カレーパンスタンプラリー(東大阪)

2019年10月5日(土) ①


東大阪市で、ラグビーワールドカップを記念して「カレーパンスタンプラリー」なるものが開催されている。食べ歩き系のスタンプラリーは歩いた以上にカロリーを摂ってしまうので見送っているんだけど、たまには良かろう。



花園で試合が行う、イタリア、ナミビア、アルゼンチン、トンガ、ジョージア、フィジー、アメリカの7か国に因んだカレーパンが、市内各地のパン屋さんで特別に制作販売されている。



ハウス食品の工場があるとか、カレーパンがラグビーボールに似ているとかで、以前からカレーパンで町おこしを図っているんだけど、東大阪って、さほどパン屋が多いところとは思えない・・・。実際のところ参加店舗は期待していたほどの数がない。



近鉄若江岩田駅からスタート。まずはジョージアとナミビアに因んだカレーパンを販売しているという駅前商店街にあるパン屋さんに向かう。




が、閉まっとるやないか~い。京都で開催されるイベント出店のため、臨時休業になっている。フィジーのカレーパンを販売しているのはこの店だけなのだ。1軒目にして早くも7ヵ国全制覇の野望は断たれてしまった・・・。



2軒目は駅前にあるカフェ併設のパン屋さん。



イタリアに因んだカレーパンということだけど、トマトピザ風だ。コーヒーと一緒に店内でパクつく。



東大阪市って広いんだよね。7ヵ国制覇ができないと判り、目標を見失いそうになりながら、長瀬駅近くにある3軒目のパン屋さんを目指して歩いていく。警察ポスターに天才囲碁棋士といわれる仲邑菫が起用されている。上沼恵美子、山村紅葉、末成由美など、関西の警察って意表を付いた人選をしてくれる。



 近鉄奈良線の高架工事も残工事の段階。工事用の仮設パネルには戦国武将風ラガーが描かれている。



ということで、久々に若江岩田城の址を訪れてみた。今見れば、どうしてこんな平地に城を作ったのかと訝しく感じられるところだけど、当時このあたりは川や沼が複雑に入り組んだ守りに適した地形だったのだろう。



若江城とは全然関係のない大きな石碑が城跡碑の横に建てられているのだけど、不思議なことに、多くの文字がコンクリートで塗りつぶされている。誰かの顕彰碑のようだけど、当該の人名さえ消されている。何か不祥事でも発覚したのだろうか。どうして石碑そのものを撤去しなかったのだろうか。



もはや目的不明の街歩き寸前だ。足取りもどんどん重くなっていく。



1時間以上歩いて、ようやく3軒目のパン屋さんにやってきた。ほとんど大阪市生野区との境界に近いところだ。



このパン屋さんは、アルゼンチン、ナミビア、アメリカ、イタリアの4種のカレーパンを制作販売している。すでにスタンプを獲得しているイタリアも含めて4つのパンを購入してしまう。



お店には、通常販売されている衣をつけて揚げたカレーパンも売られている。こっちの方が旨そうに見える・・・。



最寄りの公園で4つのカレーパンを一気に完食。朝からカレーパン5つを食べたせいか、胸やけがひどく、これ以上歩く気にならなくなる。これだから食べ歩き系スタンプラリーは難しい。結局スタンプ4つ獲得しただけでギブアップ。



当初予定とはまるで違ってしまったけど、胸やけのため午前中で終了。布施駅から帰宅する。



掲載するほどのものではないけど、今日の歩行軌跡。9km歩いたけど、摂取カロリーは大幅に超過している。