神谷町~京橋駅(冬の煌めきスタンプラリー東京編)

2019年1月25日(金)


東京・大阪の2都市を跨いで開催されている「冬の煌めきスタンプラリー」。今日は出張帰りの時間を利用して東京編をやっつけてしまおう。



東京出張のたび、行政や電力・ガス・通信・鉄道など、広告主が異なるため、大阪では見かけないポスター類が多く見られるのがとても新鮮だ。



仕事を終えたのが芝公園のあたり。港区立御成門小学校の前に、学校の由来の説明板がある。都市化が進む一方で居住者が減り、6校もの小学校が順次統合されて今の御成門小学校となったようだ。しかも調べてみると御成門小学校の児童数は1学年60人程度でしかない。



芝給水所。風格を感じる煉瓦造りの構築物だけに、史跡の一種かと思ったが、今も8万m3を貯水し、緊急時の配水施設として重要な役割を果たしているようだ。貯水槽上部が広い公園として整備されているのが、まとまった土地が少ない東京らしい。



東京タワーをバックにして、大きな纏が立っている。表札を見ると日本鳶工業連合会のビルらしい。纏とは元は戦国時代の馬印だったように思うが、その後大名火消、町火消、そして鳶職人へと受け継がれていったようだ。



神谷町駅に到着し、いよいよスタンプラリーの開始。いかにもサラリーマン風の男性が丁寧にスタンプを押している。この種のイベントの参加者は圧倒的に子供を中心とした若年層が多いだけに、同輩が東京でも発見できて嬉しく思う。



あとはお気楽ウォーキング。東京駅から帰阪する前に、二重橋前と京橋の2つのスタンプを取ればいい。できるだけ行ったことの無い道を行くべく、愛宕山方面に向かう。もちろんトンネルを通過するのではなく、愛宕山に登ってみよう。



愛宕山の上にNHKの放送博物館がある。1925年、東京・大阪・名古屋で争うよう放送局が設立されたが、僅かな差で日本のラジオ放送は愛宕山が先発。かつては周囲を見下ろす高地だったのだろうが、今や山上の4階建の旧放送局を凌駕する超高層ビルに取り囲まれている。



愛宕神社に向かう。ランニング禁止の注意書きが目につく。



愛宕神社境内。西郷隆盛・勝海舟の顔出し看板がある。ここが、江戸無血開城に向けての会談が行われたところだ。江戸の町を見渡せるこの山からの眺望が、会談の結論に多少なりとも影響したのではないかと想像する。



「桜田烈士愛宕山遺跡碑」と書かれた石碑がある。これでは判りにくいが、桜田門外の変で、大老井伊直弼襲撃のために水戸脱藩浪士らが集合したのがこの地と伝わっているようだ。



京都愛宕山が本社のはずだが、巴紋ではなく葵紋が賽銭箱などに見られる。家康の命で創建されるなど幕府との密接な関係だったことが窺い知れる。注目すべきは、賽銭箱の上にある小箱。写真ではうまく映っていないが、外国のコイン専用の賽銭箱だ。



寄進者のなかには、海外の方の名前が随分と多い。便利な場所にあるとはいえ、ここまで外国人比率が高い神社も珍しいように思う。



愛宕神社の正面にある通称「出世の石段」。上から見下ろすととんでも無い角度だ。手摺無しに降りることはできない。讃岐高松藩の間垣兵九郎が、乗馬でこの石段を上り下りしたことでも知られる。



日比谷公園にある憲政記念館。かつて国内唯一のコンサートホールだったり、社会党の浅沼委員長が刺殺されたり、数々の事件の舞台になってきたところだけど、長らく閉館しているようだ。今後どうするのだろうか?



日比谷公園。東京のど真ん中にあって、とても広々としている。



日比谷公園の脇、帝国ホテルの前に、立派な胸像がある。ホセ・リサール博士って誰だ?調べてみると、フィリピンの独立運動に取り組んだ医師で、国民的な英雄なんだそうだ。欧米の歴史は多少通じていても、アジアの国の歴史にはとんと疎いことに恥ずかしい思いをする。



公園の端に「日比谷見附跡」というのがある。要するに見張り所とか検問所のようなところだ。江戸城を取り囲んで、このような見附が36もあったらしい。



以前は江戸城、今は皇居、の内堀を横目に二重橋前駅を目指す。



二重橋前駅にいつの間にやら<丸の内>という副駅名が付けられている。東京を代表するオフィス街「丸の内」という駅が無かったのも今更ながら不思議だが、「丸ノ内」線の「ノ」とは異なり、「の」を使っているのも不思議だ。



東京駅の南に「はとバス」の乗り場がある。毎日何十ものツアーがここから出ているようだ。かつては田舎からの「お上りさん」御用達の芋臭いバスだったものが、今は2階建のオープンバスが中心になっていて、随分と垢抜けたものに変身している。



3つめのスタンプポイント、京橋駅。東京のアチコチの地下鉄駅同様、ここでも大規模な工事が行われている。東京オリンピックに向けての改装に違いない。



ゴール地点は、京橋駅に直結した中央区観光情報センター。江戸風の色彩や図柄で内装を施し、区内だけでなく都内各地の観光マップなども、ドッサリ設置されている。五輪グッズなど、お土産も多数取り揃えている。



大阪・東京各3個所のスタンプをコンプリート。大阪同様、東京でも記念品のハンカチを頂戴した。同じような色・図柄だが、デザインは少々異なる。6つのスタンプを新幹線の切符とともに写真を撮って送付すれば、運が良ければ何か貰えるようだ。



歩行記録。実質5~6kmの軽いウォーキングだった。