2013年8月19日(月)
旅もいよいよ最終日。今日も相変わらず酷暑になりそうだが、昨日、通過した水戸市内で、水戸黄門の銅像巡りをする。水戸駅前の歩道橋の上に、黄門様、助さん・格さんの銅像がある。虚構だろうが、何だろうが、やはり水戸といえば、この3人組だ。
水戸駅の北口から程近いところに、水戸光圀の生誕地がある。神社が祀られていて、その名もズバリ「水戸黄門神社」。かつては水戸城の三の丸だった所のようだ。
水戸黄門神社の傍には、やはり水戸黄門の銅像。水戸城の模型らしきものと並んで設置されている。
街灯には、徳川家の葵紋と、黄門様のイラストが描かれている。
続いて、水戸市役所へ。ここにも黄門様の銅像があると聞いてやってきたが、何と改装中で、立ち入りできない。簡易な仮設建屋で市役所業務は行っているようだが、いかにも手狭な執務スペースで、場所を取る黄門様の銅像が移設されているとは思えない。
水戸市内をせっせと歩いて、黄門様の銅像を捜し歩いたが、とにかく暑い。汗が噴き出す。街中には、冷たい水を無料サービスしている店舗も見られた。社会のニーズを良く反映した、新しい形の社会貢献活動といえる。
水戸の中心部を流れる桜川。県庁所在地の中心を流れる川とは思えないほど、とても緑が豊かで、閑静で美しい川だ。黒鳥が泳ぎ、偕楽園から那珂川に至る河原には、桜の木が植樹されている。春には、素晴らしい花景色が楽しめそうなところだ。
水戸市から、鹿島灘に沿って南下。海を眺めながら、快適なドライブが楽しめた。鹿嶋市民が熱烈に応援しているアントラーズの本拠地、鹿島サッカースタジアムを通過する。
鹿島神宮に参拝。東国では最も歴史ある神社とも聞く。古くから大和朝廷の蝦夷に対しての前線基地的な役割を果たしていたらしい。
鹿島神宮は武神を祀った神社とのことだが、そのせいか、鹿嶋では剣術が盛んな土地だったらしい。剣聖とも称される剣豪塚原卜伝もこの地の出身で、鹿島神宮の近くに立派な銅像が建立されている。お墓もこの近くにあるようだ。
この旅の最後の訪問地は、水郷で知られる潮来。十二橋めぐりと呼ばれる船での観光が有名なところ。他府県ナンバーの車を見ると、係のおばさんが仕切りに旗を振って呼び込んでいるが、暑さのせいか、さっぱりお客さんはいないようだ。
橋幸夫の「潮来笠」の中に登場する、「潮来の伊太郎」の銅像がある。傍らには、聞きたい橋幸夫の歌を選ぶことができるスイッチがある。「潮来笠」だけでなく、「メキシカンロック」や、NHK朝ドラの挿入歌にもなっている、吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」もある。
水路には美しい橋が架けられている。周囲にはアヤメが群生している。
3泊4日の旅を終え、成田空港から帰阪。北関東3県を4日で回りきるというのは、欲張り過ぎだった。もう2日は欲しかった・・・。
疲れたけれど、とても楽しく充実した旅行だった。明日から仕事・・・。