東花園~難波(阪神×近鉄10周年スタンプラリー)

2019年5月5日(日)


東大阪市の近鉄東花園駅にやってきた。ラグビーの聖地として有名なところだ。以前はもっと荒んだところだったけど、ワールドカップを控えて、なんだか明るく垢抜けたような気がする。



町中あちこちにマスコットキャラクターのトライ君が見られる。東大阪市でもこの地域のマンホールは、トライ君が多用されている。



久しぶりに花園ラグビー場にやってきた。10年ほど前に職場の仲間と花見をして以来だ。当時の老朽化したスタジアムは一新されて、近代的なデザインが施されている。規模も一回り以上大きくなったように感じる。



正面ゲートには、ワールドカップまであと何日かを示す看板が設置されている。あまりラグビーに興味がないせいかもしれないけど、開催まであと4ヶ月ほどという割には、東京オリンピックのせいか、イマイチ広く認知されていないように感じる。



ラグビースタジアム見学を終え、近年高架工事完成したが近鉄奈良線花園駅に戻ってくる。今日は「阪神・近鉄つながって10周年スタンプラリー」で、東花園から近鉄難波駅までを歩くのだ。



高架工事が完成し、かつて線路があった細長い土地が空き地になっている。これからどう活用していくのだろうか。



若江岩田駅付近にある鉄塔。消防団詰所の前にあるので元々は火の見櫓だったに違いないが、今はテッペンにカメラが設置されている。何を監視しているのだろうか。



中央環状線を越え、西へ西へと歩いていく。



第二横堀川に架かる鉄橋を渡る近鉄電車。いや、これは阪神電車の車両だ。



八戸ノ里駅から少し南に下って、久しぶりに司馬遼太郎記念館を訪問する。円型の建物と大きな窓が特徴的なお洒落な記念館だ。没後20年以上経つというのに、司馬遼太郎の人気は一向に衰えない。



記念館の横には旧自宅があって、表札は当時のまま残されている。司馬遷に由来するペンネームというのは常識たけど、本名は福田ということを初めて知った。



「東大阪歴史の道」なる案内板がある。およそこの種の文化観光には見向きもしない自治体だと思っていたけど、さすがに最近は力を入れているようだ。



是非とも見たかったのが河内小阪駅前にある「小阪城」。理髪店主が手作りで大阪城を模した2層の城郭を店舗の上に製作していたのが昨年の台風で天守閣が崩壊した。「小坂城落城」のニュースで見た通り、今や小振りの副天守が残るばかりだ。



小阪といえば、スカイドーム小阪も気になるところ。野球場みたいな名前だけど、商店街の中心に設けられた屋根のことらしい。



河内小阪駅から再び西に向かって高架下をテクテクと歩いていく。



おおさか東線と交わる河内永和駅。おそらく元々は先に運開した近鉄が平面を走り、その後開通したおおさか東線(当時は城東貨物線)がその上に高架で開業し、さらに最近近鉄がその上に高架を架けたようだ。



布施駅近くの線路脇にある商店街の名前はポッポアベニュー。おそらく汽車ポッポから名付けられたものだろうが、昔は近鉄奈良線を蒸気機関車が走っていたのだろうか・・・?調べてみたけど判らない・・・。



今里駅手前にある平野川分水路。電車が走っていたら絵になるんだけど、そう上手いタイミングで電車は来ない・・・。



鶴橋駅。狭い路地が縦横無尽に張り巡らされたような商店街だ。



あまりに狭すぎて、途中で引き返す人も多いのだろう。「通れます!」との貼り紙で、お客さんに来てもらえるようアピールしている。



環状線を超えて近鉄電車は千日前通の地下に潜り込む。



大阪上本町駅前にある広場には、格闘技のリングが設置され、選手っぽい人たちも何人か見られる。街頭テレビのプロレスに大勢の人が集まっていたのは60年ほども前のことだろうか。今や生のプロレスが街頭まで出張ってくる時代になったようだ。



近鉄日本橋駅近くにある黒門市場。中国人観光客が多いことは判ってはいたけど、なんと北入口付近はドラッグストアばかりになっている。「マツモトキヨシ」は「松本清」、ダイコクは「大黒薬牧店」と言った具合に店名も中国語表記になっている。アーケードに吊られたクエもビックリしていることだろう。



東花園、近鉄難波の両駅でスタンプを押印。7つ中6つのスタンプを押し終えた訳だが、イマイチ色目が悪い・・・。最後の尼崎駅のスタンプに期待だ。



今日の歩行軌跡。約15km。最近は平地でも15kmくらいがほぼ限界だと感じるようになった。