だ。桃が少しずつ実を膨らませていた。桃の実に白い袋を被せる作業が進んでいるようだった。
蜜柑の木も多い。花が綻び始めている木も見られた。
(4)久米田池
光明池の大半が埋め立てられた今、おそらく泉州最大の池だと思う。池の周りには遊歩道が整備されていて気持ち良い。
久米田池に面して建立されている久米田寺。ここまで来ればゴールの久米田駅までもう少しだ。
初めてのコースでは無いはずなんだけど、道中の景色にほとんど記憶が無かった。帰宅して調べてみると4年前に間違いなく同じコースを歩いているのだ。
しかも、4年前は184分で踏破しているのに、今回は、途中で道を間違ったこともあるだろうけど、マップに記載されている標準歩行時間215分を大きく超える232分。
記憶力も体力も大きく低下しているようで、歩き終わった達成感も吹っ飛んで、結構ショックは大きい。
まとめ
歩行距離 15.8km (+α)
所要時間 232分(3時間52分)
歩数 24800歩 (しっかり22900歩)