山陽電車「さくらとおでかけスタンプラリー」(飾磨~姫路+垂水)

2018年8月26日(日) ①


山陽電車で開催中の「さくらとおでかけスタンプラリー」に出掛ける。先日は、西代駅、板宿駅と歩いたものの、降雨のため、垂水駅にたどり着くことができず、全5つのうち2つのスタンプを獲得したに留まったが、今日は歩いて姫路地区の2つのスタンプゲットゲットしたい。



JRで姫路までやってきた。山陽姫路駅は目の前。大通りの向こうに国宝姫路城が見える。




事前にHPを調べていたところ、姫路駅のスタンプは改札内とあったのに、改札外にある。あれ~っ、とは思ったが、とにかく押印し、飾磨駅まで電車で移動すると、こちらは改札内にスタンプ台があった。




所定のスタンプは押し終えたが、これで帰る訳にも行かず、再び姫路駅に今度は歩いて戻ることにする。既に歩きつくした感のある旧飾磨街道を行く。



これまで見落としていたが、「名勝清水薬師井戸之址」と書かれた石碑がある。よく見れば、この辺りって清水という町名だ。清水って、どっかで聞いたような気がしたが、思い出せず、とりあえず写真を撮って先に進む。



古い石碑も見られるが、最近は新しい石碑なども立てて、旧街道の雰囲気を出そうとしているようだ。これは「御旅所跡」。清水の井もそうだが、石碑だけではなくて、何か説明板のようなものがほしいんだようなぁ・・・。



姫路を代表する日本酒メーカー「灘菊」に立ち寄る。古い酒造設備なども残されていて、見どころは多いところだ。



灘菊酒造の駐車場には、大きな酒甕を逆さに用いた「黒田官兵衛筆頭家老、栗山善助屋敷跡」の記念碑がある。有岡城に幽閉された官兵衛を救出するなど、幾多の功名をあげ、終には黒田藩で2万石を与えられるまでになっている。



期せずして、灘菊の敷地内で「万葉の清水」の説明板を発見。そうか、清水って、このあたりの酒造に使われた名水なのだ。



灘菊のトイレ。とてもレトロな雰囲気だ。



釜場、中蔵、西蔵、東蔵、南蔵・・・と、古い酒蔵がズラリと並んでいる。食事処やお土産売り場も充実していて、結構長い時間楽しめる。



灘菊酒造を出て、さらに北に歩いていく。手柄山の回転展望台が見える。近年老朽化が進み、改築費用も嵩むことから、撤去すると決めたはずが、地元の猛反対で一転モニュメントとして存続させるとなったと聞くが、それでも結構お金が要りそうだ。ロサンゼルス空港の管制塔をモデルに設計されたと聞くが、確かに残しておきたくなる建造物だ。



JR姫路駅南口。以前は姫路城に面した北口に比べて殺風景なところだったが、どんどんと整備が進んでいる。



噂には聞いていたが、駅北口に灘のけんか祭を図柄化した、マンホールのようなものがある。実際はマンホールとしての機能はなく、歩道に貼り付けているだけで、サイズも通常のものより随分大きい。マンホールに興味を持ち始めてから10年近く経つが、以前は嫌悪設備だったマンホールのステイタスは随分と上がったものだ。




飾磨~姫路は5kmも無いがこれでウォーキング終了。最近同じ言い訳ばかりをしているが、暑くてあまり歩く気にならない。JRで垂水まで移動し、山陽電車垂水駅で最後のスタンプをゲットする。



さらに、山陽電車で西代駅まで移動して、ゴール。と思っていたのだが、先日西代駅に来た時には改札内にあったゴールデスクが改札外になっている。一体どういうことかは判らないが、仕方ない。ここまで来れば用事もないが西代で改札を出るしかない。



スタンプは、それぞれ漫画のキャラクターのようだ。キレイなスタンプだが、それぞれのキャラクターは全く知らない・・・。



コンプリートのご褒美は、山陽電車のノート。ピンク色の可愛いものだ。