2019年8月12日(月)
メチャクチャ暑い。ということで、途中でギブアップすることが容易な鉄道沿線ウォーキングに出かけることにする。西神中央駅から神戸地下鉄西神山手線に沿って、できれば新長田あたりまで歩いてみたい。近道をせずに、全駅に立ち寄っていくとなると20km近い距離になる。
西神中央公園のエントランスには、埴輪などのオブジェが多数並んでいる。公園内に神戸市埋蔵文化センターがあるからだろう。ニュータウン開発の際に、出てきた遺跡の埋蔵物を保管・展示する施設は、他のニュータウンでもよく見られることだ。
広々とした自動車道に申し訳程度に供えられた狭い歩道を、車におびえながら歩いていくしかない。
車なら気にもならないことだけど、道は上ったり下ったりを繰り返す。苛酷ともいえる陽射しを避ける木陰もない。早くも嫌気がさしてきた。
駅前は賑やかだけど、駅と駅の間は、山林や農地が広がるばかり。寄り道をしていくようなところも見当たらない。
西神南駅。いかにも近代的な駅舎で、施設に過不足もないけど、面白みもない・・・。
西神南を出ると地下鉄(といっても、このあたりは地上線が続いているのだけ)はトンネルに入る。
イヤな予感はしていただけど、ここまで歩いていた自動車道もトンネルに入る。地上なら歩道が無くとも何とか歩いてこれたけど、トンネルに入るのはさすがに躊躇われる。歩行者通行禁止の標識は見当たらないのだけど・・・。
で、結局、地道を歩いてひと山越えていくことになる。大した坂でもないんだけど、暑くて堪らない。自然豊かな地道ではあるんだけど腰を下ろして涼む場所は見当たらない。
玉ねぎを軒先に吊るしている、かつてはよく見かけた農村風景を楽しみながら、歩いて行くんだけど、飲料の自販機が全く見当たらないのは困ったことだ。昔の風景を懐かしみながらも、そこかしこにコンビニや自販機がある近代の利便性を求めている。
不法投棄を目の当たりすると、都市部を離れたウォーキングも一気に興ざめしてしまう。谷合に粗大ごみを平気で投げ捨てていくとは、どういう神経をしているのだろうか。厳罰に処してもらいたいものだ。
わずかな山を超えるのに四苦八苦してしまったが、ようやく伊川谷の町が見えてきた。
で、あっさり伊川谷駅でギブアップ。こんな日は無理するものじゃぁない。それに明日からは、ちょっとしたビッグプロジェクトが始動するのだ。体力は温存しておこう。
歩行距離はわずか5km。本来ならボツネタにしてブログにアップするようなものではないけど、こんなこともあったと記録は残しておこう。